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マゴチ釣りが好きだ。ほんとうに好きだ@東京湾

マゴチの顔
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マゴチ釣りが好きな理由

魚釣りをするということは、多かれ少なかれ魚を傷つけることなんだけども、その魚が好きだったりする。

それは、

  • 魚体の姿かたち。
  • 地味だったり、カラフルだったりする、それぞれの色合い。
  • 釣り物としてのおもしろさ。

などなど。

個人的に、引きがただ強くて細かいことをあまり考えなくても釣れる魚や、そのシチューエ―ションよりは、いろいろと知恵をしぼってやっと釣れる魚のほうが釣り物としては好きだ。

どんな釣りでも要素をつきつめれば奥深いということはあるけれども、それでもレベル感の差はあると思う。

コマセをつかった釣りにも多くの魅力があるけども、魚がむこうからよってきてだいたい向こうアワセで釣れるし、鯛ラバも基本的には巻いていれば釣れる釣り。

船釣りであれば、マゴチ・スミイカ・カワハギのような釣り物はテクニック要素が強く、釣れない人と釣れる人に差が出やすい。釣り座の要素も大きいことは大きいが、それでも釣る人は釣る。

初夏から秋ぐらいまではマゴチ釣りが好きだ。本当に好きだ。

釣り船でサイマキやハゼで釣るのも好きだし、手漕ぎボートで繰り出して、メゴチやシロギス、イトヒキハゼあたりを操作して食わせるのも面白い。

なぜ好きか。

マゴチはなにより姿かたちがかっこいいし、ライトタックルで釣れば引きも強いし、なによりテクニック要素が強い。

たとえば東京湾のマゴチ釣りであれば1.5mの仕掛けの中オモリを1m底から巻き上げて待つというのが基本で、それだけで釣れることもあるけども、アタリをさらに出したり、食わないときに食わせるためのテクニックは奥深い。

技巧の釣り。それがマゴチ釣りだと思う。

今回もマゴチ釣りの話をしたい。

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釣り竿を間違える

この日は6時過ぎに到着すると席札がすべてなく、お伺いすると「船長にきいて」とのことで、渡辺船長に聞いたら、右舷のミヨシに決定。

沖上がり1時間前ぐらいまでずっと下げ潮で、北東風ということで、いわゆる一日潮尻ってやつだなと思いながらもそこはなんとか技術でカバーしたい。

ほかの釣り人が逃した微妙な底上のタナを正確にキープしつづければなんとかなるかな。なんとかしたい。と意気込んで右隣のシニアな釣り人と挨拶して談笑。

船釣りあるあるなんだけども、2Pの竿をもっていくときに、竿がちぐはぐであることに気づくことがある。

これはだいたい、船上で釣り座を確保して準備しはじめてから気づく。

・・・

ということで、間違えました。。。

この日も釣り座に余裕があるかわからなかったんですが、手竿で7:3のマゴチX、置き竿でライトゲームSS6:4で勝負しようと思ってたんですよね。

さてと、まず、手竿のマゴチXを用意するか。

・・・

あ、この穂先ライトゲームBB H190のやつやんけ。

うわっち。

ぐぅ。

調子狂うなー。

「いつもマゴチをやるんですか?」と、隣のおじさんに質問され、「そうなんですよ。あと最近はマダコもやります。今日は竿間違えちゃいました。」と答える。

「いや、そこは腕ですよ。あはは」

というありきたりなコメントをいただき、場は和みながら出船。

独りの釣行は、お隣さんとコミュニケーションが適度にできるといいですね。釣況だったりの共有ができたり。

アタリがあった、なかった、というやりとりでも、いろいろと気づきもでてきます。

この日は雨予報。

八景島をすぎるとかなりの波風。

渡辺船長は、風裏にいくとのことで野島沖堤防の横須賀側へ移動(南側)。

しばらくアタリでず。

いくつか移動して、底上で貼りつくようなアタリを感じたものの数メートルまいて途中で外れるという何度かあり。

あれはたぶんマダコなんだと思います。

一応サイマキに抱き着くものの、うまいところ針がかりさせれられず。途中で外れたり身切れしたりなのでしょう。

今年の東京湾の横浜手間は底にタコがたくさんいるので、タコ釣り以外でもタコっぽいあたりがあるので、注意してやりとりすると釣りあげられるかもしれません。

と、

アタリがでなかったものの、エサの状況を確認しようとおもったら500gぐらいの重さが。こりゃ引かないし、イカかタコだな。

ゆっくりテンションをたもったまま、バランスシンカーが海面から出ないように巻いてくるとスミイカorシリヤケイカという状況。

後ろにあったたも網を右手でつかみつつ、セルフタモ入れ。

シリヤケイカでしたー。

スミイカ同様、めちゃくちゃ墨をはくんで、すぐに船内にいれないでたも網にいれたまま海面で洗うとよいです。

季節にもよるんですが、サイマキをつかったマゴチ釣りはコウイカ類がよく釣れるので、保冷用にジップロックM or Lサイズをもっていくと、よいですよ。使った後のサイマキを持ち帰って食べるときも袋があるとよいですし。

なんどか移動をして、ポツポツと船尾から胴の間あたりまで釣れたところで、手持ちでなく置き竿としてつかってみると。

あ、今アタリあったな。

「はい、あげてください。移動しますね」

「お、ちょっと待ってください」と、操舵室に手と顔で合図をおくる。

・・・

・・・

あ、食い込まんなー。

あがってきたのは頭部が砕けたサイマキ殿。

頭や脳みそはないんですが脊髄反射的なものなのか、ビンビンうごいています。それほど瞬間的なバイトだったのでしょう。

このように頭がすりつぶされていたりするアタリはマゴチなんですよね。

うーむ、気取られたか。

竿が柔らかめなので食い込みの違和感は少ないと思われながらも、ダメなときはダメなんでしょうな。

途中、雨がやんだりふったり。

船は八景から横須賀方面に流していく方針の模様。

同じ船宿、同じ船長の船にのると、操船のパターンがあって、過去に流しただいたいのポイントもまたたどり着くことがあるんですよね。

あーここ前釣れたなーとか、ここ前アタリ多かったよな。とか。

反対にここアタリでたことないなー(自分は)とか。

これはイカのしわざだな。

しかもサイマキに抱き着いたあと、気づかないまま数分まった挙句、頭以外全部むしゃむしゃされちゃうパターン。こういうのは10秒間隔ぐらいのタナとりでだいたい気づけるんです。

が、今回は6:4の置き竿目的の竿を手持ちでやってるのでどうにもイカのノリを吸収してしまったりするんです。

シリヤケイカあたりはサイマキに抱き着いてから、エサの動きの上下に追従する機能がついてるんで、なかなか気づきにくいのです。

この状態ではマゴチのあたりは出せないので、やっぱりマゴチ釣りの手竿を7:3がベストだなーと思ったり。

他に、やっぱり自分で決めたルールで餌の確認は必要ですね。

10分に1回かならず餌をチェックするなど。

あんまり上げ下げするとサイマキが弱るっていうのもあるんですけどね。

アタリがでないと、どうしてもそのまま狙いがちながらも、そもそものエサが死んでいたり弱っていたり、フグにやられて跡形もなくなって空針状態になっていたり。

うーむ。マゴチ釣りって、奥深い。

このような港湾施設際を数度流し変えつつ・・・

猿島を望む横須賀沖エリア。

このあたりは意外とアタリ出るんだよな。

と、ちょっと気合が入る。

・・・

そうなるとタナとりもさらに正確になり、底上1m上げた時点から10cm刻みで竿を下げていくと・・・

グングン。グングン。

(あ、キタ)

竿先を下げる。

この「グングン」ってのは、マゴチがサイマキの頭部を噛んだあとの頭を左右に振りながら水平に泳いでいる状態。

だと思ってます。

潮がゆるいこともあり、なかなか引きこまない状態。

マゴチ釣りでは、潮が流れてるとアタリが明確ともいわれるんですが、これは船が流され移動する速度が速いというのと、マゴチの活性があがっていて動きがあるという2種類の理由があるような気がします。

潮がゆるいときは、竿先を下げていってもいつまでも食い込まないことも多く、そんなときはごくゆっくり聞き上げていくと、底をきって泳ぐマゴチの重量を感じることができます。

あんまり聞きあげちゃうと、マゴチに気づかれちゃうので、徐々に。

すると、

グングン。グングン。

が、

グングーン!

に増幅。

このときには餌が完全にマゴチの口のなかにはいって、針がかりはしてないものの、マゴチは口をしっかりとじている状態。

ここから、6:4の胴調子の竿であるということを考慮して、竿先が海面に突っ込むぐらいまで下げながらリールを2回転一気に巻き取り1メートル強ラインスラッグをとって、長めの強いストロークで合わせ。

ガツン!

(うお、この瞬間がたまらん)

アワセが決まればだいたい途中ではバレません。

50cmUP程度のマゴチ。

めっちゃ、うれしい。

タモ入れにきてくれた船長に、「すげーうれしいです」とか言っちゃった気がしますよ。おほほ。

何度釣っても、釣り船でのこの最初の一本ってうれしいんですよね。アドレナリンが流れてんなーと。これほど興奮することも日常ではそうそうないなと。

街でDQNがタバコのポイ捨てをしていたときに、おっさん代表として勇気をだして「ここは灰皿じゃないぜ、な?わかるよな?」みたいなことを伝えるぐらいかな、この興奮は。

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大型マゴチに期待。元気な新卒サイマキは本当に優秀

後半戦にいたって、船は横須賀うみかぜ公園あたりへ。

このあたり得意なんだよなー。

と、しばらくやっていると、7mぐらいの浅場になっている狭いエリアで胴の間の方がヒット。

ヒットしたのはメスだったようで、うしろをオスが追いかけてくるといういわゆる「追いゴチ現象」。

産卵シーズン独特ですね。

ということですかさず、エサのサイマキをつけかえることに。

サイマキはクルマエビの幼体なわけなんですが、よくみると体長に数センチの差があるんですよ。デカイほうがアピール力は高いながらもやっぱり食い込みがわるそうな印象です。

そうそう、エサのサイマキは新しいのがいいという話なんですが、組織もそうなんです。

ベテラン社員ってさぼるんですよ。環境になれてくると。

なにをいっているんだ。

いいですか。よく聞いてください。

30ちょっとのベテランの営業マンが外出する。

で、営業していると思うでしょ。だけども、要領よく上司には「ガンガンやってます!Aヨミ○〇万円っす!」とかいっておいて、実はルノアールでアイスコーヒーをかましてたりするんです。こういうのって営業組織の前提条件でもあって、日本の津々浦々で行われている風景なんです。

そこにきて、気合の入ってる新卒社員ときたら、営業とかよくわかんないけど、ビンビン!ビビン!っと企業の受付にぶつかっていくんですよ。

新卒「お世話になっております。○○のサイマキと申します。人事部長の山下さんいらっしゃいますか?」

受付「はあ、当社に山下というものはおりませんが…」

新卒「あははは。あー山下さんじゃなくなっちゃったんだー。そうかそうか。そうだったのかー。最近きてなかったからなー。潮周りがわるかったんでね。って、今、誰が人事部長やってんすか?」

受付「えーっと、鈴木が担当しております」

新卒「なるほど学園。じゃあ、鈴木さんお願いします!いやー、お姉さん本業はモデルっすか?さっき、アイスコーヒー飲みすぎてお腹が痛いっす。あはははは。」

受付「(何コイツ)ちょ、少々お待ちください」

みたいな。

何が言いたいのか。いいでしょう。説明して差し上げましょう。

サイマキが営業マンで、クライアントがマゴチだっとする。

であれば、ルノアールでさぼらないで、ちゃんとピンピン跳ねて営業するやつがいいんですよ。

「兵」としては。

「将」はルノアールでアイスコーヒーをしばきつつ、あれこれ将来の営業部について考えないといけないんだけども。

と、サイマキ新兵を投入したら、効果てきめんですよ。

持たれるよう重みが竿先に加わった状態。

これは居食いの可能性が大だなと。もうこんときは竿先下げず、聞き上げて、重みがあったら一気にあわせる!

ガツン!

(キタコレ!重い)

おー良型。

みてください。産卵期のメスなんだろうな。

色がいくらか明るいんです。

いい面構えだよな。

最近、がまかつのマゴチ フック (銀) 18号をつかってるんですが、伸ばされるということが少なくなった気がします。

だいたい17号が標準ながらも、ちょっと大きめに18号にすると小型は食い込みににくいながらも大型でのキャッチ率はあがるような気も。

その後、同じような浅場のポイントで全体であたりが出つつ。

雨もやんで。

最後に当たった、と思ったら、小型のようで引き込まず。

沖上がり

この日はTOPがマゴチ4本。次点が2本6人程度でボウズの人もちらほらいたようです。

55㎝ぐらいになってくるとマゴチも頭がデカくなってきますね。

大きい方が55弱のメスのマゴチ(あとで開腹してわかりました)。

上の個体はオスのマゴチ。

いい顔してるなー。

有難くいただくことにします。

まとめ

  • 竿はちゃんと継いで確認する
  • 水深30m弱に15号オモリ+6:4の手竿は着底がぼやけてわかりづらい
  • 同じく、イカアタックがわかりにくい
  • 手竿の場合、アタリがあったら送り込むわけで胴調子である必要はなさそう
  • ということで、手竿は7:3がベストだよねと再認識。

関連アイテム

▼大物マゴチ狙いは、がまかつのマゴチ針18号がオススメ。針が伸びたり変形しづらい気がします。

▼置き竿のマゴチは長めの6:4の竿がいいです

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ABOUTこの記事をかいた人

平田 剛士

ORETSURI編集長。釣り歴30年ぐらい。いつの間にか釣りメディアをはじめていたもので人生不思議だなーと思っている今日この頃。 口癖は「釣りはいいよねー」