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水深30㎝で釣れる!?ゴロタ場で狙うムラソイの生態・釣り方・レシピを解説

城ケ島ムラソイ

ムラソイとは?

和賀江島でムラソイを釣った

ムラソイ

ムラソイはメバル科メバル属の魚。北海道を除く日本各地に生息。

北日本にはアカブチムラソイが多く分布しています。見た目がカサゴやメバルに似ている魚で体長30㎝以上に成長しますが、多く釣れるのは20㎝前後です。

全体的に暗茶褐色で斑紋があり頭部が大きい特徴があります。

ゴロタ浜・磯・テトラに多く生息していて、主に甲殻類を捕食。釣りあげるとしばしばイソガニを吐き出したり、肛門から白い糞を出す傾向も。

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ムラソイとカサゴやメバルとの違いは?

ムラソイはカサゴと生息域が重なっている点と風貌が似ているため、よく釣り人にも間違われやすい魚です。

<見分け方>

  • ムラソイ:茶褐色。ぶちのような紋様に、斑点が散らばっている。個体差はある。カサゴより堅牢な体形。
  • カサゴ:赤系もしくは黒系。白い斑点。下あごがやや出ている
  • メバル:目が目立って大きい
  • ヨロイメバル:カサゴに近い見た目。赤・茶で構成される体表
  • タケノコメバル:やや細長い魚体。明るいトーンの体表

<生息域>

カサゴとムラソイは甲殻類を主に捕食しているものの、お互いに水深ですみわけがされているような印象。

  • ムラソイ:カサゴよりも浅い水深に生息していることが多い。ゴロタ場のひざ下の水深でも釣れる
  • カサゴ:水深2メートル以上のところで主に釣れる。ひざ下程度の水深にはいない
神奈川 モンスターメバルが釣れた

こちらは大型のメバル。体と眼のバランスをみると目が大きい。

釣ったカサゴを調理

カサゴ。上がやや沖目に生息する赤系。下が浅場に生息する黒系(同じ種類)

20160527金田湾カサゴ 釣り

ヨロイメバル。サイズは20㎝程度にしかならない。サクラの枯れ葉がまじったようなカラー。

ボートメバリングとタケノコメバル

タケノコメバル。ややスマートな体形。ムラソイの色合いに似るが、やや明るめのトーン。

アカブチムラソイ

こちらはムラソイの亜種のアカブチムラソイ。身体にオレンジ色のブチが混じっている。

スーパーに売られている『カサゴ』は時々『カサゴ』ではない(アカブチムラソイ料理)

2017.05.02
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ムラソイの釣り方

ムラソイは餌とルアーで狙うことができます。基本的に根際や根の中に生息しているため、ルアー釣りの場合は穴釣りで攻めるほうが釣果につながりやすいと言えます。

ムラソイが釣れる時期

1年中釣れます。多くの魚が水温低下で深場にいってしまう1月、2月の厳冬期でも、穴釣りであれば、ひざ下程度の水深で釣ることができる貴重な魚です。水温が高い夏季は、比較的根上や根際で活発に餌をとっているようで、フローティングミノーなどにも積極的にバイトしてくるので愛好家もいます。

ムラソイ釣りにオススメのポイント(ゴロタ浜)

江之浦漁港で釣り

ムラソイ釣りで一番オススメのポイントはゴロタ場・ゴロタ浜とよばれる、大ぶりの石がごろごろと並んでいるところです。

夏場は、海藻を避けつつ、この石の上をフローティングミノーで流すのがよいでしょう。

1年中釣れる方法は、穴釣りです。ゴロタ石とゴロタ石の隙間の先が広がっていそうなところに、ワームや餌を落としていきます。

スピニングリールのベールをおこして、ラインを右利きであれば左手にもちつつ、トップガイドから10cm程度ワームや餌をだして、ラインをゆるめて穴にいれて細かく誘う方法がオススメです。

※この釣りでは、ティップを折る可能性もあるので注意しましょう。

エサ釣り

ブラーやジグヘッドの先に、イソメ、魚の切り身(サバ・サンマ)、オキアミ(S~Mサイズ)、イソガニをつけて釣ります。

ジグヘッドを使う場合は、細軸のフックと軽めのもの(1g~2グラム程度)を選びましょう。特にゴロタ浜の穴釣りで狙う場合、波によってすぐに根がかりします。この際、細軸フックにナイロン8~12lb程度のタックルであれば、フックを伸ばして回収することがでるためゴミを残さずに済みます。

ルアー釣り

城ケ島ムラソイ

生息域から主にワームで狙われることが多い魚です。

ワームの色合いは派手なものでも釣れます。ピンクや赤がよく釣れます。

ミノー等でもつれますが、フック等を注意しないと頻繁に根がかりしてしますので注意しましょう。

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ムラソイを釣るときの注意点

城ケ島ムラソイ

タイドプールの間に頭を突っ込んで動かなくなったムラソイ。こうなると出てこない。

ムラソイ釣りで注意したいのは、油断すると根に潜られるという点です。

ライトすぎるタックルで、バイト後もたもたしていると、あっという間に根に潜られてしまいます。

ウルトラライトタックルなどは引き味も楽しいのですが、根に入られたり根ずれでラインブレイクすることを考えると、ある程度のパワーのタックルはほしいところです。

根に潜ったムラソイは、エラ蓋を固く広げて、固い背びれと胸鰭でつっかえ棒のように体を固定するため、容易に引き出すことはできません。

もしもぐられてしまった場合は、しばらくまってから引っ張ってみましょう。浅いところであれば、ラインを伝って手づかみして取り出すのも一つの方法です。手づかみする際は、グローブなどをして魚がムラソイだということを確認してから行いましょう。

ムラソイを狙えるタックル

ロッド

ライトクラスのスピニングロッドが最適です。

長さは2メートル前後あればよいでしょう。ゴロタ場の場合、長いロッドは移動を少なくして、穴釣りをすることも可能ですが、足元近くの穴は釣りづらくなります。

感度などはあまり重要ではないのと、穴釣りではロッドの破損もしやすいため、高価なロッドの使用は控えたほうがよいでしょう。

リール

足元の釣りなので、それほどの巻き容量は必要ありません。

また、ラインの太さはムラソイの食いに関係ないため、8lb程度のナイロンラインを巻いておくことをオススメします。8lbあれば根がかりの際に細軸フックをまげて回収することも可能です

ライン

高価なラインは不要です。2号8ポンドライン以上を50メートル程度巻いておけば十二分です。

サンラインの海平は安価で大容量なので、頻繁に巻き替える方にオススメです。

ジグヘッド・ブラー

ジグヘッドであれば、細軸のものを選びましょう。ダイワの月下美人ジグヘッドは視認性が高く細軸フックも選べるためオススメです。1gから2g程度で、波の強さ、水深を考慮して選びましょう。

重さが沈下スピードが下がり、コントロールがしやすくなるため、意図せずゴロタ石にハマることも少なくなります。

太めのラインであればフックを伸ばして回収できますが、フックが伸びたジグヘッドは針先も折れたり曲がったりしており、再利用できないため、予備を十分用意しておいたほうがよいでしょう。半日の釣りでも3袋程度あると安心です。

ムラソイの料理法や旬

釣り メバルとカサゴの唐揚げ

唐揚げ(メバル・カサゴ)

磯場で、波に流されないように筋肉が硬く発達しているムラソイ。

釣りたての身はかなり硬いため下処理後、1日以上冷蔵庫で寝かせることをオススメします。この際、内臓と皮目が残っていると磯臭くなるため取り去ってしまうほうがよいでしょう。

アカブチムラソイの味噌チゲ

アカブチムラソイのチゲ

料理としては、カサゴやメバル同様、刺身、昆布締め、カルパッチョ、煮魚、唐揚げなどで楽しめます。冬はチゲ鍋にするのもよいでしょう。

ムラソイなどの根魚を持ち帰るときはよく考えて

江之浦漁港 テトラ

ムラソイはおかっぱりから1年中釣れ、難しい釣りでもないので、数釣りも可能です。

カサゴやメバル同様、根魚はそれほど移動する魚ではありません。

そのため同じ場所で釣りきってしまうと、極端に釣れなくなってしまいます。

あらかじめリリースするサイズを決めて、食べきれない個体は都度リリースするなど心掛けていきましょう。そうすれば、いつまでも釣りが楽しめます。

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