マゴチ。
それは、刺身でも焼いても揚げてもうまい魚。
スーパーでは販売されていないことが多い高級魚でもありますが、釣り人であれば、がんばれば手が届く存在ですね。
よくまとめサイトで、「グロテスクな風貌でおなじみの高級魚○○は釣れば無料で食べられますよ。○○のような味がするみたいです」みたいに書かれていたりするするわけですが、その魚を釣るために釣り人は釣り沼にはまって諭吉を何名投資しているかしってんのか「このやろう!ばかやろういいますわ!うちの社員だったら殴ったりますわー」(マネーの虎)ってな話です。それに「グロテスク」とかいうなよこのやろう!
マゴチも釣り船で狙って、専用マイタックルを用意して、サイマキことクルマエビを何尾も追加していれば1本いいお値段になっているわけでありますなあ。
マゴチの下処理
今回はマゴチのチリソース炒めをつくります。
語感的に、『マゴチリソース』といわれたり。
マゴチをよく釣ってために食べる人がいつか通る道かもしれません。
まずは下処理してサクにしたマゴチを用意。
写真は5日程度冷蔵庫で寝かしたものですが、加熱する場合は釣った初日の肉でもよいと思いますよ。
今回はチリソース炒めにするわけで、味付けも濃いので、釣ったばかりの魚を食べる際にもうってつけです。
マゴチのサクを一口サイズに切りわけ、片栗粉にまぶす。
このとき溶き卵→片栗粉でもよいです。
下処理時に骨の残りがあったらとっておきましょう。あとあと骨が気になるので。
チリソースの素をつくっておく
チリソースはクックドゥなどの市販品を使うとお手軽ですが、今回は自作します。
<マゴチのチリソース炒めのタレ>
- スイートチリソース(タイのあれ)
- ケチャップ
- 豆板醬
- オイスターソース
- 中華だし
- 紹興酒
- 砂糖
分量は・・・
適当に甘じょっぱくなっておけばよいです。
基本ケチャップとスイートチリソースを1:1にして、残りの調味料を足していくというのがいいのですが、豆板醬だけなめているとかなり辛くなってしますので、スプーンにほんの少々にしておきましょう。
調味料をそろえるので、お手軽なのはクックドゥですからね。
野菜の下処理
野菜を用意しておくわけですが、
今回は、
- たまねぎ
- ししとう(orピーマン)
- お好みでにんじん
- にんにく&生姜&長ネギのみじんぎり
です。
スイートチリソースは飲み物、っていうか、具以外のソースだけで白飯がかき込めるものとわたしはおもっているんですが、このとき長ネギがたくさん入っているとうまいので、ばほばほいれるとよいと思います。
マゴチのチリソース炒めを仕上げる
植物油でマゴチを揚げる。
写真は小さな鍋で少量の油で揚げていますが、油の温度がさがるとべたつきくっつきあうので、もうすこし油は多いほうがいいです。
フライパンか中華鍋にゴマ油を多めにいれ、長ネギ・にんにく&生姜みじんぎりを炒める。
その後、他の野菜を投下。
野菜にだいだい火が通ったら、つくっておいた混合ソースを投下。
フライドマゴチがおかきに見えますね。
油をきったフライドマゴチを投入。
ししとうをいれて、全体をなじませる。
ここまで3、4分。
※今回、水溶き片栗粉を用意しておいて入れ忘れたのですが、この工程で投入すると全体の粘度があがりまとまりがよくなります。さらに盛り付ける際も、山状に自然となるはず。
魅惑の赤い油。
さらに盛り付けてできあがり。
パクチーをかざると色合いとしてもいいと思います。
味は、、
う、
ま、
い。
( ;∀;)
マゴチの淡白な身を揚げたことによりさくっとしていて、そこに甘酸っぱ辛いチリソースが絡み絶妙な味わい。
これはマゴチ料理でも上位に食い込む旨さかなと。
切り身をチリソースと絡めるだけでもよいとは思いながらもやはり揚げるという工程がよいんでしょうな。
関連アイテム
白身魚のフライは揚げたてをスイートチリソースにつけて食べるだけでもおいしいです。
さらに+マヨネーズ+ナンプラー+レモン汁orライム汁+お好みでコリアンダーパウダーでORETSURIソースができます。魚介の揚げ物によく合うのでためしてみてください。