こんにちは。青山と申します。日頃はカノープスという人材紹介会社を経営しております。「転職しようかなー、でも、まずはキャリアについて相談したいなー」という方、ぜひお気軽にご相談ください。アイスコーヒーでも飲みながらゆっくり話しましょう。
釣り好きな方は、さらに釣りの話でもw
cano-pus.com私は長野県出身なのですが、釣りといえば虹鱒の養殖場にイクラを餌に竿を出して、管理人のおじさんにこっぴどく怒られた小学生の頃以来30年の月日がたちました。
昨年、ORETSURI の平田さんに誘ってもらってから、一気に熱が上がりました。ちょうどその時から一年。まだまだ初心者です。
初心者ですが、小学生の息子と高校生の娘を持つ身。
今後、世のお父さん方(主に東京近郊在住の)が、父の威厳を取り戻せるような釣行を紹介していきたいと思います。
私が紹介するのは基本的に
- 電車で行けること(釣り中もルービーが飲めますしねw)
- 道具が安い(お小遣いに影響しない)
- 割と釣れる(初心者の私でも釣れたもの)
- 食べられる(食育もできてママも万歳)
ものです。
自宅近くの多摩川へ
今回は、都心から特快で30分。立川にある(正確には立川と昭島市と日野市の間くらい)、立日橋にやってきました。
※単純に私の家が近いんですw
時刻は8:00AM。既に暑い。アクセスはJR立川駅からモノレールで一駅の柴崎体育館前。駅から徒歩10分ほどで、立日橋があります。川に降りるのに、ちょっと迷いますが、橋を渡らず脇道から多摩川に降りましょう。
いましたいました。ブラックバス狙いのお兄さんたちが何名か。
夜はナマズなども釣れるようですね。
ほかに、ご家族、お爺さんと何組か既に場所をとっています。
あとポケモンをゴーしてる方も数名。
でも私の狙いはベテラン向けのブラックバスでもポケモンでもありません。
オイカワGOです。
オイカワの釣り方
オイカワは属名ザコ(Zacco platypus)という可哀想な名前ですが、夏場は繁殖のため、雄は美しい青色に輝きます。当たりやすいのはメスですが、ビビビッっと小気味良い引きが味わえます。
そして、何より
食べられる。
唐揚げや天ぷらなんにでもなります。
夏のご馳走とも言えるオイカワ。季節を味わうってよいですね。
釣りやすさも含め、夏休みの自由研究にはもってこいです。
※基本的に年中釣れる魚です。
まずは2.7mの、のべ竿(上州屋で1500円)に、ダイソーで買った1号(4ポンドクラス)のナイロン糸、ウキ、サルカン、4号のハエ針で橋下で糸を垂らします。
※ハエはオイカワのことだだったと思います。蠅じゃないですよ。魚は地域によって呼び方が違ったりします。
通販でそろえる場合は、以下を参考に。
↓ラインはリールにも使える海平ナイロン1号でもよいです。大容量500メートル巻で安い。ちなみに、海平ナイロンはORETSURI推奨ラインらしいです。平田さんが言ってました。安くてしっかりしていると。
餌は白サシ(これは実は蠅の子ですが、くれぐれも家族には内緒ですよw)か、細かく切ったキジ(ミミズです)が良いでしょう。
これは適当に都合をつけて、上州屋などで仕事の合間にでも購入してください。
営業マンの方は、営業ついでにどうぞ。
※白サシはほっとくと、さなぎ→成虫になってエグいことになるので気をつけましょう。残って困ったら川に流して魚の生育に貢献しましょう。河原にまくのでもいいですが、私は残ると海や川に戻す派です。
※キジは河原周辺の湿った植え込みなどを少し掘り起こすと確保できたりします。スコップ推奨です。
※残った餌を冷蔵庫に無断で入れたりすると、あとで家族の悲鳴を聞くことになります。許可をとりましょう。隠匿が露見した罪は重いです。口をきいてもらえないとか。。。
コストはそうですね、、初期投資含め3000円から4000円で充分です。
ダイソーの釣り具なども駆使すればもっと安くあがります。
お財布にも優しいオイカワ。
オイカワLOVE。
多摩川オイカワ実釣!
さて、実釣です。
糸を垂らして30分。
釣れません。
60分。
はー、釣れません。
……
あら?
どうも周りも釣れていない様子。水温高くてだめなのでしょうか?
炎天下、橋の下の日陰から出るのは億劫でしたが、場所を少しだけ上流へ。
ちょうど残堀川と多摩川がぶつかるあたりでしょうか?
なんだか水の透明度が上がりました。
30分。
釣れず…
だめか。もうだめなのか?
と、ここで父の威厳を保つための秘密兵器の登場です!
とりゃーオランダ釣りセット!
オランダ釣りとは、海でいうところのサビキ釣りみたいなもので、何本も付いた針の先端に小さなカゴが付いています。
餌はこんなの↓
これを釣竿に装着。カゴには水で練った撒餌を詰めて、上流へ。
※コスト1000円くらいオンしてください。
写真が撮れなかったのでこんな感じです↓
この絵には一点間違えがあります。
さて、なんでしょう!?
って、「竿」を「笠」と間違えて書いてしまいましたよ。。。
さて、ホイとカゴを投げてみて、連なる糸を下流に、、、と、5秒。
キター!
釣れましたー。オイカワ。
写真は婚姻色の綺麗な雄です。
当日写真を撮り忘れたので以前に釣ったものですいません。ぽんぽんと面白いように釣れます。雌は割と地味です。
オランダ釣りはもはや釣りというより漁に近いですが、なんであれ釣れるのは楽しいですよ。
※ちなみに多摩川でのオイカワ釣りは500円の漁協券が必要です。コンビニでも買えますが、現地で組合のおじさんに支払うでも可です。
とはいえ、さすがに普通の釣りでも成果を出さなくてはと思い、10匹ほど釣ってから、餌に切り替えたところ、小さなブラックバスがかかりました。
小さいですが、小気味好く引きが楽しめますね(はじめてバスを釣りました)。ブラックバスファンが多いのも分かった気がします。
12時納竿。
多摩川のオイカワを食べてみる
持ち帰ったオイカワは唐揚げも良いですが、今回は新しい食べ方をしてみたいという欲が出て、甘露煮にしてみることにしました。
作り方はググればたくさん出てきます。
捌き方はたくさんありますが、今回は簡単に。
- うろこはお家にある包丁を逆刃にゴリゴリやれば取れます(逆刃でないと、切れ味が悪くなるでしょ!と奥さんに怒られる恐れがあるので注意。余裕あればうろこ取りを買いましょう)。
- キッチンバサミでお尻から顎まで切り込みを入れて腹わたを抜きます。
- 流水で洗って水気をキッチンペーパーで取ります。
- .軽く焼き目を入れます(ちょっと焼きすぎた)。これを一晩日光に当てたり、網にいれて放置。水分を飛ばします。ダイソーなどで野菜干しカゴなどが売っているのでそれが良いでしょう。
- お茶か番茶を鍋かフライパンに浸して、梅干し、生姜入れて1時間くらいコトコト煮込みます。
- 一旦お茶を捨てたら、水を再びオイカワが浸るくらい入れて、砂糖を水の20%入れて、水分減るまで煮込みます(この辺りから適当になってきます)
- 再び砂糖20%、酒20%、みりん20%、醤油20%で水気がなくなるまで煮込みます。
で、出来上がり。
軽く焼き目をいれる
オイカワの甘露煮できあがり
砂糖を結構入れたつもりですが、それほど甘くなく、なかなか難しいもんですね。
一晩おいたら風味が増したような気がします。ビールに合いますよ。
もっと簡単にいくなら3までは同じで、そのまま油に入れれば素揚げで美味しく食べることができます(お子様には素揚げが良いかもしれません)。
自分の釣った魚を食べるといつも食べている魚もより美味しく感じられるもの。
奥様やお子さんを巻き込んで釣りにいきましょう。
以上、夏のオイカワ釣りでした。
青山