どうも平田です。セブンイレブンの冷凍ナポリタンが好きです。
さて、夜の海っていうのは、ヘッドライトを照らすといろいろな生き物がいて、ワクワクするのですよ。
堤防をゆく巨大なフナムシ。
テトラや磯の陸上でせわしなく動いているのはイソガニ。
やや水中をみやると壁にはりついたショウジンガニ、イシガニ。
そのとなりあたりにゴンズイボールことゴンズイの群れ。
穴に目をこらすとウナギ様。
岩場にしっかり張り付ているヒザラガイ、ヨメガカサ。
タイドプールには、エサにしたらかなりよさげなイソスジエビ。
まーたまりません。
イシガニを取りに海へ。が、容器をわすれた
イシガニラーメンをつくりたいなと思い、三浦半島某所を訪れてみました。
前回の記事でもお伝えした通り、イシガニの在庫は豊富なようでこの日も期待できるだろうと鼻息荒く現地に到着。
![](https://oretsuri.com/wp-content/uploads/2017/06/IMG_8298-e1508436658223-300x196.jpg)
と、ここで、蟹をとったあとにいれる容器を忘れたことに気づくという次第。
なんたる失態。どうするんだおい。責任者を出せ!
というのはおいておいて、強めの輪ゴムで爪をホールドしてリュックにぶち込むというソリューションはあると思うのですがね、まー案の定太郎で輪ゴムもないという体たらく。
これはあれだ、たも網でからめとって、そのまま丸めて蟹の動きを停止させてバイクで移動というソリューションがベストという代替案をとることにしました。さすが、どんなときにもあきらめない俺氏。
イシガニ獲りスタート
さっそくタモ網(玉網)とヘッドライトを装備して磯場を渡り歩いてみます。
あれ、メスしかいないぞ(ライトで照らすと尻蓋がオレンジに膨らんでいるのでわかる)
今日はオスはいないのかなー
飲み会かな?
と、
おもったら、潮がさらにひいて、波をかぶっていた岩場エリアがあらわに。
そのエッジにオスがちらほらいました。
む。見える!わたしにも見えるぞ!
とりゃー!
1ゲット。
とりゃー!
2ゲット。
という具合に、
風のように4杯捕獲。
![](https://oretsuri.com/wp-content/uploads/2017/06/IMG_8292-1024x768.jpg)
イシガニをたも網に入れたまま、捕獲を継続。意外と身体が絡んで逃げません。これはいいかも。
と、よくみたら、岩場が隣接する砂地に、巨大なキャンサーシルエットを発見。
波越しにみるかぎり、これはまさかのノコギリガザミか!?
と、重い、慎重に蟹が4杯からんだたも網を接近させ、
南無八幡大菩薩!神仏よ照覧あれ!
と、やにわに、網の角度を変え、電光石火救い上げると、
ん!?
俺のたも網アタックをかわすとは!なかなかやる!
大蟹が、パタパタかわいく泳いで逃げていきます。
だが、この第二撃をかわせるかな!
そりゃ!タモ網アターック!
ふははははは!モビルアーマーを鹵獲したぞ。
というわけで、大型の蟹を捕獲しました。
ノコギリガザミかとおもったら、巨大サイズのイシガニでした(でも、うれしい)
この時点で5杯。
ヤツがきた!?
もう5杯とったし、足るを知るってやつで、イシガニラーメンのダシには十分かなと思い磯場を後にしようとおもって、海面をヘッドライトで照らすと、なにか異様な気配が。
こ、これはニュータイプか?
そこか!
と、ライトを照らすと、岩場と同じ保護色になったアオリイカを発見!
これはつかまえるしかない!
と、ライトを消してたも網を伸ばすと、まーアオリイカというやつはかなり敏感&視力がいいので、沖に逃散。
無念。
でも、他にもアオリがいるかも。
と、思い磯場をさがしたところ、
あ、いた。
というか、さっきと同じ個体のような気がします。産卵で近づいているのか、磯場についているイソガニでも狙っているのかは不明ですが、
近づいては離れをくりかえしています。
網ではどうにもならず、シーバスロッドにフローティングミノーをつけて目の前にキャスト。
..
…
…
スルー。
余裕しゃくしゃくでスルーという状況。
うーむ。
これはやはりエギもないし、男たも網一本道というぐあいで、もう一度たも網を装備して、
スタンバイ。磯場を右往左往していると、1時間ほどして、
足元にアオリイカが!
南無八幡大菩薩!神仏よ照覧あれ!
と、やにわに、イシガニが5杯絡んだタモ網の角度を変え、電光石火救い上げる!
・・・
・・・
・・・
うおー!とったどー!
![](https://oretsuri.com/wp-content/uploads/2017/06/IMG_8287-1024x768.jpg)
イシガニが絡んだ網にアオリイカという謎の構図。
陸にあげると、アオリイカがぴゅーぴゅー水を吐いて鳴いてるようにきこえるんですね。はじめて釣ったので獲ったので、しりませんでした。
ここで、頭部後ろの急所を3か所ほど刺し締めました。
![](https://oretsuri.com/wp-content/uploads/2017/06/IMG_8289-1024x768.jpg)
うお、いいサイズだ。シマノ ADプライヤー RH TYPE-Fと並べてみました。
帰宅して戦果を確認
イシガニは巨大サイズをふくむ5杯。
※もちかえってから容れ物がないので、ボートバッグに移し替えました。
でけー。イシガニとしてはMaxサイズな気がします。挟まれたらアカンやつだ。
アオリイカ。どーん。大皿にのせてもはみ出そうなボリューム感。
目がきれい。細胞の色彩が目まぐるしく点滅しています。
ということで、次の記事は美味しくいただく工程をとりまとめてみます。
イシガニ:イシガニラーメン(塩+味噌、そしてバタートッピング)
アオリイカ:身は刺身、ゲソはイカ墨肝バター炒め
というメニューの予定です。
おたのしみに。
イシガニ獲りアイテムはこちらの記事から
![](https://oretsuri.com/wp-content/uploads/2017/06/IMG_8298-e1508436658223-300x196.jpg)
※もしかしてアオリイカもとれるかも…
▶次ページでは蟹好きなあなたのための関連記事と書籍を紹介しているぞ!
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