「一般的な釣り餌以外に身近なものでエサとしての総合能力が高いものはなんなのか?」
ある日仕事に疲れ、現実逃避的に考えてみた結果、たどりついたのが魚肉ソーセージ最強伝説です。
本記事では魚肉ソーセージが釣り餌としても釣り場メシとしても適しているという点について解説します。
釣り餌にもとめられる要素
釣り餌にもとめられるものってなんでしょうね。
- 魚が釣れる
- 手に入りやすい
- 誰でも使える
- 安い
- 保存性が高い
まー、このあたりかなと。
一般的には海の釣りであれば万能なのが、オキアミとイソメ。
淡水の釣りであればミミズ。
そこにきて今回、日向君の強引なドリブルなみに強引なふりで魚肉ソーセージ(ギョニク)をみなさんに提案したいと思います。
あえていう。魚肉ソーセージは強者である
魚肉ソーセージ(ギョニク)は手に入りやすい
ご安心ください。ギョニクはコンビニでもスーパーでも売っていますからね。
なんなら釣り具屋がしまっていも、「あ、ギョニクを買って釣りいこう」そのぐらいのライトなノリで釣りができてしまいます。さすがギョニク。偉大なる魚肉将軍閣下マンセー。
魚肉ソーセージ(ギョニク)はいろんな魚が釣れる
ギョニクは何を隠そう魚のすり身がメインの素材です。
魚はなんだかんだいって魚の肉が好きなんです。
それにみなさんご存知でしょうか魚肉ソーセージの色はピンク。オキアミのようなうっすらとした赤みが魚の食欲になんとなくアピールする気がしませんか?
ちなみに魚肉ソーセージの原材料をご覧になったことがあるでしょうか?
先日のこと、ニッスイのおさかなソーセージをもぐもぐしながら原材料をみたんです。
すると・・・
- オニオンエキス
- 香味食用油
- かつおエキス
- 酵母エキス
- アミノ酸
という具合に、いい感じに魚の嗅覚や味覚にもアピールできるアイテムが練り込まれていたわけです。
もはや、魚のエサとして『お魚向けの魚肉ソーセージ』というようなネーミングで、釣り餌メーカー「マルキュー」さんあたりから販売されていてもおかしくない一品です。
魚肉ソーセージ(ギョニク)の安心感。誰にでも使える
イソメやオキアミやミミズは誰がみても有効な餌なのですが、ま―手は汚れるわ、くさいわと、誰にでもつかえるかというとなかなかそうでもありません。
釣りも猛者になると、オキアミ汁やらイソメ汁で汚れた手でおにぎりなどをパクパク食べても全く動じませんが、だれにでも使える餌かというとそうでもありませんね。
その点、魚肉ソーセージであれば、だれでも清潔に利用できます。
なにしろ魚肉ソーセージはイソメと違って噛みついてはきませんからね。なにより食品だし。
魚肉ソーセージ(ギョニク)は、なにより安い
魚肉ソーセージは安いんですよね。
先日スーパ―で買ったものは4本入りで200円しませんでした。
『ギョニク』は保存性が高い
イソメやオキアミなどの餌は再利用しづらかったりしますね。
イソメであれば、次回の釣行までに間があいてないならば、塩漬けにする方法もありますね。オキアミは再冷凍といったところでしょうか。
一方、魚肉ソーセージに関しては1本ごとに密封されていて常温保存も可能です。なんなら次の釣行が150日後でも、大丈夫。
すごいぞギョニク。さすがギョニク。
その他魚肉のすごいところ
- お腹がすいたら人間も食べられる
- 実は特保の商品だったりする。
というわけでいざとなったら行動食としても機能します。
しかも豊富なカルシウム。
釣り場も減っていく中、常にポイントでは無駄なイライラがつのっていくわけです。よくわかりませんが、カルシウムをとっておくとイライラしないっていいますし。
赤い色があやしいといっているひともいるかもしれませんが、「ニッスイのおさかなソーセージ」の場合、赤い色はトマトの色素であるリコピンが使われています。リコピンは抗酸化作用があるという点でも有名ですね。
1本(75g)あたりの栄養価は以下の通り。カルシウムがすごい。
エネルギー | 130kcal |
---|---|
たんぱく質 | 6.9g |
脂質 | 6.7g |
炭水化物 | 10.4g |
ナトリウム | 524mg |
カルシウム(関与成分) | 375mg |
釣り餌としての魚肉ソーセージ活用法を伝授する
ギョニクは、つなぎで魚肉がかためられているものの、細かくし過ぎると針持がよくなくなります。
これは注意したほうがよいでしょう。
そのまま対象魚の口にあわせてギョニクをちぎってつけエサに
海のアジ釣りなんかは、マルキューのワゲットぐらいにちぎって使えば堤防でもボートや船でも釣れそうですね。
ギョニクを撒き餌に
細かくちぎってそれをまくことで非常時の撒き餌としても使えます。
コマセカゴにいれてみたり。
これは内緒なのですが、魚肉ソーセージをかじってもぐもぐしたあとに、ぶはっ!と吐き出せば、なんと撒き餌ブレスという技になります。
親しい人以外の前で披露するとドン引きされますが、川釣りや堤防釣りなどで手を汚さず魚を寄せられる究極の釣技。
それが、撒き餌ブレス。
魚肉ソーセージで釣れる魚
実際にやったことがあるものから、たぶん釣れるだろうなというものまであげておきます。
淡水
- ウグイやマルタ
- 鯉や鮒
- ハヤやオイカワ
- ナマズ(アメリカンなナマズもOK)、鰻
- ニゴイ
- クチボソ、タモロコ
- モクズガニ(蟹網に投入)
- その他雑食性の魚
- テナガエビ
海
- アジ
- サバ
- カサゴ、ムラソイ
- ウミタナゴ
- その他雑食性の魚
- 海上釣り堀の魚(シマアジ、ブリ、カンパチ、真鯛)
魚肉ソーセージは常温保存もできる万能餌
随分むりやりにまとめまでもってきましたが、魚肉ソーセージは保存もききますので、生き餌がきれた際の切り札としてもっておいても過言ではありません。
船釣りなんかで、急にお腹が減っても、ギョニクであればバッグから颯爽と取り出しすぐにパッケージをむいて食べられますし、なかなかの満足感もありますしね。
食べなくてもかなり長期保存がきいたりします。
ということで、みなさんも釣りに行くときはギョニクをもっていってはどうでしょう。
ではでは。