令和竹岡合戦!ORETSURI忘年カワハギバトル2020イベントレポート

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大型のカワハギ
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12月12日に「ORETSURI忘年カワハギバトル2020」と題して、船カワハギイベントを開催しました。

やはり人気の釣り物とあって、参加者はORETSURIの釣りイベントとしては最大の40名。

ORETSURIでは、地引網では120名ぐらいまで運営してみたことがあるのですが、やっぱり釣りイベントとなると勝手が異なるもんですね。

とはいえ、大きな混乱もなく、無事閉幕。

このあたりは、あらかじめお任せしていたリーダー・サブリーダーや参加者のみなさんのおかげですね。

ということで、イベント当日の様子を紹介します。

ORETSURIイベントにいつか参加してみたいな。でもちょっとイメージがわからないという人の参考になればよいなと思ってます。

目次

紅白カワハギ釣り合戦として実施

おもえば毎年末にカワハギ釣りイベントを開催しているんですが、今年で3回目になりました。

もともと釣って料理して食べるという「リストランテORETSURI」としての開催だったんですが、コロナもあり今回は釣りのみに。

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そこで、なにか面白いことができないかなーと、今年は2隻対抗戦にすることに。

そう、「紅白」にわかれて釣りバトルをしたわけです。

もうね、NHKも紅白釣合戦をやればよいと思うんです。民放でもいいけど。

今回の目標設定としては「怪我やトラブル無く楽しく閉幕する」としました。竿頭とかどうでもいいんですよ。うそだけど。

カワハギ釣りにおいて、釣技はサイズよりも数で問われることがほとんど。

とはいえ、あんまりガチンコになってしまうと、らしさが失われるので、サイズ賞やラッキー賞的なものも設けました。

賞品として9つもうけたんですが、数の上位3名、サイズの上位3名に加えて、勝ち船賞ということで、全体釣果で勝利した船の将が2回くじを引き、出てきた数字の釣り座の人が賞品をもらえちゃうというランダム性。

それと、敗けた船の将も夜寝る前に枕を涙で濡らすというわけではなく、1回くじをひけて、同様に、誰かが賞品をもらえてしまうというやさしさ。

実釣の様子と勝敗のゆくえ

ダイジェストでお送りします。

出船は乗合船が出た頃合いの7時40分頃。

左が紅組、右が白組です。

それぞれ20名ずつ。平田総研にて、全体の釣力を事前に分析したところ、白組が優勢という下馬評。

さて、どうなることやら。

出船前に、白組船長がはるとくんと知り、「今日は船が違うから煽られなくてよかった。わはは」といったら、「平田さんはきっと竿頭なんだろうなー!」とあおられ。

ともだって千葉竹岡沖へ。

金沢八景からはだいたい40分の航程。

なんだかナナフシみたいに伸びている人がいますね。はい、わたしです。

わたしは紅組リーダーとして、左舷2番目に。

上がりまでは上げ潮で、北風微風なので、ミヨシ側優勢の日だった模様。

一方、潮自体は終日緩め。

いわゆる「潮流れず○○」というアレです。

浅場ではところどころワッペンクラスから中型までのたまりを感じられたものの、それ以外ではかすかに当たる程度。

アタリの出し方は人それぞれだったものの、全体的にゼロテンで待ちを長めにして確実にアタリをとっていた人や、思い切って集魚板や中オモリで沈めてタイム釣りをしていた人が数を伸ばしていました。

竹岡沖へ到着。

水深20前後の浅場からスタート。

この浅場は最初ほぼアタリがでないものの、9時頃からアタリが連発する場所があり、途中経過では紅組リード。いいぞいいぞ。

この、ほなみさんが右隣でコンスタントに釣る。

で、けっこうプレッシャーをかけられましたね。

で、どうやって釣っているか観察し、ヒアリングしつつ、わたしも徐々に釣ったり。

こちら僚船。

もともとデカめのアサリを小さくするためにかなり締めていたんですが、ちょっと集魚力を上げるために、「南斗浅蜊塩水」を追加。

この締めすぎ浅蜊なんですが、フッキングしづらく苦労しました。

3本のうち1個だけ硬餌として寄せに徹するのはありだと思うんですが、全部固いとフッキングしないという。

で、最初は投げて釣っていたものの、これは、丁寧に船下をやったほうが釣れるだろうな。渋いしと船下を丁寧にやると。

今日イチの引き。

滑り出るバルケッタのドラグ。

大勝利の予感。

あ、尺、はないかもだけど、デカイ。これを獲れば・・・。

れば。

だいたい、タラレバを口にする人間はだめですよ。ほんと。

ほらね。

油断してダイワのワイドフック系でやっていたら伸ばされたという。

同じハゲ針でもパワー系でやればよかったなと。

いつも油断しちゃうんですよね。

でかいのをばらしてから気づく。

ここから俺は尺カワハギ以外眼中にないと、パワー系の太針でやっていると、まわりでは細軸で釣れていくという。

え、やっぱりそっちか。

ちょっと2枚とかでフィニッシュはきついから、やっぱりダイワスピード7号とかにしちゃおうかな、とか。

だいたいこういう周りに流される人間はだめです。よくない。

右舷。

ミヨシから2番手はjomoさん。

この男がやけに釣りながら、「このアタリはメタリアの穂先じゃないと獲れないと思います」「宙釣りが効果的」「宙釣りしてから底で30秒ぐらい待った方がいい」とか好き勝手いってたんですね。

メタリアがうんぬんとかいったときには、「しずかにしろ」とは思いましたが、わたしももう40を手前にしているので、あははあはは、そういうもんかなってな具合に受け流したわけです。

jomoさんは、味覚アピール用のイワイソとアルゼンチン赤えび、濁り用の青イソを持ち込み、色々試してアタリエサを見つけ出したのだそうで。

あとは全体的にみて、8:2の穂先がやわめの竿のほうが、この食い込みにくいコンディションにはよかったんじゃないかなと思います。

調子にのってむいてきたアサリを塩締めしすぎたわたしの場合はなおさらですね。

浅場の船団からはなれて深場にかける紅組

紅組船長のまなかさんは、11時頃から深場選択。

水深40mぐらいの航路ですね。

これが功を奏して紅組圧勝か。そう思ったら、深場で上げ潮流れずで、本命のアタリがほぼ出ない状態。

そのまま14時沖上がりでした。

ちょっと水温的に深場は早いのかなーとおもったら、沖上がりにハルト船長が「深場も上げ潮がいくと、バンバンあたりがあるんすよ」とのこと。そうなんですね。

こちらは、沈黙の深場で3人オマツリのすえ上がってきた、ほなみさんのウマヅラハギ。

一瞬あがってきたときに幻のカワハギ40オーバーかと思いましたね。文句なしの大物賞。

沖のウィリー五目あたりでよく見ますね。竹岡でも深場だといるんでしょう。

そんなこんなで、14時40分頃帰港。

2隻の最大サイズは28.5㎝。

締める前は尺あったとかいう噂ですが、測り方もあるので、船釣りあるあるですね。

こちら入賞者の面々。

全体のTOPは15枚で、jomoさん。2番手は11枚で、ほなみさん。全体で10枚を超えたのはふたりだけでした。

サイズは、ORETSURIファンだという酒井さんがトップ。

買った船から2名、敗けた船からも1名、AFURIの冷凍ラーメンをラッキー賞でプレゼント。

全体釣果は以下の通り。

  • 白組:84枚。最大サイズは25センチクラスが2枚。
  • 紅組:92枚。最大28.5㎝

え?

あー、わたしの釣果ですか。

そんなに気になっちゃいますか。

紅組釣果

仕方がありませんね。では、左舷ミヨシ2番の釣果を見てみてください。

はい、4枚です。。。

いやね、釣果とかじゃないんですよ。

まあ、2枚ワッペンサイズでリリースだったんですけどね。

おい、俺にももっと釣らせろ。

まとめ

カワハギをやると指先の皮がむける件。

ということで、無事閉幕したORETSURIカワハギバトル。

40名でも問題なく開催できたので、また折りを見て船対抗戦でやってみたいと思ってます。

最初に共有した通りなんですが、潮がゆるいとやはりカワハギも活性が低めで、凪良く絶好の釣り日和だったものの、しっかり餌をみせたあとに、しっかり待ち、微妙なアタリをかけていくという釣りが有効だったのだと思います。

わたしは最初キャストして拾っていこうとしていたんですが、そうすると自然と急いで速い釣りになってしまうんですね。

ステイ時間が短くなり、手前に手前にと急ぎ、どんどん投げたくなる。

ではなく、慎重に底上でアサリを止めてアタリを待つ。

これが一つの正解だったなーと思った日でした。

例年2月以降は水温も下がりきりはじめカワハギの活性も下がるわけですが、それまでになんどか釣行を重ねていこうと思います。

ではでは。

平田(@tsuyoshi_hirata

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