どうもどうも平田です。眠いときはタイガーバームを額のチャクラに塗ってがんばる主義です。
さて、このORETSURIですが、月間3万UU(ユニークユーザー)以上という毎日たくさんの方にご覧にいただきこんな釣りをしてもらいたいというリクエストも受けたりしている今日この頃です。日々増えていくアクセスがたのしみであります。
そんなある日、「春の小川でスモールビックフィッシングをためしてほしい」というニーズが舞い込み、
ほくほくしながらのべ竿をリュックにつめこみ多摩川にむかってみました。
多摩川登戸下流へ
まずは登戸下流二ヶ領取水口あたりから様子をうかがってみます。ブラックバス釣りの人がちらほらいますね。釣れてるんでしょうかね。むかし、ブラックバス釣り少年だったとき、ヘラブナ釣りのおっさんから、「兄ちゃん、ブラック釣れたん?」とよく聞かれていましたが、そういえばなんでヘラ師のおっさんはブラックバスのことを「ブラック」っていうでしょうね。まーいいか。
かわさき水辺の楽校へ
すこし上流にいくと、かわさき水辺の楽校というちいさなワンドがあります。今日はここで釣りをしてみます。
みてのとおり、誰もいませんが、ちらほらヘラブナ釣りをした形跡がありますね。水深は深くて50センチくらいでしょうか。
さっそくのべ竿を用意して、ウキ釣りにして、袖針にミミズをネコリグにして投入。サブのエサはおなじみの魚肉ソーセージで、これは兵糧もかねてポケットに忍ばせておきます。
鮒や鯉やその他もろもろの魚がいれば一発で喰う仕様です。どうかなー?
うーんアタリゼロ。移動して再度投入するもアタリなーし。ここで、通りかかったサンバイザーを装備したおばちゃんに話しかけられました。。。
サンバイザーおばちゃん「どう釣れるの?何釣れるの?」
わたし「え?あー、どうもこんにちは。鯉とか鮒とかがいるはずなんですが、まだ釣れてないんですよ」
サンバイザーおばちゃん「そう。釣って持久戦よね。夏とかもここでやってるの?ずっと?」
わたし「え?あー、夏は日陰でやりますよ。鮒とか釣れるといいんですけどねー」
サンバイザーおばちゃん「うちのおじいちゃんも釣りしてるんだけど、もー年中〇△×※ーだからねーがんばってねー」
わたし「え?あ、はい。がんばります」
という謎のからみ。サンバイザーおばちゃんも去っていったことでだし、とりあえず一本釣っておくか?
ここで、うっすらなんとか釣り上げられるサイズの野鯉系シルエットがみえたので、そこにミミズを投入。うねうね。うねうね。ほら喰いたいだろ。と泥水のなかで野鯉がちゅるちゅるとミミズを吸い込む姿を想像してみます。
が、あたりなし。ウキ沈まず。なーんだとおもって、竿をよこに動かしたら、
ぐわーん。
なんと、他のデカ野鯉が居食いしていたようです。わ、これはやばいハリス1号の袖針(伊豆大島の岡田港で気まぐれでかったいつのものかわからないガマカツのハリス)・・・だったもんで、野鯉に好き勝手、竿がのされ、
ぷつ。
あらま。きれちまったよー。南無。
まー2キロぐらいはありそうな鯉をあげるには無理でしたね。すまんな鯉、ゆるせよ。その後も同じ場所で釣りをしてみたものの、ミシシッピアカミミガメが迫ってくるので撤退しました。。。
多摩川本流へ移動
このかわさき水辺の楽校は多摩川本流と隣接しているので、ためしにブラックバス釣りのみなさんに交じり餌釣りでもろもろ狙ってみることに。
こーんなかんじで岩の間を狙うと、つーっとウキが持っていかれる気配があるも、食い込まず。なんだろう。テナガエビかな?多摩川のテナガ海老の最盛期は梅雨時なのですが、いないことはないだろうなー。
夕まずめのチャンス
よくよく考えるとウキをつけて中層をねらうよりは、ウキをとりミャク釣りにして、底をずるびきで狙ったほうがいいんじゃないかと思い、ためしてみます。
するってーと、一投目であたりです。くっくく、と竿先をなにかがもっていくようなアタリで、すーっと合わせると、結構引きます。ブルーギルかな、と思ったら、あがってきたのはスモールマウスバスでした。ラージよりこちらのスモールのほうが引きが強いんですよね。
と、暗くなったので、2時間ぐらいののべ竿釣りでしたが、いろいろと楽しめました。ミミズや魚肉ソーセージを使えば何かしら釣れるのでみなさんも子供ちゃんをつれて週末にためしてみてはいかがでしょうか。練り餌やパンの耳もあるとよいかもですね。
ではでは。
関連アイテム
※鯉がくるので道糸は2号、ハリスも1.5号以上はほしいですね。