皆さんこんにちは、大井(@KT_Fishing1018)です。
最近夕時は秋の風を感じますね。とはいえまだまだ夏。水分補給を怠らないようにしましょう。
さて、前回のマゴチ釣行からどっぷりとマゴチの魅力にハマってしまいまして、四六時中マゴチのことばっかり考えている日々を送っていました。
すると同じくORETSURIフィールドレポーターの釣人割烹さん(@tsuribitokappou)から「マゴチの荒食いが始まった模様」とお誘い。そりゃ行きます行きますってなったわけです。愛しのマゴチちゃんですもの。
初のハゼエサ、サイマキとの違いは・・・?
だてまき丸船着き場
同行してくださった方は釣人割烹さんと前回のマゴチ船で竿頭だった工藤さん&御友人2人の計5名。今回お邪魔したのは横浜だてまき丸さん。
だてまき丸さんは、ほぼ一年中マゴチ船を出船している船宿です。
8月も中旬を過ぎるとエサがサイマキではなくハゼだそうで、早速前回とは少し違う環境。大丈夫だろうか……。
期待のハゼ5匹。乗船代に5匹分含まれていて、サイマキ同様、以降1匹100円で買う方式。船内で買える
エサがサイマキからハゼに代わると何が変わるのか?
まず針が変わります。
マゴチ針はサイマキ餌用に大振り
サイマキの場合はマゴチ針を使用するわけなんですが、ハゼエサの場合はチヌ針や海津針を用います。
ハゼ餌はチヌ針や海津針が基本
今回は、船宿推奨のチヌ5号と海津14号を使ってみます。
ハゼのつけ方は、上あごにちょんがけです。
サイマキと比べていいなーと思った点はなんと言ってもエサ持ちの良さ。
丁寧に回収すれば、なかなか弱らない印象でした。また、サイマキはエサを付ける際に、脳天の急所を外して刺さなくてはいけないわけで、気を遣ってしまいますが、ハゼは余程深く刺さない限りは急所を刺しません。
一方、海底でのアピール力はサイマキの方が強いのではと思います。
というのも、大きさの面でサイマキに軍配が上がるからです。また、ハゼが動き回った時に来るシグナルがサイマキが跳ねたときほど強くなかった、というかほぼゼロでした。
タックルのせいでもあるとは思うのですが、エサの反応でタナがあっているなーという安心感は持てませんでした。
とはいっても個人的にはハゼエサの方が使いやすいかなーと。
季節にもよりますが、自分で入手することもできるという点でも嬉しいですね。次回から自分で調達しようと思いました。
いざ出船。待ってろマゴチ
船長から一通りレクチャーを受け出船。
竿とリールは前回同様。ロッドはDAIWAのネライX M-180、リールはDAIWAのダイナスター150早技。
ハリスはフロロ5号で最初はチヌ針5号で始めます。
朝ごはんは集中力持続バフを付けるため、もちもちチョコブレッド
最初のポイントは出港してからほど近いポイント。水深8~10mほど。
初めてのエリアなので5~8秒に1回タナをとり、まずは海底の起伏とタナの感覚を覚えます。
すると開始5分ほどで左舷ミヨシにいた釣人割烹さんが一本。
だてまき丸リベンジ・マゴチ@本牧沖。1投目で1本。なかなかないことだ😅 pic.twitter.com/2gtW1b44au
— 釣人割烹 (@tsuribitokappou) August 21, 2020
そこからぽつぽつと船内でマゴチが上がっていく。これは明らかに前回より活性が高いぞ。
そんなこと考えていると私にも待望のアタリ。最初は大切にしたい………。
そういやハゼエサは食い込み悪いみたいだし、じっくり待ち、..グググッッッ!!
今今いまイマイマイマぁぁぁぁぁ!!!!!!!
スポ――――――――――ン
またやってしもうた。朝イチはめっちゃ焦ります。ダメですね。
幸いハゼは丸呑み&吐き出しされたみたいでまだまだ元気。そのまますぐ落としなおします。もしかしたらまだいるかも。
すると同じ奴か別の奴か、タナを合わせた瞬間アタリが。
ふふふ。一度バラせばもう怖いものはない。来いよ……マゴチっっっ!!!!
もそ・・・くん・・・。
来いよぉ。
ククッ・・・もそもそ。
来いよぉぉ。
グンッ!!もそもそ・・・。
引っかからんよそんなんじゃあよお・・・!!!(ここまで30秒)
・・・
・・・
えっ行かないで。
・・・
・・・
・・・
えっ
・・・
ゆっくり竿上げてみよ。
・・・
・・・
グググググッ!!!!!!
イマァァァアァァァァァァッァッァァァ!!!!!!!!!!!
I did it.(やった。)
大きさをはかると52㎝。なかなかの良型。
大きくアワせたせいか一発でハリが伸びてしまいました。
針を海津針に変更したところで船が大きく移動。次のポイントへ。
船内アタリ多め。しかし・・・
ポイント変わって水深7~8m。船内はポツポツとアタリが出てるもよう。
しかしなぜだかなかなか乗らない。
船長が出船前に「今日は初めての人多めだからなぁ~」なんて言っていたのでその影響か・・・?
それから段々とアタリ自体も遠のきはじめ、しばらく誰もアタりなしタイム。
焦っても仕方ないと冷凍した蒟蒻畑をひとつ。最強です。
写真を見ていただければわかるのですが、船長曰く「濁りが入っていないから活性が低い」とのこと。確かに平田さん所有のマゴチスペシャルカラーじゃないなと。
これは、マゴチスペシャルカラーの東京湾
ということで船内沈黙気味。
置き竿の方も増えてきたな。
こんな時こそタナ取りをマメにすれば!!!きっと!!!
タナ取りを気持ちマメにし始め5分ほど粘ると・・・・・・
・・・・クッ
おっ・・・。
・・・
・・・・
・・・
・・・
・・・
・・・スッ(竿を下げる音)
ググググッ!!!!!!!!
おっしゃ!やったんぞ!!!!!!!!
上がってきたのは40㎝前後のマゴチ。サイズダウンとはいえ、渋い中釣ったうれしい一本。
前回1本だったのでこの時点でスコアは2倍。
しかしまだまだ時間はあります。
まだまだいける!!!!!!!!!!
モッタリ根掛かりは軟体貴殿
一本釣ってホクホクしたものの、船内はまだまだアタリが出ない様子。
ここでタイドグラフを見ると丁度潮どまりの時間。なるほど。
ふと左舷トモの方を見ると大きく竿をしならせている!!!船長が見に行くと「キハダだキハダ」と。
え、東京湾でキハダ・・・?
えー、正体はアカエイでした。キハダって・・・。
潮はいい色になり始めているのですが、なかなかアタリが出せず。
だんだん暑さが身に沁み始め集中力バフが切れ始め。
そうなると放置気味になる竿。
それでも何とか立て直してタナをとるとなんかもたれかかる様な反応が。根掛かりか・・・?
にしては変な感じだとゆっくり目に竿を上げると・・・。
あっ動いた!!タコか!?
と巻き上げてる途中にバラシ。たぶんタコだろうな。
すると右舷でタコが上がった様子。
なるほどここにはタコもいるのか。
となると置き竿や長めの放置は根掛かりの危険アリだなと察知し初期の5~8秒のタナ取りに変更。しかしアタリはなく移動。
集中が切れたときはアップルパイのパンで。これがなかなか美味しい。
濁りが入ったら本番。浅くても釣れる、浅い方が釣れる気がする。
ところ変わって水深5m前後。驚きの浅さです。
そして見事なまでにお茶色。期待が高まります。
・・・ゴッ
おっ元気いい奴・・・。
・・・
・・・
あれ
クンクン・・・
元気なくなった。
・・・・ゴゴゴッゴッ!
おっしゃ乗ったぁァァァァ!!!
ってヤバイ!!!どなたかの仕掛けと絡んでる!!!!
船長「先魚上げちゃって!!!!抜き上げな!」
バレるなよぉぉぉぉ!!!!
心の声ダダ洩れで船内へ取り込んだマゴチは50㎝位。
針のチモトをカットして仕掛けをほどいて自分の道糸だけ切れてるのを確認し無事ゲット。
その後、眠気と暑さに負けて2回かけ損ね、沖上がりフィニッシュ。
がんばりました。
マゴチリベンジ成功。しかし勝率5割
今回マゴチと思われるアタリは6回。
アタリがあり掛けたのは3本。マゴチとはドローとなりました。
とはいえ、得たことは色々です。
- ハゼはサイマキより扱いやすい
- 水深よりも潮と濁り
- 水深が浅いときは鬼アワセではなくちょっと強めに煽るだけでよい(船長談)
- 海津針の方が掛けやすい?これは要検証
- ハゼでも食い込みの速さは変わらないような・・・
- タナ取りは誘い。アタリを出したければタナ取り
こんな感じです。海津針の件はあまりに試行回数が少ないので今回は気がする、ということで。
印象としてはまだ爆釣シーズンに入った感じはしませんでした。
また、釣ったマゴチのうち2匹は卵が入っており、うち一匹はだいぶ晩期のような硬めの卵でした。おそらく9月最初の週開けたあたりから荒食いが始まるのでは・・・?という感じです。エリアにもよるとは思いますが。
マゴチは熟成してゆっくりいただきたいと思います。
さて、次はいつ行けるかな。今からワクワクです。
それではまた。