こんにちは大井です。
10月に大学の友人と４人で八景島へアナゴ釣りへ参りました。
実はこの３人は釣りがしたいと前々から言っていた釣り超初心者の友人でして、彼らを釣りに引き込むという裏ミッションがある釣行だったのです。
八景島脇のアナゴポイントへ
今回のポイントですが、ORETSURIの過去記事で編集長の平田さんと埼玉のくまさんが釣りをしていたところですので、フィールド紹介は軽くにしておきましょう。
ここは八景島シーパラダイスの目の前に位置する水路型で潮流が速いポイント。足場が高く、手前には根らしきものがあります。
アナゴのぶっこみ釣りって簡単？
さて今回はアナゴ釣りしに来たわけですが、自分以外は釣りの素人です。
本当は釣り初心者でも手堅いハゼ釣りに行こうと思ったのですが、三人とも「いや、ハゼはいいや。」なんていうもんですから手軽な大物というわけでアナゴにしました。贅沢いいやがって
とはいっても、アナゴのぶっこみ釣りは仕掛けがとても簡単です。
アナゴは釣りあげると体をぐるぐるしてしまい、仕掛けをダメにしてしまうことが多いので、仕掛けはできるだけシンプルにがいいのです。自分は中通し錘一つに一本針、ケミホタルだけにしています。
さらに、エサはアオイソメやジャリメよりも、サバの切り身やイカタン（イカの切り身）が釣果を上げやすいという虫エサ嫌いの方にはうれしい釣りです。
そのかわり手がすっごい生臭くなります。これは仕方ない。
ファーストフィッシュは楽しい思い出
18時頃釣り場に入り、軽く投げ方やリールの扱い方を一通りレクチャーしたあと、いざ実釣開始です。
いやあ、教えるって大変ですね。
前日にかなり雨が降っていまして、濁りが入っているかなと思いましたが、さすがは水路型のフィールド。
まったく濁っていませんでした。
また釣り場に入るのが遅かったせいか、釣り人が多い気がします。
あたりが全くないまま２時間が経過。ここで一人がバイトのため帰宅。
バイト前に釣りとはなかなかやるなぁ。
その後一度仕掛けを回収すると・・・
ハイ、こんにちはー。
この八景島脇の岸壁から福浦あたりはヒトデが多いですね。
ぶっこみ釣りでも、たまに仕掛けを動かしてやるとヒトデ防止になりますよ。
いやぁ、それにしてもアタリがない。
こうなると釣り初心者の方はずっと竿を動かしたくなりますよね。
でも、アナゴは時合の釣りなのですよ。焦りは、だめだめ。
とか玄人ぶっている自分もおなかが空いてしまったので、コンビニへ行こうと友人二人を置いてコンビニへ行きました。
行った先のコンビニには釣り餌が売ってました。アオイソメ、ジャリメが５００円。便利。
コンビニでトルティーヤを買いゆっくり釣り場へ戻ると
「おい！何してたんだよぉ！！」と、鼻息荒く突然詰め寄る友人に、
「ん？トルティーヤ買ってきた…」と返すと
おぉ良型（笑）
私がコンビニに行ってからすぐあたりが出たらしく、「いつ上げるか…もっと待ってみるか？どうすればいいんだこれ！？なんで大井がいないんだよ！！」って焦ったみたいです。面白いなぁ
そんなこんなでファーストフィシュはスズキやアイナメがかかったときを想定して用意していた玉あみにぐるぐるになっていました（笑）
二人にはアナゴが釣れたら玉あみは使わんでいいよーと伝えて釣り再開。
時合到来！しかし…
このアナゴを皮切りにアタリが連発！！
私の竿に大きめの反応が！
大井：「おっ来てるよ！」
友人A：「マジかどうする！？」
大井：「まあ焦るな焦るな…じっくり食わせてっと」
初心者の前では玄人っぽく振舞うという謎のこだわりを見せつつ聞き合わせすると…
あっこれアナゴじゃねえ！スズキだ！！
大井：「網！網！」
自称玄人、あっさりテンパる。
大井：「うおおすげえでかい！見えた！あ、」
プツン…
あっ
友人A：「あれ、竿しなってなくない？」
友人B：「まさか…」
大井：「バレたな」
秒速で玄人が崩壊した瞬間でした。
その後、私の釣り竿に６０㎝程の穂ってホタテウミヘビがかかり、友人の竿に1アタリありましたがやり取り中に痛恨のバラシ。
最初の時合はマアナゴ1、ホタテウミヘビ１で過ぎ去りました。
時合いが過ぎたら腹ごしらえなわけで
あれよあれよで、午前1時。
流石にお腹ががすいてきた&釣れないという状況で、再びコンビニへ。（もしかしたら私が行ったらまたアタるかもしれないという釣り人独特の淡い期待）
秋ということもあり、夜はもう冷え込みますよね。そんな時に食べたくなるのがやっぱり、これ。
コンビニのあったかおでん。最高です。
ちなみに私はからしよりも柚子胡椒派です。
冷えたアスファルトへ直に座り、冷たい10月の夜風にあたりながらアツアツのおでんを頬張る感覚は最高なのですよ。
あと最近ハマっているのが先ほども言っていたトルティーヤ。
これは確か焼肉味だったかな。いろんなコンビニのいろんな味を探すのが楽しいなと。
あと、深夜にコンビニでかったものを外で食べるという感覚がいくつになっても好きです。
突然来る時合外のアナゴ君もいる
午前三時。あれから全くアタリがなく三人ともお疲れ＆暇モード。
こういう時の大学生ってなぜか恋愛談みたいなの始めますよね。なんででしょう。
友人A：「中学の頃はさぁ…」
友人B：「俺彼女とかできたことないからわかんないわ。」
大井：「俺もわかんねぇけど告白した…ん！」
友人B：「ん？どうした」
大井：「今竿動かなかった？」
友人１「いや見てなかったけど…」
ビビビン！！！
きたきた！！待望のアタリ！！！
しっかり食わせてから…一度軽く合わせて！
おおぉ～よく引くけど…アナゴだ！！
慎重にやり取りして…
やりました！60㎝太アナゴ！
ここで再度時合いか！？と思いましたが、この単発アナゴで終了。
日の出とともに……
午前6時。陽もあがりそろそろ撤退準備しますかという時間。
流石に夜通しやるとかなり疲弊しますね。竿も投げたくない…
終わるギリギリになって白ギスでも釣れないかと仕掛けを変えてみると、
おぉシロサバフグ君か。
どうもこのフグ君は毒性が弱く、食べられるなんて聞いたことがありますが、生半可な知識で食べて死にたくなかったのでリリース。みなさんも気をつけてくださいね。サバフグにはハイブリット個体も出てきているようなので。
その後アタリもなく午前7時納竿。
超疲れた。
夜通しのアナゴぶっこみ釣り、初心者受けは…
帰りの電車ではさすがに息してませんでしたね（笑）
後日、釣りとアナゴを食べた感想を聞いたところ、とても楽しかったし美味しかったとのこと。
良かった良かった。私もホタテウミヘビを持ち帰りましたが硬い小骨が多く、煮物よりから揚げ向きかなと
こちらが調理前のホタテウミヘビ君
今回一緒にいった友人らには今後もっと釣り沼にはまって、ゲフンゲフン・・・
アナゴ釣り自体は投げ方さえ分かっていれば誰でもできるし、時合が来ればかなりの確率で釣れ、さらに食べておいしいという比較的初心者にもやさしい釣りだと思いました。
ただ、夜釣りである事や針を飲み込みやすいこと、調理の際に手間がかかるなど、難点も見られましたね。
アナゴは夏から晩秋まで狙えるターゲットです。皆様も次のお休みにアナゴ釣り、いかがですか？？
それでは今日はこの辺で。さよなら～
ORETSURI フィールドレポーターの過去寄稿記事
ORETSURI フィールドレポーターの寄稿記事一覧はこちら！
関連記事
関連アイテム
