釣り竿のパーツは、よく「グリップ」「バット」「ティップ」「ベリー」というカタカナの名称で表現されます。
「バットが強い竿が必要」
「繊細なティップだよ」
というような話をきいてチンプンカンプンな人は、この機会に学んでおきましょう!
目次
グリップは「持ち手」部分
グリップは竿の握り部分です。
コルク性もしくはEVA樹脂製が一般的。
デザイン的にもコスト的にもグリップはセパレートタイプが主流になってきています。
バットはグリップ上の部分
バットと呼ばれる場所は、竿のグリップ上部分を指します。
バットが固い竿は、ショックを吸収しにくいため、アワセの力が効きやすく、比較的キャストしやすい竿です。
一方、強い引きに対しては、竿が曲がりにくいため、ラインブレイク等の原因にもなります。
バットの付け根のメーカーロゴや飾り部分は「ネーム部」とも呼ばれます
ティップは「穂先」「竿先」
テイップは、先端という意味合いで、穂先(竿先)を指します。
竿のなかでも一番繊細な部位で、感度をつかさどるパーツです。
折れやすいので取り扱いには注意が必要です。
ベリーはバットとティップの中間
ベリーは、バットとティップの中間にあたる部位です。
バットと同様、この部分が柔軟に曲がると魚が掛かったときにバレづらくなります。
バットからベリー部分が固く曲がらず、テイップ部分だけ曲がる竿を8:2調子や9:1調子と表現します。
まとめ
今回は釣り竿のパーツの名称について解説しました。
これでよく口にする「グリップ」「バット」「ティップ」「ベリー」というカタカナの名称もしっかり理解いただけたはずです。
狙う魚や釣り方によって、竿に求められる性能は様々。
最適な竿を、自分の頭で考えて選んでいきましょう。
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