揚物界の合従軍!「マゴカラポン」が旨すぎる

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マゴチ
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~この記事は約 4 分で読めます~

どうも平田です。

マゴチ釣りが好きで、これまで40種類以上のマゴチ料理レシピを開発してきたんですね。

そろそろ、マゴチ料理研究家を名乗っても怒られないんじゃないかと思っているぐらいです。

 

さて、この度わが家では、かなり偶然に簡単すぎて最高に美味なマゴチ料理をつくることに成功したんです。

その名も「マゴカラポン」。

なんだそれ。

まあ、ちょっとわたしの話を聞いてくださいよ。

 

マゴチを寝かして1週間たったある日のこと。

あれこれとエンゲル係数高めな料理を次々につくっていたわけです。

この日は、冷蔵庫を一掃したく、マゴチのカマ・ハーブソルト焼き、マゴチ・タジン、マゴチ皮ポン酢、マゴチコムタンなどなど。

 

で、マゴチの竜田揚げを作るつもりだったんですね。いわゆる「マゴチ竜田」ってやつです。

ここからはいつもとちがって現場写真がありません。

こうして記事に書くことなんて想定もしていない普通の食事時だったのです。

なので、できあがり画像以外は「過去の似たような画像」をいれていきます。

1週間寝かしたマゴチの肛門から尾側をつかいます。

中骨をとり、皮はつけたまま。

あえて下味はつけない。

実際はマゴチの身を一口サイズにカット

片栗粉をまぶす。

中華鍋で揚げる。

油はあえて「かどや銀印の濃口(ごま油)」を3分の1いれてあります。

油は中温。

・・・

・・・

・・・

はい、サクッと揚がりました。

一口サイズにマゴチをカットしておけば、1~2分程度でサクッと揚がります。

あんまり火を通さないほうがジューシー。粉が焦げるとちょっと焦げ味になるので注意しましょう。

 

さて、ここからが本題です。

このままマゴチ竜田としてレモンをしぼって岩塩で食べようとしたんですね。

が、ふと、冷蔵庫に「わけぎ」が大量にあることに気付いたのです。

 

わけぎってのは、葱と玉ねぎの中間に位置するらしいですね。遺伝的に。

そんな「わけぎ」をこれでもかと小口切りしていく。

え?あー、万能ねぎとか小葱でもよいと思います。多めにしましょう。

しいていえば、わけぎのほうが辛めぐらいかなと。

 

さて、さらに他に野菜室に残っているあの大根。

これサクッとすりおろす。

大根がサクサクっと「おろし」になる間、脳内で常時満室ぎみの冷蔵庫に隙間がうまれていくのが見える。

したりしたり。

そして、椀に大根おろしをいれ、安ポン酢を多めにかます。

いいでしょう。準備はできました。

これが「マゴカラポン」です。

え?あー、「マゴチの唐揚げ おろしポン酢」の略っす。

 

なんで最初マゴチ竜田といっていたのが、唐揚げという表現になったのか。

細かいですね。

いいでしょう。説明しましょう。

「語呂」です。それ以上でもそれ以下でもありません。

マゴタツポンより、マゴカラポンのほうが、なんとなくゆるいし、あっけらかんとしていていいなーと思ったんですね。

 

まーそういうのはどうでもいいので、あとは、食べる。

レモンをマゴチの唐揚げにかける、と見せかけて、おろしポン酢におもいっきり絞る。

次に映え目的で盛り皿に盛られた「わけぎ」、これもおろしポン酢に全部投入する。

これが、「おろしポン酢合従軍」です。

控えめにいっても、全中華最強の同盟軍といっても過言ではありますまい。

 

よし、食べるぞ。

おろしポン酢(合従軍)にマゴチの唐揚げを投入し、一口で食べる。

咀嚼。

ん!なんだこれは!!!!

うめぇー!!!!

部活帰り(野球部)の中学生なみに白飯がかきこまれていく!

そう、そのあとはご一同お察しの通りです。

マゴチの唐揚げをつかんでは、わけぎ・おろしポン酢(合従軍)に投入。

さらに、しゃらくせえと、おろしポン酢の椀に口につけて唐揚げごと流し込む。

そう、唐揚げが飲み物になった瞬間である。

 

おい白飯もっともってこい!

あいの手でよく冷えたコカ・コーラを流し込む。

くぅ、コーラがうめぇー。

腹ではない、舌でもない、ほかでもない脳が全力でこの食事を喜んでいるのがよくわかる。

衣の食感、マゴチの唐揚げの脂と旨味、ポン酢の酸味とこれも旨味、わけぎとゴマ油の香味。

「なんてものをだしてくれはったんや山岡さん」状態である。

 

ということで、今回は「マゴカラポン(マゴチの唐揚げ おろしポン酢)」が旨すぎる話を誰かに伝えたいと思って書きました。

途中から気づいた人もいると思うんですが、まーふつーに鶏のから揚げにおろしポン酢つけると旨いんですよね。

あれは間違いない。

 

まあ、たまたまそこからきた発想なわけですが、だいたい、マゴチの唐揚げというのはけっこう下味をつける人がおおいと思うんです。

にんにく生姜に醤油とかで。

だけど今回は、たまたま下味をつけてないで片栗粉オンリーだったわけです。

にんにくとか生姜じゃあないんだよ。

 

素材の素朴な味わいに対して、ゴマ油が風味が増し、たまたま、冷蔵庫にあまりまくっていた「わけぎ」がパンチが効いてよかったんだと思います。

わけぎって、小葱類より風味が強いんですね。改めてそう思いました。

 

ああ、今思い出してもめちゃんこ旨かったなー。また作ります。

みんなもやってみてね。

ではでは。

平田(@tsuyoshi_hirata

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