どうも平田です。カールが好きです。
さて、そろそろ沖釣りに行きたいものだなーとおもっていたら、ORETSURIメンバーの良太郎から連絡があり、『遠征コマセ五目』というジャンルを提案されました。神奈川界隈では、三浦半島の大津にある小川丸さんのほかにも葉山あたりから遠征五目の船が出ているようです。
当初今年に入ってから通っていた平塚の庄治郎丸さんでLT五目をやろうかなとおもっていましたが、今回は『エンセイコマセゴモク』という、なんとも呪文的なひびきに影響を受け、良太郎と週末に行くことに。
『遠征コマセ五目』とは何なのか？
読んで字のごとく出航地から遠距離にいくことのようで、小川丸さんの場合は、大津港から約1時間程度かけて相模湾の沖の瀬や洲崎沖あたりにいき、80号のオモリをつけ、ハリス3～4号程度の2本針にオキアミをつけ、アミコマセで寄せながらいろんな魚を釣るようです。
円で囲んだあたりが沖の瀬とのこと。水深はだいたい100メートルぐらいで、釣りものとしては、この季節（2017-03-24）はイサキやらチカメキントキやらメダイや真鯛等が釣れる模様。
仕掛けを手作りしてみる
真鯛を釣りたいな。ということで、やはり仕掛けは手作りに限りますよ、とかいいながら自作してみます。
ロッドとリールと天秤はレンタルするとして、仕掛けは遠征ということで大物がくることを想定して安くてお得なフロロマイスター5号に伊勢尼（金）13号を合わせ、親子サルカンを途中にかませて2本針にします。
ハリスの全体の長さは4.5メートルにし、道糸側にスナップサルカンをつけておき、スプールシートに巻いておきます。スプールシートでなくても段ボールの切れ端でもなんでもよいと思います。
いままで管付きの針（結びやすいように輪がついた針です。）しか結んだことがなかったのですが、今回、金伊勢尼をつかうために、外掛け結びを試してみました。慣れてみれば簡単ですね。とかいいながら結びの締め込みの際に手を滑らせて指に針先が刺さりました。。。
良太郎用の仕掛けも用意しておきました。サービスとして上州屋で安売りされていた6メートルの真鯛仕掛けも入れておきます。※小川丸さんの場合、しかけは4.5メートルまで推奨のようです。
京急で良太郎と落ち合う
前回、良太郎とLT五目にいこうとしたところ寝坊しやがったので、事前にＬＩＮＥでやりとりしておいたものの、この男がリールにPEラインを巻いていないという体たらくで、しょうがないので、列車内でPEラインをキコキコ巻いた次第です。
しかも、マーカーがついてないPEラインを買ったとのこと・・・
小川丸さんへ到着
6時45分ぐらいに到着。大津駅からは歩いて5分程度で着きます。遠征五目の出船は7時とのことなのですが、みなさんすでに準備万端とのことで、急いで船に乗り込みます。
いざ、沖の瀬へ
大津港をでてからかなり時間があるので、早々に準備したみなさんは船内で休憩しているものの、われわれは準備をしつつ、士気が上がりすぎて潮風に吹かれて朝飯を食べながら雑談です。
貸し竿のPEラインはどこの船宿でもこのように、ほつれたりしていることがあるので、気になる人は結び直しておくとよいですよ。天秤を落として弁償とかは自己責任ですよ。
コーヒーを飲んで余裕をかます良太郎。
撒き餌はアミコマセ、オキアミがつけエサです。
小川丸さんですがシマノの探見丸を搭載しているようで、スマートフォンにアプリをインストールしてWi-Fi接続すれば、魚探もばっちりです。
右の写真にでている195などの数字は単体の魚のサイズとのこと。195cmってなんだろう。鮫ですかね。50～80センチぐらいの魚影が現れると、毎回真鯛かもしれないとドキドキし、船長のアナウンスするタナを無視したくなるのは内緒です(｀･ω･´)
ポイント到着
ポイントに到着するも潮が速いので頻繁に流しかえのアナウンスがでます。今回操船するのは三上哲弥船長で、上乗りが、ウメちゃんこと梅谷昌宏さんです。
お二人とも的確かつ丁寧なサポートだなーという印象です。
特に、今回わたしは初電動リールだったのですが、ウメちゃんにマンツーマンで丁寧に教えていただきました。
タナをとるのが難しい
これまでわたしがやってきた船釣りは、タチウオ、LTアジ、LT五目、泳がせのヒラメというあたりだったのですが、タチウオ以外は基本海底におもりを底立ちさせてから１～数メートル巻き上げ狙うという釣りでした。
が、今回のタナは水深が平均100メートルあるところの75メートルから65メートルのライン等でコマセをふって狙う釣りで、レンタルの電動リールのタナも狂っているのであてにならず、水面からラインのマーカーでタナをとる必要があり、なかなかしんどかったです。
上乗りのウメちゃんの指導でようやくイサキをゲットしました。AKB48好きのウメちゃんがいなかったらあかんかったかもしれません。
そんな中、船内一人の手巻きリール兵として好き勝手に底狙いでやっていた良太郎はクロムツをゲット。高級魚いいな。
写真のとおりドヤ顔をしております。
わたしにも、いいサイズのアタリがとおもったら半分スレがかりのウマヅラハギが。ウマヅラは泳ぐ速度が遅いのでシャクリのときにひっかかりやすい模様です。
カイワリを釣って喜んでいる良太郎。いいなーカイワリ。
途中、海上自衛隊の潜水艦が通りました。おつとめご苦労さまです。いつもありがとうございます。
・・・で、これが今回のわたしの釣果です。イサキ、ウマヅラ、ヒメの3尾という散々な結果に。これはただの腕の悪さです。敗因を分析したところ以下の通りです。
- ハリス5号は太すぎる。巨大真鯛を想定していたものの、3号～4号あたりが無難でした。
- 針が大きすぎ。アタリはあったのですが、フッキングせず。。。
- 中層のタナとりが今一つであった
というわけで、ウメちゃんにリベンジしますと伝えておきました(｀･ω･´)
まわりの釣り人はどうだったのかというと、イサキやメダイやチカメキントキ等が釣れていましたよ。良太郎のとなりの男性は、最後の最後で大ダイを釣ってました。
で、でかい。イサキの敷布団の上に横たわる真鯛。クーラーボックスからはみ出ているのも、うれしいでしょうねー＾＾
まったく、わたしの釣果と比較したら。。。
男性にヒアリングしたところ、この仕掛けは小川丸さんの指定のコマセ五目仕掛け（500円）だったようです。4号ハリスの2本針で針が小さめの仕掛けです。いいとこに針がかりしてますね。バレなくてよかったよかった。
沖上がり
小川丸さんではこのようにあったかいソーメンがサービスとして食べられます。寒い日には有難いですね。
あと、茎わかめの無料サービスが。持ち帰って塩抜きをして、味噌汁や酢の物にしたら旨かったですよ。ありがたや。
写真は、小川丸さんで販売されている仕掛けです。 イサキ・マダイ五目の針が小ささをみて、自分が使っていた手作りしかけの釣り針がやけに大きく感じられた次第です。
まとめ
遠征五目ですが、近場の釣りと比較して料金としては割高ではあるものの、遠征という言葉の魔力の通り、ちゃんとやれば大物の可能性大だなと思いました。
大津港の小川丸さんは、スタッフのみなさんがとても親切ですのでおすすめです。初心者もウメちゃんにきけばいろいろ教えてくれるはずですよ。
ではでは。
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