釣り船に乗ったときに、隣の釣り客が良い人だとそれだけで楽しい気分を底上げすることがあります。
釣行後も「あの人いい人だったなー」と思い返し、一日をよい気分で終われたり。
今回は、釣り船で好かれる釣り人の要素を紹介します。
①挨拶が明るい
やはり挨拶がきちんとできて、明るい人はそれだけで好印象です。
朝一の「おはようございます!よろしくお願いします」という言葉だけで、もうその人はいい人だなーと思ったり。
その後も、話しやすそうな印象があるので、釣況などをお互いに共有できたりしやすい気がします。
②笑顔
釣り人にとって、釣りは最高の楽しみ。
なので、もう楽しさがにじみ出ているような笑顔の人がいます。
終始やっぱりつまらなそうな顔をしている人よりは、明るく楽しそうな顔をしている方が隣にいた方がいいなーと思いますよね。
③まわりに配慮して行動している
自分の釣りやその準備だけでなく、まわりに配慮して行動している釣り人は好印象ですね。
釣り座に必要なバケツや釣り餌などの道具の準備を積極的に手伝ったり、隣の釣り客が大物をヒットさせたときは、言われなくてもたも網のアシストをかって出てくれるなど。
こういった釣り人は、他の釣り客に好かれているはずです。
④釣況や勘所を適度に共有してくれる
釣り船では、自分だけ釣れたり、という場面が良くあります。
この時、ノウハウを独り占めにしないで、「水深○○mぐらいでアタリがでました」「ゆっくりめにしゃくってきたほうが反応がいいです」というように、勘所を適度に共有してくれる人はいい人だなーと思います。
それで実際に釣れるとお互いうれしいわけです。
⑤ほめてくれる、讃えてくれる
いくつになっても人に褒められるというのはうれしい人が多いのではないでしょうか。
大きな魚を釣った時、細糸でなんとかランディングできたとき。
そんなときに「お!すごいですねー」「これは立派な魚だー!おめでとうございます!」みたいに、他人をほめたり、讃える余裕がある釣り人は、好印象ではないでしょうか。
「それほどでもー」と、口では返しても、内心ルンルンなのが釣り人です。単純ですね。
⑥きちんと謝ることができる
オマツリやその他のトラブルのときに、きちんと「ごめんなさい」「すみません」と、謝ることができる釣り客は好印象ですね。
特にオマツリは、色々な要素が重なって起きることで10:0の過失割合であることは、ほとんどありません。
軋轢を無駄に生まないように、きちんと謝ることができるのは、よい大人の証拠ではないでしょうか。
⑦常連でも威張らない
同じ釣り船に通い続けると、やがては「常連客」になるわけです。
そうなると、いつのまにか姿勢が偉そうになってしまう人もいます。
一方、船宿の常連になっても、新しい釣り客、他の釣り客に威張らず、やさしくふるまう人はいます。
隣でものすごく釣るが、物腰柔らかで、話してみると丁寧にいろいろと教えてくれたり。こういう常連客が多い船宿は、いつになっても客足が途絶えないのでしょう。
まとめ
今回は、釣り船で「好かれる釣り人」を紹介してきました。
多くの人にとって釣りの目的として「人に好かれる」ことは考えていないとは思います。一方、誰しも人に嫌われるよりは、好かれたいのではないでしょうか。好かれないまでも、嫌われないようにしたいと思う心はあるはずです。
茶道に「一期一会」という言葉がありますが、釣り船で隣り合った釣り客との出会いもそうなのかもしれません。
大人になると、本当の友達はできないと言いますが、隣り合った釣り人が最良の友達になることもあるかもしれませんね。