東京湾の「ライトアジ釣り」で釣果を上げる!12のバラシ防止策

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大アジ(黄アジ)
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東京湾の船釣り入門魚といえば、LTアジ。

横浜~横須賀沖の水深20~30m程度が主なポイントです。

毎週のようにLTアジ釣りをしていると、せっかくかけたアジをバラシやすい人とそうでない人がいます。

今回は、アジのバラシ防止策を紹介します。

ちょっとバラシ率が多いなーと思う人は参考にしてみてください。

目次

道具の工夫で釣果が伸びる

金沢八景・一之瀬丸 LTアジ釣り

まずは道具の工夫からです。レンタルロッドでもすこし工夫をするとバラシが減ります。マイタックルの場合は、竿から考えていくとよいでしょう。

73調子から64調子の船竿を使う

まず、使用する竿の調子は7:3から6:4を使用しましょう。

ダイワとシマノからLTアジ専用ロッドが販売されています。ライトアジ専用竿の特徴は全長が170㎝程度と汎用ライトゲームロッドより短いため使いやすく、バレを減らすように調子が柔らかめにできています。

ライトゲームロッドを選ぶ場合、15~60号程度のオモリ負荷(ミディアムクラス)も、LTアジ釣りには適しています。オモリ号数はMAXでも80号対応程度のものがよいと言えます。

極端な先調子のカワハギ竿などの流用はバレが多くなり、しゃくり時による負荷により竿先が折れるため不向きです。

クッションゴムを使う

1.2㎜程度のクッションゴム(ゴムヨリトリ)を使うことで、アジのバレが少なくなります。

特に貸竿のように竿が固めの場合にも、クッションゴムを使うだけでバレが軽減されます。

市販品よりは、やや潮受けするものの、中太程度の輪ゴムを天秤とハリスの間につけるだけでも効果があります。細目の輪ゴムは2本がけするとよいでしょう。

ナイロンハリスを使う

市販のアジビシ仕掛けにはフロロカーボンとナイロン製のものがあります。

主流はフロロカーボンハリスですが、適度に伸びがあるナイロン製を使うことにより身切れが少なくなります。

釣り座の工夫も大切

LTアジ釣り

正しい釣り座の配置を心掛ける

釣り座が散らかっていたり、道具の位置関係がずれていると、取り込み時にバタバタしてしまいバレが多くなってしまいます。

スパンカー(帆)により舳先が風上を向いている場合、以下の順に道具を配置するのがオススメです。

  1. 竿(キーパー)
  2. コマセ桶(洗面器など)+船べり下に餌など
  3. 活かしバケツなど

自分はコマセ桶の前に座り、ハリスは活かしバケツにいれておくか、ハリをちょい置きホルダーにかけるかマグネットシートで固定するとトラブルが少なくなります。

釣り方での工夫はテクニックの差

金沢八景・一之瀬丸 LTアジ釣り

タナをしっかり合わせる

タナがぼけていると、ハリがかりが浅くなりバレやすくなります。

アジは口のわきの薄皮にハリがかりするとバレやすくなり、上あごの固いところにかかるとバレにくくなります。

アタリが頻繁に出ている場合でも、どのタナがどんぴしゃりで上あごにかかるか調整していくとバレが少なくなります。

※アジの活性によってもハリがかりの深さや場所は大きく異なります。

アタリに対して急に合わせずゆっくり聞き上げる

アタリがあった場合には、すぐに合わせず、ゆっくり竿先で聞き上げましょう。

アジの重さが竿先に乗った段階で、余分なPEラインを巻き取ってから、巻き上げに入ります。

パーミングをしっかりしてロッドを上下しない

パーミングができていないと竿が安定せずバレやすくなります。

好みはありますが、親指から薬指までの4本で竿とリールをグリップする方法がオススメです。

竿にリールをセットしたときの重心は、リール部分になるので、握り手がリールから離れるほど不安定になり竿が上下してバレやすくなります。

リールを等速で巻く

巻き上げをするときは一定速で巻くということを意識して行いましょう。

巻き上げスピードを変えたり、つかれたからといって巻き上げをストップすることでアジがバレやすくなります。

リールを「ごり巻き」しない

せっかくかけたアジをバレないように急いで釣りあげようと猛スピード巻き上げると、口切れしやすくなります。

ポンピングしない

ポンピングとは、竿の上下にあわせてリールを巻き取ることです。

なれていない場合、ポンピング時にラインテンションのゆるみができてしまいます。

このゆるみによってアジがバレやすくなってしまいます。

LTアジ釣りではポンピングは控えましょう。

抜き上げをスムーズにする

海面近くまできたアジを抜き上げる際のステップは以下の通りです。

  1. 竿を立てて、ビシを右手に持ち(左手で竿を持っている場合)、コマセ桶に置く
  2. 竿を船べりに垂直に置く(もしくはキーパーにセット)
  3. 船べりから上半身をのり出すようにかがんで枝スのすぐ上を手にとり取り込む

竿を船べりの穴に立てたり、キーパーにセットする間に、一瞬の間が生まれやすくバレやすくなります。

一番よいのは船べりに垂直に置いてしまうことです。

船べりから上半身を乗り出すようにし、ハリスのできるだけ下側をつかまないと、抜き上げるアジが船べりにぶつかってしまいます。

かかりが浅い場合はこの衝突でアジが落ちやすいので注意が必要です。両足を縦にひろげて船べりと座席によって重心を固定し、恐れず船べりから手を伸ばしましょう。

大アジの抜き上げ時はハリのかかっている場所を確認

アジは大型になっても、口の皮が薄いままです。

大型のアジほど自重があるため、海面から出るとバレやすくなります。

いざ抜き上げる際は、ハリの位置を確認し、上あごなど比較的かかりがしっかりしている場合のみにしましょう。

かかりが悪い場合は、躊躇なくタモ網を使うのがベストです。

まとめ

今回は、東京湾で人気のLTアジで釣果を上げる!12のバラシ防止策を紹介しました。

とはいえ、どんなに工夫しても、バレてしまうアジはいます。

釣果を伸ばすためには、バレに一喜一憂せず、手返しを上げるのが最短ルートです。

ぜひ参考にしてみてください。

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