淡水の釣りにおいては漁業協同組合がある場合、レギュレーションがしっかり設定されています。
特にトラウトや鮎などについては人気魚種でもあり、ルールを破ってでも釣ろうとする人が後を絶ちません。
芦之湖漁業協同組合から以下のような投稿がシェアされました。
2019年4月1日(月)
昨夜、芦之湖漁協で春の夜間監視を行いました。主に夜釣りについての実態調査を目的としました。大変、遺憾ではありますが、トリカブトに一人、成蹊に一人、湖尻・七里ヶ浜に至っては、岸からの餌釣り禁止・遊漁時間外にも関わらず電気浮きを使用して釣りをしている輩が三名居ました。この事実を踏まえ、今後、春も夜間監視強化の必要性を痛感した次第であります。組合で重要事項として今後も取り組んでいきます。
芦ノ湖では組合が定める日の出1時間前から日没1時間後までが釣りができるルールがあり、夜釣りはできません。
昨今海洋資源の減少が叫ばれていますが、淡水の釣り場はエリアが限られるためさらに深刻です。
釣り人過多の時代でもあり、釣る人に対して魚の量が間に合っていないわけです。
こうした現状が悪化しないためにも、多くの淡水の釣り場は漁協による放流事業による個体数維持を行っています。この活動がない限り、釣り場環境の維持が難しいという現状。
ルールを知らない人もいるかもしれませんが、ルールを知った上で自分だけという釣り人もいるはずです。
芦ノ湖は大型のトラウトやブラックバスを釣ることができる貴重な釣り場。
せっかく釣りが楽しめる場所があるので、しっかりルールを守った上で楽しみたいですね。
アイキャッチ画像出典:芦之湖漁業協同組合
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