どうもさいたまのくまです。
もうそろそろゴールデンウィーク。
今回は都心から気軽に訪れることができるテナガエビ釣りのポイントとして荒川の岩淵水門を紹介します!
岩淵水門は便利な釣り場
東京メトロ南北線「赤羽岩淵」駅徒歩10分、JR線「赤羽」駅徒歩20分。
都心からのアクセスもよいのではないでしょうか。赤羽は飲み屋の街としても有名で、釣りの後に1杯飲んでから帰るのもよいのかもしれませんね。(文字通り1杯で終わればよいのですが・・・。ちなみに私は学生ですからね)
このポイントは荒川に点在する緑地公園の近くということもあり、公園内にトイレと水場があるので、女性にも安心ですね!
また赤羽岩淵駅徒歩5分に「滝本釣具店」(月、火定休9:30~19:30)があります。
<滝本釣具店>
- 東京都北区赤羽3-3-1
- TEL:03‐3901‐3014
- 営業時間:9:30‐20:00(要確認)
- 定休日:月・火定休(要確認)
ここで釣りエサや仕掛けを買うとよいでしょう。
こちら店主は優しい方なので釣り物情報などいろいろ教えてくれます。積極的に質問してみるとよいでしょう。
コンビニも駅から釣り場の間にセブンイレブン北区岩淵店があるので安心です。
この岩淵水門で釣れるのは鯉、シーバス(スズキ)、ハゼ、ウナギなのですが、ゴールデンウィークシーズンから梅雨時にかけて人気なのがテナガエビ釣りです。
手長エビ釣りと言うとORETSURIでは平田さんがよく釣行していたこともあり多摩川を良く紹介していて、その他のメディアでも有名ですが、実はここ荒川も場所によってはかなりの好ポイントです。
それではここからは釣り方を紹介していきます。
岩淵水門付近でオススメなポイント
この付近で私がこれまでテナガエビを釣ってきた結果、ストック量が多くよく釣れるのは122号線下のテトラ帯、木の桟橋付近、赤水門の島です。
障害物周りをタイトに攻めよう
日中のテナガエビは障害物に隠れているため、根がかりをおそれず障害物周りを攻めましょう。
竿は足場と狙える範囲を考えて2.7m前後がいいですが、ダイソーで買える竹竿でも大丈夫です。足元であれば、竿を使わなくても手釣りでも面白いかもしれません。
オススメしたいエサは、豚肉や豚レバーです!
テナガエビ釣りというと、アカムシやサシ、キジことミミズを使うことが多いですよね。
ここで、私がオススメしたいのはズバリ「豚肉」です!
豚レバーがあればなお良しです!
豚肉あたりは多少悪くなって臭いが出ているほうが釣れます。
これらのエサは、釣り具屋に寄らなくても冷凍庫にしまっておけるためシーズン中は重宝しています。
よくつかわれるアカムシも1週間以内で弱ってしまいますし、サシもいつのまにかサナギになっていて鳥肌ぶるぶるなんてことをさけることができます。
エサは生か冷凍したものを塊(スーパーボール大で事足ります)でもっていってもよいですし、ハサミで米粒大に切り分けておき、それをジップロックか小型のタッパーに入れて持ち運ぶと便利です。
ちなみに、レバーからは血液などがでるため、常温で運ぶ場合は、タッパーだと漏れて悲しい思いをすることになるので、キッチンペーパーなどを下に敷いて密閉できる容器で運ぶとよいでしょう。
電車釣行などでリュックのなかでレバー液がもれると大変ですよ。
テナガエビを釣るための針について
テナガエビを釣る針も人によってこだわりがありますが、私は秋田狐3号以下かエビ針を使います。手持ちがないからといってハゼ針の小さめなものを使っている人をみたことがありますが、アタリがあっても食い込みが極端に悪くなりますので、やめておいたほうがよいです。
エビの平均サイズによって食い込みが変わるため、エビ針も複数サイズ持参しておくとよいでしょう。
エサの豚肉やレバーはチョンがけします。
タナは常にベタ底。
竿は複数あった方が釣れる確率が上がりますが、管理しきれなくなるので、2、3本にとどめておくとよいでしょう。ごくまれに、ウナギや鯉や鮒などがかかって竿をもっていかれるので、気になる人は1本で勝負するとよいのかもしれませんね。
ミャク釣りとウキ釣り
エビ釣りにはミャク釣りやウキ釣りなどありますが、私はいつもウキ釣りでやっています。
なぜか。
やっぱり、テナガエビ釣りの場合、魚と違いウキが一気に沈まず微妙な動きをするのですが、そのあたりを見ているのがたのしいからです。
仕掛けを投入して、テナガエビがいた場合、しばらくするとウキがスーーッと横に動きます。
やがてそのウキの動きが止まると、ポコポコと沈みます。ここで合わせたりしてはいけません。
このアタリがでたら上げたい気持ちをぐっと堪えて20秒ほど待ちましょう。
1、2、3、4、5、
あー空がきれいだなー。
6、7、8、9、10。
コロッケ食べたいなー。
11、、
学校めんどくさいなー。
、、20。
さて、ここで竿先をゆっくり上げてみます(魚みたいに合わせちゃだめですよ)
・・・
もしテナガエビが餌を食い込んでいれば、この時点でビンビンと引きます。
いわゆるエビよけってやつですね。
ザリガニと一緒です。
障害物にテナガエビや仕掛けが絡んでいない場合は、一気に引き上げます。
15cmを超えるものだとエビとは思えない引きを魅せてくれますよ。タナゴ竿などを使うとさらに面白いでしょう。
釣り上げたらブクブクをつけたバケツにいれて活かしておきましょう。梅雨時から夏にかけてもテナガエビはよく釣れるのですが、水温があがったり酸欠になるとみるみるうちに死んで鮮度が下がっていくので、注意しましょう。
死んだテナガエビは泥抜きできないので、やや食味が落ちます。
荒川岩淵水門付近の釣り場の注意点
この釣り場での注意点が2つあります。
1つ目。
これは覚えておいてほしいことなのですが、ここは河口から22kmありますが潮の満ち引きがあります。
干潮のときは底が丸見えで、満潮のときは釣り場が水没していたりと刻一刻と状況が変わりますので、必ずタイドグラフを見てから釣行しましょう。(ちなみにここは芝浦の時間から大体プラス一時間です)
二つ目。
ここはよく船が通ります。
船が通るとまるで津波のように波が押し寄せてきます。これは多摩川河口もそうですね。
そのときに服をよごしたり、竿や荷物が流されないようにしましょう。
荒川のテナガエビは美味しいのか?(3つのコツをマスターしよう)
大都会東京を流れるとあって荒川は汚いというイメージが強いですが、ここの手長エビは美味しく食べられます!
荒川の臭みを消す方法が3つあります。
1つ目。
まず、釣り場に水道水かミネラルウォーターを持ちこみ、釣ったテナガエビをそこで泥抜きします。
こうすると釣りと帰宅までの間に泥抜き(糞をぬく)が完了します。さらに、一晩活かしておくと、さらによいでしょう。
2つ目。
テナガエビの胃袋と呼ばれる内臓部分(頭部の黒いところ)をつまようじで除去します。こうするとさらに臭みがなくなります。
3つ目。
海水程度の濃度にした塩水のなかで3回程テナガエビをこすり洗いして、流水で洗い流しましょう。
(他に大根おろしで洗うなど)
とくに大型のオスは苔などの汚れが殻についていることもあります。ごしごし洗ってみましょう。
あとは素揚げ、エビフライ、パスタ等で美味しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
たくさん釣れるとよいですね。
<タックル>
竿:のべ竿
ライン:ナイロン2号
仕掛け:ウキ仕掛け。浮力はガン玉か板オモリで調整
エサ:豚バラ肉・豚レバー
■アングラー
さいたまのくま
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