【最強】タコ釣り用テンヤ「タコシャトル」は根がかり回避とノリ向上でオススメ!

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タコシャトル
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~この記事は約 4 分で読めます~

東京湾をはじめとして、各地でマダコ釣りは人気の釣り物ですね。

2019年度は、テンヤでもエギでも、はじめてやった人でも20杯近く釣れるという空前のマダコフィーバー。

船釣りでテンヤをつかったエサ釣りをする場合、船宿のテンヤを7、800円でレンタルするのが一般的。一方、渋糸と糸巻きのみレンタルしつつ、テンヤや集寄を自分で用意するのも、釣りに個性を出すという点でオススメです。

船宿レンタルの場合、テンヤもブランコ式や固定式などばらつきがありますし、なかにはフックがあまりシャープではないものも混ざっています。

その点、自分で準備し針先もきっちり確認したものであれば、より気持ちよく釣果を上げられるはずです。

今回は、SASAMEから販売されている「タコシャトル」の特徴について、実際につかってみた感想を紹介します。

目次

「タコシャトル」は根がかりしにくく、フッキングもいい!

こちらが、SASAMEから販売されている「タコシャトル」。

オモリは30、40、50、60号が販売されていますが、東京湾の船釣りでは50号が基本。川崎から本牧界隈の岸壁際の浅場でも、あまりに軽いものは、小突きや潮によって底上から浮き上がりやすく、タコの乗りが悪くなるので要注意です。

岸釣りの場合は、30号を選ぶとよいでしょう。

樹脂製の板にオモリは、ブランコ式。適度に稼働するので、根にハマりにくくなっています。

タコテンヤ

ヤマシタの「タコ掛 のりのり L-50」。テンヤの長さがあるため丸餌でも十分かんなにスペースができる

タコシャトルのデメリットしてあるのは、その他メーカーの販売されているテンヤより、全長が短い点。大型のカニ餌をつけるとフックに干渉してしまい乗りが悪くなってしまいそうです。

カニ餌は、半身のものを選び、できるだけテンヤの前半分に縛るようにするとよいでしょう。

タコシャトルで特徴的なのがこのフック(かんな)部分です。

  • 研磨なしにフックの針先が鋭い
  • タコのフッキングを考えて角度がついている
  • フックが+ドライバで簡単に交換できるようになっている

市販のタコテンヤは針先が甘いものが多いのですが、タコシャトルの針先は複数チェックしたところ、他社製品より鋭く初期不良が少ないという印象です。

また、タコ釣りを一度やるとわかりますが、テンヤを根がかりなしに回収することができてもフックが曲がったり、針先が復元困難なレベルまでつぶれてしまうことができます。

タコシャトルであれば、針を一本ずつ交換できるため、予備針と+ドライバーを持参すれば現地で研磨する工数を裂かなくても釣り続けることができます。

▼タコシャトルの替針はブラックとシルバーがあり、それぞれ定価300円と280円。

出典:SASAME

タコテンヤ

一般的なタコテンヤは針の全交換までに時間がかかる。

次にテンヤの底部分。

ここに「V」字の針金が標準装備されています。この針金は適度なハリと弾力があります。

これは、テンヤが横倒れし、ハリが底や根にひっかかるのを防ぎ安定させる果があります。

実際につかってみると、底上でテンヤが安定しづづけ、効果的にアピールし続けるという印象を持ちました。きっと、底上でカニ餌が白い腹を見せ続けるのでノリもよいはずです。

カニや鶏肉などを縛るための糸は、PEライン+細めの輪ゴム。

ある程度巻き付けた後に、ゴムパーツでホールドします。

これは実際につかってみたところ、タコ糸+太目の輪ゴムよりはホールド性が低いという印象です。

特に輪ゴムの強度が弱いため、最後にゴムを止める際に無理が効かないため、用心のために太目の輪ゴムを持参して連結した方がよいと思います。

PEラインもタコ糸に変えたほうがよいです。

こちらがタコシャトルのパッケージ裏目の解説。

▼タコシャトルの動き

こちらはタコシャトルの動きです。

底面にある船底型のオモリが、備え付けられている針金の稼働範囲で絶妙にバランスよく動きます。また、手首を使った細かいシャクリであれば、横倒れ防止の針金が稼働するため根がかりがかなり少なくなります。

実際につかってみると、大き目の岩やテトラの隙間の奥底や、護岸の隙間に入ってしまったテンヤの回収は他のテンヤ同様難しいと言えます。

一方、根が散在しているところでキャストし、ずる引きや小突くという動作では、明らかに根がかりの頻度が減ります。

テンヤで釣ったマダコ

実釣でも、タコの乗りは抜群でした。

まとめ

  • タコシャトルはカスタマイズなくつかえ、他社製品同等の価格
  • V字の針金部分によって姿勢が安定することにより根がかりが少なくなり、タコの乗りもよくなる
  • 針先が研磨無しに鋭い(針先がデフォルトで鈍いことが多いテンヤ系でこれはかなり有難い)
  • オモリの稼働範囲が絶妙
  • フックの角度により、中~小型のタコも比較的乗りやすい印象
  • 付属のPEラインとゴムはタコ糸と太目の輪ゴムに変えたほうが無難
  • 全長が短めのため、大型のエサは避け、ワタリガニ等は半身をつけるのが無難

ということで、タコシャトルは、ORETSURI的オススメアイテムです!

小型のエサをつけるのであれば、現行の船タコテンヤでは最強アイテムだと思います。

万が一のときは、船宿レンタル品を借りるとして、このタコシャトルを2個ほど購入しておくとよいかもしれませんね。

※根がかりしづらいといっても、岩・テトラ・護岸の継ぎ目にハマる系の根がかりは、どうしてもロストしがちです。例えば東京湾で言えば、川崎新堤~横浜・大黒・本牧界隈の岸壁際はどうしても投げて引くと根がかってしまいます。

関連アイテム

▼アマゾンで「タコシャトル」自体は手に入るのですが、替え針は品切れ中。付属のPEラインをタコ糸に変えて、ゴムも太めに変更しましょう。

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