暇なのでTwitterをみていたら、船宿の乗船キャンセルについてのツイートが流れてきました。すごく真摯なツイートでした。
傍から見ていて、確かになーとおもったので、紹介します。
▼東葛西の「須原屋」さんのツイート
22日にあったのは出船時間になっても来店られず電話しましたら
「天気悪いから行かないです」
☀️でしたので当日直接いらしたお客様もお断りした中での出来事でした。 結局その席は空いてしまいました。
5人で予約で当日2人になったとかそんな場合も朝で構いませんから電話頂けると助かります🙇— 須原屋 (@suharaya) September 23, 2019
まとめると、以下の通り。
- 予約があったお客さんが来ないので連絡してみた
- 「天気が悪いから行かない」ということだった
- 晴天だったので当日予約なしで来店したお客さんを断っていたので、席が空いてしまった
- 連絡してもらえたらなんとかなったかもしれない(来店したお客さんを受け入れることができた)
以下は、すべてわたしが考えたことです。
釣り船予約の無断キャンセルって、要は「営業妨害」なんですよね。
釣り客側に特段の悪意がないとしても、船宿側にとっては日時の売り上げが下がるわけで。特に小規模な船宿ほどキツイと思います。
こういったことがなぜ起こるかというと、一般常識をわきまえない人がいるというだけだと思います。
前提として船宿の収益は乗客数によって決まるという点と、船には定員のほかに、釣りを気持ちよくできる適切な人数というのがあるわけです。
東京湾の一般的なサイズの釣り船は定員30人を超えるわけなんですが、釣りをする場合は人数が釣り物にもよりますが、片舷8~12人ぐらいが限度のような気がします。
あんまり詰めこみすぎても、オマツリしまくったりして顧客満足度がさがりますしね。中乗りの人を含めるために人件費も増えますし。船の燃料費もかさむんじゃないでしょうか。
なので、船宿側としては釣り物ごとに人数制限をしていくわけです。
船宿には予約制のところと、予約なしで乗船できる(先着順)仕組みがあります。
が、今回のケースでは、予約制で連絡なしでも、当日空いていれば乗船を受けつけるという仕組みとのこと。よくあるシステムだと思います。
この釣り客の頭の中を想像してみました。
・・・
おそらく、以下のような思考をたどったんだではないかと。
- よーし○○釣れてるなー、予約しよっと
- あーなんか天気悪いみたい。どうしよっかなー
- あーなんか天気悪いみたい。どうしよっかなー
- あーなんだか、いきたくなくなってきたなー。濡れるのやだしなー
- まーいっか。どうせ他の客いるだろうし。餌とかを余分に用意するわけじゃないんだからさ、燃料費とかもかわらんだろうし。別にこの船宿と特段仲がいいわけでもないし。起きるのメンドクサイし、ブッチしちゃおー。スマフォゲームやろー。わーい。
まー実際のところはわからんですが、大方こんな流れでしょう。あるある探検隊ですよ。
これ。
ビジネスなめんなよ。
ってことなんです。
こういった人に欠けているのは相手の立場や状況を一切ふまえず、自分勝手に物事をすすめていることなんです。
勝手に自己完結すんなや。
極めて自己中心的すぎ。
しかも、こうした人たちはだいたい悪気がないんです。
なので、注意をうけると自己正当化をし逆恨みする人もいたりします。たち悪。ほんとたまーにいますが、すんごい残念だなーと思います。
こういう人が、釣り場にゴミを捨てる人と同様、人口比で一定%存在してしまうのはしようがないことなんです。
が、あんまり無断キャンセル率やドタキャン率が過ぎると船宿としても抑止策として、無断キャンセル、当日キャンセルについてキャンセル料全額だったりを設定しなくてはいけないんですよね。
それは仕方ない。ビジネスなのでね。
わたしも、仕立て船を予約する際などに、当日キャンセル・無断キャンセルあたりはキャンセル料を全額負担にしています。
これは実際の原価がとうのこうのではなくて、定員割れのリスクを下げたいという点がまず強いんです。
あとは実際に予約をしていて数人こないと、なんとなく、ちゃんと来た人の士気が下がるわけです。
ほかには連絡がとれない人と何度も連絡を取る手間がうまれたり。
しかも連絡がとれるまでぎりぎり待つので出船が遅れるし。これ、一人来ないだけでも、20人弱が待つわけですよ。。。
なんたる迷惑。
乗合船というのは団体行動なわけです。
でもね、やっぱり人にはのっぴきならない事情もあったりします。
- 事故
- 深刻な急病
などなど。
こういったのは仕方ないと思います。船宿に連絡するってのは重要ですよ。
人間なので、深酒して寝坊しちゃうとかもあるかもしれませんし。
まーそんなときは、すぐ連絡して全力で謝れば、船宿との関係もそう悪くはならないはずです。
その人の姿勢だったりというのはあるので、真摯にお詫びしましょう。
そのあたりは情状酌量の余地というのはあると思います。
船宿だって、きちんと連絡して丁重にお詫びすれば悪くはしないはずです。
だって、お客さんは一人でも多いほうがいいですしね。
あとはやってしまったことはしようがないので、なんども通って埋め合わせすればいいんじゃないですかね。
ではでは。
平田(@tsuyoshi_hirata)
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