暑いときこそ、カレーだろ。
どうも平田です。
いやはやひたすら暑いですね。
前回、弁天屋さんで夏タチウオを楽しんだ話を書きましたが、後半はサクッとマゴチ釣行の話を書きます。
リレー船の魔力
釣り船の遊びを覚えてくると、やがて気づくのが『リレー船』という用語です。
なんだい、船がリレーをするんだって?
運動会みてーな話だなおい。
と、思う人はほぼいないとおもうのですが、一応説明しておくと、リレー船というのは午前船・午後船で出船している船宿で用いられている仕組みでして、午前船にのった釣り客は、午後船に乗ると『通し』ということで、割安(半額など)で乗船できるしくみです。
この日は午前中にタチウオ船に乗ったわけですが、結果的によく釣れたものの、釣れなかったときのことを考慮して、午後マゴチ船の釣り竿をキープしておいたわけです。釣り座は必勝の左舷ミヨシ1番。
番台で女将さんにヒアリングしてみたところ、
わたし「リレーって、午後のお金もまとめて払ったほうがいいんですか?」
女将さん「ううん大丈夫。午後乗る前に払ってもらえれば。席札だけ確保しておいて。でも、みんな午前やって、午後かえっちゃうよ。今お金もらっちゃうと、返さないからね。もらったものは返さないんだから。はははははw」
なーる。
とりあえず、午後はやるかわからないけど、最悪の状況(ボウズ)を想定して、午後も押さえつつ、午前の釣果や体調をもとにやるやらないを決める仕組みというわけですな。
しかも、安い(たしか午後船3,500円。釣り物によって変わるかもしれません)
午前船が11時半すぎに桟橋に到着するとして、12時半に出船。遅くとも12時15分ぐらいには戻ってきてねというアナウンス。
とりあえず、カレーヌードルビッグを食べておきました。
干潮。
平潟湾は蟹だらけですね。
ハゼも釣れるようになってきているんでしょうか。
弁天屋さんのマゴチ仕掛けは、15号バランスシンカーが250円。スズキ針のサイマキ用仕掛けが2セットで200円とリーズナブル。
12時30分、午後マゴチ出船。
午後もほぼ満席の模様。
早速タックルを用意しておきます。
この日のポイントは千葉側のようで、30分強の移動。
弁天屋さんの場合、マゴチのエサは、生け簀のカゴに入っていて、サイマキは2尾ずつぐらいピックアップして、5尾までが乗船料内で、それ以上は最後の船長確認時に自己申告でお支払いする流れのようです。
こういう仕組みってどこにも書いてないですし、はじめての場合ドキドキですよね。
夏に入ったということもあり、サイズは小さいですが、マハゼ餌もありました。
が、
わたしは一旦、サイマキをチョイス。
人間手慣れたもので、速攻で餌がつけられるようになりました。しかもサイマキ兵はイキイキしています。
うむ。ご苦労である。
では、ちょっと海底調査よろし?
みたいに、落下。
ロッドはダイワのマゴチX。
なぜマゴチXを持っているかというと、当初から午後マゴチも想定してもってきていたからですよ。
備えあれば患いなし。
が、
なにこれ、まったくアタリないぞ。
しかも、ミヨシの一番前で、やや揺れるということもあり、底とりとタナの維持がやや困難に。
以前、マゴチ玄人の方が、デカいのは意外と胴の間であがるといっていたけれども、もしかして、安定して底上をキープできるとかそういう理由があるのかもなー。
とか思いながらも、もうアタリが全くないという。
フグのアタリも、イカのアタリもないという。
うしろでヤリイカが釣れてはいました。
上げ潮で潮が流れつつも爆釣というまではいってないという状態。
しかも暑い。
午前タチウオでしゃくり続けて、午後にミヨシで手持ち竿で構え続けるのはかなり困難だなと。
さらに眠い。
滅茶苦茶眠い。
どれぐらい眠いかというと、タックルを右手にもってタナを底から1メートルとって、
1、2、3、4….
フハッ!
やべ、今ねてたぞ俺。
というような眠さです。
立寝待ったなし。
これはあかんな。
一歩間違えると、タックル一式を海にぼっちゃんしかねないなと思っていると・・・
….
フハッ!
やべ、今ねてたぞ俺。
という具合。
さすがに、危機を感じて、尻手ロープをつけて誘いはじめました。
待望のマゴチアタリがキタ!
何度か船が流し換えた某ポイント。
エビを一旦巻き上げ、生存を確認したあと、
ひゅーんと落下。
・・・
・・・
・・・
はー釣れず。
クンクン。
(`・ω・´)む
釣り人って不思議なもんで、アタリがあると、一気に眠気がなくなるんですよね。
鼻息荒く、
ラインテンションを張ったまま送り込む。
クンクン。
クンクン。
クンクン。
ここで、ゆーっくり誘いあげる。
グーングーン。
・・・
南無八幡魔鯒大菩薩!
一閃!
せや!渾身の巻き合わせ!
ガツーン!
しゃ。
乗りました。
これは大サイズではないものの、食べごろサイズ。
・・・
・・・
・・・
中乗りさんのタモ入れが出上がってきたのが、
こちらのマゴチ君。
いつみても、かわいいフォルムです。
かわいくても食べるんだけどね。ほくほく。
最後のほうはアタリがでないので、座って置き竿メインでやってみました。
手持ちメインの釣りの場合、簡易的な竿置きがあると楽ですねー。
そんなこんなで納竿。
この日の午後マゴチはMAX2尾で、船中14尾。
20人ぐらいは乗っていて、あいにくボウズの方もでていたので、貴重な1本だったなーと。
安堵しながらの帰路でした。
ではでは。
平田(@tsuyoshi_hirata)
<お世話になった船宿>
TEL:045-701-9061
※20時30分以降の電話でのお問い合わせはお控えください。
会員割引&座布団と雑巾サービスが地味にうれしい船宿。女将さんが元気&船長いい人。
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ダイワのマゴチXがAmazonで欠品のようなので、その他マゴチ専用ロッドを紹介します。一番お手軽で品質もよいので人気なんでしょうね。船宿でも装備している釣り人が多い印象です。タチウオ等いろんな釣りをやるので、バルケッタにはPE1.5号200mを巻いてますが、以前合わせ切れしたことがあるので、マゴチだと東レF4の2号150mを巻いておいたほうが良いかもです。