皆さんこんにちは、大井です。
もう間もなくで2020年も終わりですね。未曽有の事態で「時が例年よりも早く進んだ気がしてならないなー」という印象です。
とはいえ、たくさん釣りに行ったなと。なんだかんだで楽しんだなと。
釣魚のアラが大量に出土
そんなことを思いながら冷凍庫からアジの干物を引っ張り出そうとしたんですね。と、「いつかきっと」的に使おうとしていた「釣魚のアラ」がわんさか出土。
あ~、今年のアラは今年消費したいな。というわけで、全部使って鍋にしました。
「忘年アラ炊き鍋」で今年の釣りを振り返る
山盛りのアラ。釣り人ならではな現象
さて、とりあえずどんな魚がいるのかな?
と、解凍。
ORETSURI忘年カワハギバトルのカワハギと、直近釣ったイナダはとりあえずわかるのですが、その下にも何やら埋まっていますね。
一番多いのはアジ。次いでタチウオ。
タチウオの釣行回数はそんな多くないのですが、ハイシーズンに釣りにいけば本数が増えてるのがこの魚の強みですね。釣りすぎてそれが仇なることもあるのですが。
・・・と、一際大きいタチウオのお頭が。これは鴨井大室五郎丸さんで釣ったドラゴンですね。
こいつ、通常性能の両軸リールとは言えフルドラグをぎゅんぎゅん出したんですよ。
あ~、あの日は豪雨で釣友の皆さんと笑いながらタチウオやって・・・。楽しかったなぁ。
なんてこと考えながら解凍完了。
事前に昆布を入れた鍋にアラを入れ、そこに酒と生姜、長ネギの頭(青い部分)、塩を少々入れ、沸騰する直前まで強火、その後中~弱火で炊きます。あく抜きは徹底しましょう。
豆アジが一匹丸ごと入ってた・・・
で、炊くこと1時間。
ふむふむいい感じに出汁に色着いたぞ。ちょっと一口。
・・・・・・・
ふおぉ。
今年の味がする。
香りが飛ばぬうちに野菜を投入。今回はネギ、春菊、白菜、ニンジン、しめじを入れました。
そして贅沢にも牡蠣と自家製アジのつみれも投入。
これは勝ったな。
最後に味噌を加えて完成。
それではいただきます。
ズッ・・・・・・・・。
ブワッ!と押し寄せる超・海鮮。
野菜に染みた旨味と潮の香り。
アツアツの牡蠣とつみれ。
ああ~~・・・年末・・・。
ってことで、冷凍庫に余裕がある方、来年ぜひお試しください。
まとめ
今回は冷凍庫にあったアラをすべて使い鍋にしました。
冷凍焼けが怖かったものの、そんな感じは一切せず、臭みもなくいいだしが出ました。
本来であればマゴチや真鯛などもあったのですが、意外と釣ったその日に消費してしまうもので、今後は少しとっておこうと思った次第です。まあそんなに数が釣れるほどの腕が今年はなかったんだなと。
また、アジやイナダ、サバは大量に確保できる反面、出汁の癖が強く青物らしいパンチの効いた感じになったなと。来年はそういった種類に分けて取ってみるのも面白いかなと思いました。
保存方法も単に冷凍するのではなく、グリルで焼き目を付けたのちカラッカラに乾燥させた状態で保存しるのもアリかなと。いろいろやりたいことが膨らみますね。おでんとかも作りたい。
さて、ORETSURIを通して今年も多くの方々にお会いできした。
釣りに料理に、素敵な一年。
来年も細々とフィールドレポーターを続けていくので、お暇なとき、コーヒー片手に読んでいただけると幸いです。
それではこの辺で。よいお年を。