三浦半島最強のボートカワハギ釣り場!「油壷・小網代」カワハギ釣行

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カワハギ
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油壺・小網代地域といえば、知る人ぞ知るボート釣りの人気ポイント。

今回はボート釣りでカワハギを狙いにいった話です。

一緒にいったのは、漫画「江戸前の旬」作者さとう輝さん。

さとうさんはエギングから、筏・ボート釣りまでとかなりの釣り好き。当日も、早朝5時半の待ち合わせ前、前夜三浦某港でエギングして車中泊をしてのはしご釣行という猛者。最近このパターンが多い気がします。

さとうさんはエギングメイン、わたしはカワハギメインという作戦でいくことに。

さて、釣果はどうだったんでしょうか。

油壺・小網代界隈のボート釣りの特徴にふれながら釣行の様子を話していきたいと思います。

目次

ボート釣り場としての油壺・小網代エリアの特徴と魅力

油壷・小網代エリアと呼んでいるんですが、まー小網代湾と油壺湾の沖目あたりを指すと思ってください。

手漕ぎボートは小網代湾側にある油壷釣船組合を利用するのが一般的。同ボート店は予約なしで先着順での受け付け。休日の場合、早朝から並ばないとあぶれてしまうことがあるですね。なので電車釣行派は平日がオススメです。これほんと。

地形的には小網代湾内は砂地と砂泥エリア(東の奥にいくほど泥混じり)で、湾外に出るあたりから岸際は荒めの根。そして砂地があって、スリット状に根がまじり、沖目にも根が点在といった地形。

夏場の高水温期は、小網代堤防の内側(水深7m以内)でもシロギスが狙え、マゴチなども生息。

小網代堤防を出るあたりから北側にいっても南側(京急油壺マリンパーク沖)にいっても根。その根周り(水深~10m)はカサゴやハタ類・カワハギが多いのが特徴。

潮通しがよいところは青物も狙え、夏から秋は「なぶら」もよく起きてます。

そこから西側の沖目にいくと、やがて定置網?(竹の目印)があり、そこが水深20m~。

そのあたりは手漕ぎボートでがんばっていけるエリアで厳冬期に深場に落ちたカワハギが狙えます。

ボートで安全に釣りができるエリアはこのあたりまで。

とはいえ、三浦半島に遮られていた北東風・北風がダイレクトにくるので、冬場は注意が必要なところでもあります。やばそうなときは早めに、小網代堤防付近まで引き下がるのが賢明です。

この水深20m程度までボートで狙えるという点と、外洋面しているため、水温も東京湾観音崎手前のエリアと比較して下がりにくく、冬場でもボート釣りが成立するわけです。

2020年はどうやら8月以降、相模湾の水温が高めで推移しているらしく、12月になっても20度程度あったり。これは沿岸の平均なんでしょう。

こちらは油壺に隣接する三崎港地域(三崎瀬戸)の観測データ。

11月末から12月初旬までで水温は18度程度。

ということで、まだ浅場(10m以内)でもカワハギが狙えるエリアなわけですね。三崎や城ヶ島の岸壁でもカワハギがよく釣れています。

これが年明け、2月から3月になってくると、さきほど言った水深(水深20m前後)あたりにカワハギが落ちていく印象です。

小網代堤防付近の浅場根周りからスタート

小網代堤防を沖からみた様子。だいたい付近は根

この日は出船する時間帯から小雨。

冬の雨っていうのはちょっと士気がさがるもんですね。日が出ないと一気に寒くなるわけで。

さとうさんが、小網代堤防付近で以前に釣ったからそこでやってみようということに。

魚探があったんですが故障して使えず。

さて、1投目。

水深は7m程度。

え、釣れた。

なんてこった。肝パンのカワハギちゃんがいきなり釣れてしまったという。

うれしいんですが、思わずこの顔ですよ。

雨にぬれてちょっと強張ってますね。

仕掛けは、ヤマシタの枝スにダイワの快適シンカー25号ラトル入りに集寄なしでゼロテンションからの聞き上げ。

最近、集寄は派手目なシンカーだけでよいんじゃないかと思ったり。トラブルも少ないし、潮受けもしないし、シンプルでよいですね。

これはもしかして、ツ抜けの気配もしてきたな。いいぞいいぞ、もっとやれ。

が、そのあとはキタマクラを何十尾釣ったことでしょう。

ベラ類も。

ちょっと根が荒すぎるかなーという懸念もあり、やや砂地交じりのところにいってみましょう。

マリンパーク沖水深20mぐらいにいってみて様子をみましょう。そうしましょうということに。

マリンパーク沖の深場(手漕ぎボートで言う)へ

右奥に竹が突き刺さっているような目印があり、厳冬期その南側一体でカワハギが釣れたり釣れなかったり

沖へ。

が、一向にアタリがでない。

カワハギ以外のゲスト陣も完全に沈黙のマリンパーク沖といったところ。

先だって水温がどうのこうのいってましたが、それはこの釣行後、っていうか今いろいろ考えてこねくりまわした理屈であって、このときはそんなことを考えてなかったんですよ。

だから12月=冬だから深場にもチラホラカワハギが落ちているんじゃないかなって思ったんです。

が、ふたを開けてみればどうだ。

なんにも釣れず。

これはねー、やっぱり水温なんでしょう。

ゲスト陣営もカワハギも水深20mラインに落ちる前に、もっと浅場でも快適だし、餌も多いんです。きっと。

沖目から、マリンパーク側に戻りつつ、水深17mぐらいまでやってみましたが、なにこれ釣れない。

キタマクラは無数に釣れるが。

鈍くて比較的よい引きながらもよたよた感がある引きはこやつで。

あ、もしもし、わたしくしオハグロベラと申しますが、御社の事業責任者をお願いできますでしょうか?

お引き取りください。

という具合に。

その後、小網代湾出口付近を調査してみようと合議があいなり、やってみるも、砂地がすぎるのでアンカーが効かないで走錨していくという。

そこそこ北風があり、南に流されていくから道糸が斜めになり、釣りにならないんです。さとうさんはエギングやってるし、こんなんじゃ釣れっこない。

で、最初にカワハギが釣れた小網代堤防付近に戻る。

さて、どうだ。

北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。北枕。ベラ。ベラ。ベラ。ベラ。ベラ。ベラ。ベラ。ベラ。ベラ。ベラ。ベラ。ベラ。

まーこんな感じです。

あれ、カワハギってどこにいるんでしょうね。

と、雨もあがって陽気がよくなってきたからか魚探が復活。水深をみながら三戸浜方面の沖へ移動。

だいたい水深13m。

魚探に魚がうつりはじめたというのはあるんだけど、特筆すべきは海底地形の変化で、フラットな海底がちょうどで凸凹しはじめたわけです。

これはもしかして砂地がおわって、そこの切れ間からか。

時は満潮40分前。

沖側にむかってキャスト。

すると、体当たりをするにようにアタリがではじめ・・・。

カワハギ!

いいサイズ。

キャストすると、根にオモリがはまるのを巧みにさけながら、釣ると根まわりについたカワハギが親の仇のようにアサリを強奪にくるんです。

じつにいい。どんとこい。

「カワハギ釣りは餌付けにはじまり餌付けに終わる」とかいってみたい

と、ちょっと食いが落ちて釣りきったかもと、船下を丁寧に釣る方法にかえたら・・・。

ひときわ強い引きが!

バルケッタのエキサイティングドラグサウンドが高らかに鳴り渡る小網代!

「あーさとうさん、これサメっす。無念。カワハギはこんなにずんずん引かないんすよねー。たぶんホシザメかな。ホシザメだろうな。ドチザメよりはアサリを食べそうなんできゃつら」

ホシザメでも歯が洗濯板っぽいからハリス切れもあるかもな。

1キロぐらいはありそうな引きだな。

・・・

・・・

・・・

ん!

え?まさかの将門。

こりゃ尺に迫るドデカワハギ!

さとうさん、やばい。タモ入れおねがいしまっス。

ずっしりとしたオスのカワハギ。あとで量ったら500gぐらいありました

じゃん。どでかい。

こういうのを肝パンのカワハギというんです

みよ、この肝パンぶりを。

大勝利

大勝利。

釣り船だと水深20mとかだからなー。水深10mちょっとでデカイカワハギかけるとこんなに引きが強いのかと。

このあたりでもうきょうは沖あがりでいいかなーと思いつつ。

とはいえ、さらに追加。

良型も。

なんだかうれしそうですね。こちらの男性は。

北の工作員。釣れたら逃がしてあげましょう。

その後、釣りきったのかカワハギは全方位に投げても釣れず。

14時ごろに上がることに。

帰宅したら、保育園を早退していた息子が早退していたのにブドウアイスを食べながら出迎えてくれたり。

いやー良型ぞろいだな。

竹岡とかいくと、ワッペンサイズもたくさん混じって、ハゲ針の大型あたりをつかうのが気がひけますが、これなら強めのフックで確実にあげたほうがいいですねー。尺カワハギも狙えそう。

まとめ

今回は水温が高めだったので、カワハギは10m付近から15mくらいまでの深場に続く根周りに多くたまっていたのかなと。

ボート釣りの場合、漫然とやっていてもつれないので、地形変化に気を付けて釣りたいところですね。

まわりで釣れてそうな人に声掛けしてやってもよいんですが、小場所の場合、10mずれただけでも魚がいないというエリアもあります。

やっぱり同じ釣り場に通っている人が強いんでしょう。

そういえば、さとう輝さんの話です。

さとうさんは、この釣行でエギングをやろうとして1投目で竿の穂先を折りつつ、エギングを敢行。

その後、平田空前のカワハギフィーバーで俄かにカワハギをやろうとしたものの、キタマクラとベラの襲来にあり、無念の帰路についたとみせかけて、内房でエギングをして、その後見事にアオリイカを仕留めていました。釣りバカだなー。

ではでは。

平田 剛士(@tsuyoshi_hirata

当日のタックル

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▼ボート釣りの場合、バルケッタように軽めのカウンター付きリールがあると魚探なしでも水深が一目瞭然なので便利。

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