どうも石野です。前回の記事はお楽しみいただけましたでしょうか?
皆さん、恥ずかしがらずにはてブにブックマークして良いんですよ!
さて、前回はトップウォーターの釣りがどういうものなのかをご説明いたしましたが、今日はそのタックルについて解説していきたいと思います。
タックル、とは魚を釣るための竿とリール(糸を巻く部分)の組み合わせとか、ルアー含めた釣り道具一式の事を指します。
まず、トップウォーターもやる人と、トップウォーターだけやる人では、大きくタックルが異なります。
トップウォーターもやる人は極めてベーシックなバス釣りタックルを使います。
試しにGoogle先生に「バス釣り タックル」でお尋ねしてみますと
まあこんな感じでベイトリールやスピニングリールを複数用意し、巻き物(クランクやスピナベ)用、ラバジ用、ライトリグ用など、様々なルアーの種類や特性に合わせて繊細な道具選びをするわけです。
が、トップウォーターだけやる人の中には、これまたただでさえ釣れないトップウォーターの釣りを更にドMに楽しむために、あえてかなり変わったタックルを使う人が多いのです。
まず、基本的にはベイトリール一択です。スピニングは最近関東のタフコン野池を攻略するために小さいサイズのルアーを投げるために利用する人もいたりしますが、基本ベイト一択。
そして、リールはAbuGarciaの4500-5500番くらいの古いものを好む人が多いです。
こういうのがAbuの4500Cと言われるものです。1970年代から製造されており、今でも5000番台以上のものは作られています。10年くらい前までは1500とか2500の小さいモデルもあったと思うんですけどね。現行では作ってなさそうです。
ちなみにAbuの最新のバス釣り用のリールはというと
こんな感じです。
イメージとしては、最新のスポーツカーよりも古い旧車が好きみたいな感じでしょうね。
もちろんのことながら、Abu4500などは、性能は最新式には到底敵いません。でも古いのを使うんですよ。
メリットは
・かっこいい
・メンテナンスが楽(パーツが少ないので分解→掃除→組み立ては楽)
多分この2点くらいでしょう。でも実はそんなに不便ではないんですよね、トップの釣りやるときにオールドリール使うのって。
なぜなら、トップの釣りの場合は、軽いルアーを投げることがほぼない(小さくても1/4oz以上くらい)ので、ベアリングがうんちゃら、とかマグネットブレーキがどうたらとかいう高性能のリールはあんまり必要ないんです。重いルアー投げればだいたい飛ぶんで、みたいな。
また、グリップもこういった丸型の大きめのリールをセットするために、「オフセットグリップ」というタイプもののをセットするために、なんといいますか、こう「コ」の字にリールシートが凹んでいるものを使うんですよ。
こういうやつね。いつもGoogle先生にお世話になっております。
まあ能書きはこんな感じにして、私が実際に使っているタックルのご紹介をば。
<メイン>
リール:AbuGarcia 4600C 今江克隆モデル
本当はサブで使っているBantam200がメインだったのですが、色が渋かったとヤフオクで安かったので即買。クラッチがボタンじゃなくてレバーってだけでこんなに楽なんだ!というのと、飛距離がまあまあ出るのでこっちが最近はメインです。Abuの中ではハイテクなモデルですかね。巻いてるPEは安心の50lb。
グリップ:スーパーブッシュオリジナルグリップ(木+革巻)
もう10年以上使ってます。大学の時に買ったもの。シーズン開けた時に革のところにいつもカビが生えますが、綺麗に拭いて使ってます。いい味でてるなあ、自分で言うのも何だけどw
ロッド:ザウルス Bass’N Shaft(Boron)※確か6ft2in
TOPのロッドはブランクス(竿の部分)とグリップ(持つ部分)が取り外せるものもあります。こちらはそのタイプ。
野池オカッパリが中心なので、遠投ができる長めのものを使っています。フローターはやらないですし。TOPのロッドはグラスロッドがポピュラーですが、BORONコンポジットのこのモデルは、張りがあり、ライナーでも投げられるしゆったりも投げられるので気に入っています。
<サブ>
リール:SHIMANO Bantam200
いわゆるジャパニーズオールドリールです。Bantam100は良く見かけますが、200は結構レアです。糸巻き量も多いので気に入っています。発売開始は1978-79年くらいらしいので、もしかすると僕より年上のアンティークリールなのかも。まだ全然綺麗ですし、全然トラブルないです。
個人的にはAbu4500Cとかより飛距離も出るし、コンパクトだし、軽いし、こっちのほうが好きですね。こっちにはPE40lb巻いてます。
ロッド:LEW’S Speed Stick
こっちはブランクスとグリップ一体型。SpeedStickは太めでグラスの柔らかいやつのほうが有名ですが、敢えて固めのを使ってます。オーバーハングにライナーでぶっこみたいので。中古屋で、TOPガイドが取れててジャンクで5000円くらいで売ってたので、買ってきて自分で直しました。すごく調子いいです。
昔はBantam100と200を使っていたり、ダイレクトリールを買ってみたりもしたのですが、最近はこの2本に落ち着きました。あとはフロッグゲーム用にこれも結構こだわりのタックルがあるので、また機会があればご紹介したいと思います!
さて、次回はいよいよお楽しみのルアー編を書きたいと思います!
それでは。