タチウオは釣って面白く、食べても旨いぜってことで、釣り界隈でもかなり人気な魚種ですね。
ウェブサイトを運営していると検索数からもよくわかります。タチウオの釣り方や太刀魚料理レシピなどは、かなりアクセスが多いんです。
それと、メーカーによるタチウオ界隈への注力具合をみても人気なのがよくわかりますね。
特に「テンタチ」とも呼ばれる「テンヤタチウオ」は、もともと関西で人気でしたが、2020年に東京湾でも「わお!ドラゴンがバンバン釣れる!」ってな具合に大ブレイクしました。
これも船宿の協力はありつつも、メーカー側が仕掛けたわけです。
さて、そんなタチウオなんですが、夏秋に釣れた大型のメスはほぼ抱卵しています。
その卵をみんなどうやって食べているか?
これはたぶん第一位=甘辛煮なんだと思います。でも、甘辛煮を延々と食べるのもなー、飽きるから、明太子風にしちゃえばいいんじゃない?冷凍もできるし!っていうのが、「辛子太刀明太」という提案でした。
この記事は人気だったようで、つくってみた方もいるようです。なにより。
今回は、その「辛子太刀明太子」を活用した明太パスタづくりです。
作り方自体は「o/sioの明太子パスタ」を参考にしています。
パスタソースをフライパン内ではなくボールで和えるので、大き目のボールを用意しておきましょう。
まず「辛子太刀明太子」でパスタソースをつくる
まずはパスタソースから。
o/sioの明太子パスタは、ガーリックオイルとチップが使われているんですが、今回はつかっていません。
つかったほうがコクが出るので、ニオイを気にしなくていい日はつかいましょう。
実際あれはめちゃ旨い。
まず、用意するのは太刀明太です。
あらかじめ釣って仕込んでおきましょう。加工目的で塩辛く仕込んでおけば冷蔵で意外と長持ちするはず。
▼作り方は以下の記事で。
辛子太刀明太を裏ごし。
皮はあとで、ソースにいれてしまってもよいと思います。
次に以下の調味料を大き目のボールで配合。
塩分は辛子太刀明太の漬け込み具合が各自違うのと、ゆで汁に塩を入れるか&その濃さによって変動してくるので省きます。
塩分はあとあとクレージーソルトで調整すると楽です。
- 辛子太刀明太子
- バター
- 生クリーム少々(バター&牛乳でも可)
- オリーブオイル
- 黒コショウ
- 柚子皮&唐辛子(辛子太刀明太子と漬け込んでおいたもの)
- 柚子胡椒(これはいいやつを。フンドーキンが手に入れやすくておすすめ)
- クレイジーソルト
- 刻みイタリアパセリ(今回入れてない)
- ガーリックオイル(今回入れてない)
- ガーリックチップ(今回入れてない)
つぶつぶ、こくまろ。
あとは、調味料を混ぜ合わせておく。
バターはゆで上げパスタを投入すれば勝手に溶けますが、ボールをパスタ鍋の上で温めながらなじませてしまうのよいと思います。よしなに。
あとは、ゆで上げパスタとゆで汁をボールに投入してソースと和えて乳化させる。
盛り付け。
ゆで汁をいれることで、ソースの水分量が多くなり、盛り付け時にもそれっぽくなりますね。
あと、パルメザンチーズを粉雪のようにかましておくのもよいです。
今回イタリアンパセリは飾りとしてつかっているんですが、刻んでソースにいれたほうが香りはでます。
さて、味は。
もう、旨いに決まってんだろ!
(なんでんかんでん社長)状態です。
このネタはマネーの虎をみてないとわからないんですが、YouTubeなどにあがっている、ラーメン店を開きたい志願者の回をみていただければと!
ガーリック成分をいれてないので、意外と後味さっぱり。
まとめ
スケトウダラの辛子明太子とタチウオの辛子明太子なんですが、そんなに味はかわりません。
厳密にいえば、つぶの大きさや、ひと腹のサイズ感などあるとは思うんですが。
薄々みんな知っている通り、明太子のうまみは、ほぼダシ系の味ですしね。自然にダシを重ねているか、熟成がしっかりしているかの味わいなんだと思います。
今後、東京湾においてもタチウオの資源量が減少していくんじゃないかなと思うんですが、そうなったら、遊漁の自主規制などもはじまるのでしょう。
それまで、ドラゴンタチウオを釣っては真子を持て余しているのであれば、太刀明太にして、冷凍しておきましょう。
解凍すれば、いろいろ活用できるから重宝しますよ。
ぜひやってみてください。
ではでは。
平田(@tsuyoshi_hirata)