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堤防や船宿はセーフティネット。釣りは「居場所」なのかもしれない

三崎港花暮岸壁 釣り メバリング 夕日

昨夜、ツイッターで以下のようなニュースが流れてきました。

「日本の年金生活者が刑務所に入りたがる理由」

なんとも哀しい話です。

この記事は日本の高齢者犯罪率が増加している(正確には高止まり)という話です。

1997年には犯罪20件に1件の割合だったのが、20年後には5件に1件を超えていた。人口全体に占める65歳以上の割合が増えたペースを、はるかに上回る上昇ぶりだ(65歳以上の高齢者は現在、人口の4分の1以上を占めている)。

記事では、「タカタ氏」という名のひとりの老人が刑務所に入るために意図的に犯罪を繰り返すケースへのインタビューを中心に構成されています。

妻子がいれば事情は違っていただろうかとタカタ氏に尋ねると、そう思うという答えが返ってきた。もし妻子がそばで支えてくれていたら、こんなことはしなかったと。

老人犯罪には、金銭面以外に孤独の要因も多いようです。

これは犯罪白書にも記載されています。

また,男性の場合,家族関係を含め,周囲との対人関係が疎遠で,社会的に孤立していることが,窃盗事犯に至る背景の一つであることを指摘している。

出典:平成28年版 犯罪白書 第5編/第2章/第3節/コラム

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孤独が高齢者犯罪を生むのかもしれない

  • 仕事一筋の人は、仕事を辞めた後に一気に所属するコミュニティを失ってしまう
  • 熟年離婚の存在
  • 未婚のまま老年をむかえる人の存在
  • もともと親戚等のつながりがないまま老年をむかえる人の存在

老齢になったときに、孤独になる理由は様々です。

が、孤独になっても何かに打ち込める人は強いのではないかなと筆者は考えています。

生きがいというやつですね。

これが、無趣味であるとどうでしょう。

毎日やることもないわけです。

そうなると張り合いもなく、生活習慣も狂いがちになり、やがて心に闇が生じるのではないでしょうか。

幸い、このORETSURIをご覧のみなさんは釣りが好きなはずです。

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魚釣りは一人でも楽しめるし。無限に続くワクワク

魚釣りのいいところは自分一人でもできるところですね。例えば外にでて男性が一人でいても、それなりに様になる趣味というのはそれほど多くありません。

釣りであれば、堤防に一人で高齢者がいても、あー釣りをしているなーぐらいにしか思いませんし。

釣りは歳を経ても楽しめますし、かつ、釣りは体力だけの勝負でもないので、若手と比較しても釣果の点でも勝ることもできるわけです。

日本各地の釣り場には、名も知れぬ釣りの「名手」や「達人」がいます。

釣りの経験と、そこからくるカンというものは釣果を上げるために重要です。

昨今では釣り具のレベル(軽量・電動等)も発達しましたし、カジキやマグロを狙うのでなければ、高齢者でもだいたいの釣りができるはずです。

  • 毎日行くところがある
  • 毎日ワクワクがある
  • 毎日でなくっても、今度は○○を釣ろうという目標ができる
  • 釣り具屋にいくだけでワクワク
  • そのために自分の釣りを工夫する

このように釣りはかなり高齢になっても繰り返し楽しめる。さらに高みにいくのであれば、釣り場にいかなくても、頭のなかで釣りはできますしね。病院のベットの上でこれから死を待つというときも、過去の経験をもとに釣りはできるはず。

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釣りの奥深さは無限大。その気になれば趣味で人とつながれる

今日釣れても明日は釣れないかもしれないし、去年の今頃釣れていても、今年は釣れないかもしれない。

釣りは死ぬまでやり尽くすことができない趣味ですし、その奥の深さは無限大です。

また、釣りはスタンスによって他者とつながったりもできますし、つながらないまま自分の釣りを楽しむことができます。

最低限の礼儀さえあれば、釣り場でもトラブルなく楽しめると思います。

もし、人とつながるのが好きな人であれば、同じ釣り場にいったり同じ船宿にいけばいつの間には顔見知りができるはず。

よくおかっぱりの釣り場にいくと、お互いの本名もおそらく知らないのではないかという老人同士が、

「チョーさんこないなー」

「あの人死んじゃったんじゃないの(笑)」

というような会話を繰り広げていたり。

そう考えると、堤防や岸壁は自治体の人が考えている以上に高齢者などのセーフティネットになっているんじゃないかなと思います。

高齢者についてはなしましたが、まだ若い人も、中年でも、釣りに救われた人は多いのではないでしょうか。

昨夜はそういったことを考えながら、ORETSURIでは釣りのワクワクをこれからも伝えていきたいと思ったのです。

このサイトをみれば何かワクワクがある。

このメディアをみている仲間同士でつながる。

今はウェブメディアが中心ですが、リストランテORETSURIのようなリアルイベントやその他のサービスとともに、わたしも居場所は作り続けたいなと思います。それがわたしの居場所にもなるはずなので。

ではでは。

平田(@tsuyoshi_hirata

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ただ、釣り糸を垂らしてみる、ということ。

2019.04.05

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ABOUTこの記事をかいた人

平田 剛士

ORETSURI編集長。釣り歴30年ぐらい。いつの間にか釣りメディアをはじめていたもので人生不思議だなーと思っている今日この頃。 口癖は「釣りはいいよねー」