どうも、カリブの近海賊です。
台風前後、僕の休みに合わせてなのか?ことごとく海はババ荒れ。
海に出れず、自宅待機ということで、禁断症状が出たのか手が震える日々。。。
ドバミミズが話しかけてきた
ふと、庭に目をやってみると、ニョロニョロしたやつがいる…
おぉ、ドバミミズやん…
ん?なんだなんだ…話しかけてくる…
「だんな!海でれないときは、あっしを使う番ですぜ!!」
は!?
そ、そうか!その手があったか!(頭おかしい)
忘れてました…もともとショアフィッシャーマンな僕、ウナギ釣りなんてお手のものです。
ということで
家の回りでミミズ探しをスタート。
こればっかりはグーグルで検索しても出てきません。(汗)
農繁期で草刈り後だったため、付近には刈られた草が山のように積んであります。
が、連日の酷暑のため、積まれた草は発酵しているものの乾きぎみ。
なかなか、ミミズが見つかりません。見つけても少ない。モグラ君に先を越されてるところも…。
なんとか1ヵ所、日陰で草が積まれていて下がコンクリートでモグラ君にもとられないところを発見。
手頃なドバミミズを多数ゲット、とりあえず、釣りにはなりそうです!ふふふ。
ミミズ探しにつかった時間、2時間…炎天下でこれはきつい。
ウナギの釣り場へ到着
17時頃にウナギを狙う釣り場に到着…もちろん辺りはまだまだ明るい。
ウナギ釣りは置き竿が基本なので、早速、釣り竿を1本出しておいてあとはゆーっくり準備。
この釣りは、ウナギの通り道を狙います。
もちろん人間には川底なので見れません。
ということで、ここらへんかな~ってところに予想をつけて投げておいて放置です。
このウナギの通り道、岸から遠くにあるというわけでもなく、ただ遠投しておけばいいってわけでもありません。
竿は1本でも構いませんが、数本用意しておく方がヒットする確率があがって断然いいです。
遠くに1本…手前に1本…みたいな感じにしておくといいですね。
雨の翌々日。濁りはあるものの、思っていたほど濁ってない…。
ウナギは一般的に雨後の濁っている方が活性が上がるといいます。雨によって上流から餌がながれてきて活性があがるのか、濁り自体が水中を暗くして、夜行性のウナギの活動を促すのか、ラインが見えないからか気配がわからないからか…結局は想像であるためわかりません。
僕は行ける時に行くスタイルで、もちろん雨後でなくても降ってない日でもお構い無し。
で、比較的釣果は良好です。だから、雨後がいいよって言われてもナゼかなんて気にならなくて調べてません。(笑)
ポイントに着いた時間は潮の下げ止まりで、他の釣り竿の準備をしていると段々潮が満ちて来ました。
エイも遡上してきたようです。厄介だな。
と、
まだ準備が完了していないのにアタリが!!
ツンツン?コンコン?
あー、これはウナギじゃないなー。
!!
クサフグでした…。
手前に寄せるまでにガジガジとラインを噛んでいたのでしょうか、引っこ抜けるサイズでしたが直前でラインブレイク。
写真なし!!
僕のウナギ釣りは汽水域で行うことが多く、こうしたクサフグに猛襲されることもあります。
▶次のページでアルコールを投入して一気にブースト?
アルコール×ウナギ釣り
気を取り直して、仕掛けを投げておいて準備準備…
え、なんの準備って?
そりゃぁ…これでしょ…
はい、ドーン。
アルコール!
船ではこんなに落ち着いて釣りが出来ることはありませんからね…
アルコール&ツマミのグータラセットです!
そう!呑みながらゆーっくり釣り!
もちろん呑んだからには呑み終わり後8時間以上運転しません!
つまり!そんだけ釣りするってこと!
もうとことん釣りバカです。
こからへんのウナギを狙う人たちは夕マズメから深夜までで引き上げます。
が、深夜過ぎにも釣れた実績があります。
もう、僕はエサが無くなってアルコールが抜けるまで帰れません。(笑)
仕掛けですが、河口で潮も早いのでメインにスパイク天秤の30~35号を使っています。
エサは昼間とったドバミミズ。
よく、白いところ(環帯と言うそうです。)のみちょんがけしたり、フサがけしたりするそうですが、僕は口から白いところを貫通させ、針の結ばれてる部分を隠すように刺します。
呑みながら待つ…
ココンッ…
シーン…
河口なのでウナギ以外にも魚は沢山います。先程のフグ以外にボラが多数、チヌも足元泳いでいます。
ココンッ!
待つ…
コンッ!コンコンッ!
はい釣れたー。
ミミズが長いのでかなり待つようにしてます。
だいたい飲み込まれてます。
もう完全に向こう合わせです。
早合わせして乗ってなくてこれ以上にツラい魚種は他にありません。(笑)
なので仕掛け飲まれて切ってもいいや、くらいのつもりでやってます。
もちろん、時合を除いて釣れない時間はものすごく長いです。
ということで、あらかじめ時間だけ決めて、呑みながら待ちます。
決めた時間が来たら回収、餌交換…
ん?重い…
はい、釣れてたー。(笑)
うーん。オモリが重いので竿までアタリが来ないこともあります。
交換して投げる…交換して投げる…
放置…
呑む…(笑)
竿先ばっかり見てられないので投げたら竿先に鈴を着けておきます。
つけっぱなしでもいいですが、巻くときには外すようにしてます。投げるときに絡まらないような意味合いもあります。絡まるとオモリが重いのでエライことになりそうで…。
▶いつの間にか隣に釣り人が・・・
いつの間にか隣りに釣り人が・・・
「おおぉ~!!」
?!
いつの間にか隣に釣り人が!酔ってて気付いてません。(笑)
「どうしたんですか~?!」
「多分、チヌ!タモもってない?」
「いや、もってないっす。(汗)」
「しゃーないか~」
仕方なく寄せて、手繰ってみる…
あ!切れた…でもうまいこと石組の隙間に入って泳いでる…
チヌだ。
…でかい。45cmほどでしょうか?
おっちゃんの仕掛けに目をやる。
のべ竿にフロロの0.6号!
なんてチャレンジャーなんだ!!こんなもんなんでしょうか?
切れずに寄せることができたのべ竿のポテンシャルに脱帽です。
「またキター!」
おっちゃんすごいな~。
今度は寄せたところで後からきた友人がエラに手を入れとりこむ!
お~これもそこそこ。40cmちょい。
聞けば、この方、今回チヌ釣り初めてだとか。
釣れるとも、タモなく取り込めるとも思ってなかったみたいです。釣ったのはおっちゃんの腕とは言え、釣りあげられたことに大変喜ばれてました。
ありがとうと感謝の言葉まで頂き…おっちゃん撤収!
なんて効率のいい釣りなんだ!
一方そのころ…
こちらは、釣れてない…
アタリは多いが、続かない。
アタリの雰囲気的にはほとんどがフグかハゼです。
時々いい感じのアタリがある。でも続かない。
エサも無くなり、3時にフィニッシュ。
餌とりに悩まされた1日でした。
結果は4本。サイズはそれほどですが、まずまずの釣果です。
<タックル>
ロッド:遠投竿3本
リール:シマノ アルテグラ
ライン:PE3号、リーダー無し
ウナギは、都道府県のルールによって採捕できるサイズ等が決まっています。
あらかじめ調べておき、小型のものはリリースすることや、食べられる分だけ持ち帰るなど
考慮して楽しみましょう。
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