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【小さなアワビ?】スルーされて巨大化しているマツバガイをとって食べてみた

小さなアワビ マツバガイ料理

どうも平田です。夜の海にいくと落ち着きます。

今回はそんな夜の磯でとれるマツバガイについての話です。

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マツバガイとは

マツバガイは北海道と沖縄以外のほぼ日本全国に生息している貝です。

外洋に面した汚れのすくない海岸を好み、岩礁帯やテトラ等に張り付いています。東京湾奥などには少なく、関東であれば三浦半島や房総半島、真鶴・伊豆半島に多く生息しています。

日中はほぼ動かず夜間は積極的に行動し藻類を削り取り食べています。

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夜な夜な三浦半島の堤防へ

さて、この日の夜は三浦半島某所の堤防へ。

前回に味をしめてワタリガニをすくいにいったのですが、うねりがまじっていて、潮も濁り、たも網で蟹をとるのにはかなり悪条件。

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あたりまえですが、目視でおこなうタモ網アタックには、潮がとまって澄んでいる状況が好条件なわけです。

ちゃんと考えていけよ、といってしまえばそれまでなのですが、まー『やむにやまれぬ大和魂』と吉田松陰もいっていたことなので勢いできてしまうこともしばしばです。

こういう濁った潮のときは、たも網より蟹網がいいんですけどね、

とはいっても、蟹網はもってないしなーと思案していたところ、堤防に隣接する磯場に大型のマツバガイがいることに気づきました。

そうだ、今日はマツバガイとりにしよう!食べたことないし。

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マツバガイをとる!

マツバガイは笠状の殻で覆われている貝で、堤防や磯に張り付いています。

釣り人のみなさんもたぶん一度はみたことがあるはずです。

こーんな真っ暗な堤防をさぐり歩いていたのですが、

放送事故ではありません。真っ暗なんです。

このとおり、いました。

殻に松葉のような模様があるのでマツバガイというんですね。

このマツバガイですが、かなりしっかり壁や岩にはりついていて、夜になると岩や堤防の隙間から這い出て、数メートル移動し張り付いている海藻を食べるようです。

そのため夜間にポイントへ到着すると比較的目立つところにいたりします。

それにしてもこのポイントのマツバガイはかなりでかめで、食べごたえがありそうです。

自宅にオイスターナイフがあったのですが、今回はワタリガニを取る予定だったのでもってこず。

こんなところで役に立つとは。

かわりに、もしかしてアオリイカがいたときに締め具として使おうとおもってもっていったヴィクトリノックスのナイフがあったので、そのやすり部分をつかってマツバガイをはがしていきます。

そういえばこの文章をかいていておもいだしたのですが、このナイフはアル中だった亡き父が或る日よっぱらってかえってきてくれたものだったような気がします。

ブレードが薄いからもしかして折れるかも..

が、このブレードが薄いことがプラスにはたらき、マツバガイと張り付いているところの隙間にうまいこと刃が入りやすく、簡単に剥がすことができました。

あっという間に、大きめのマツバガイがたくさんとれました。

このポイントはマツバガイフィーバーなようで、まだかなりたくさん張り付いていましたが、とっても食べきれなそうなのでここで採取は終了。とりすぎは禁物。

ジップロックにいれて持ち帰ります。

▶マツバガイの下処理

マツバガイの下処理をする

自宅にかえってジップロックからだしてみるとこんな感じ。

この殻が盾のようにもみえ、なんとなくスパルタ軍のファランクス(密集陣形)、あれです。

正面からみると無敵の陣形!

が、裏返してみると、無防備な姿…

小型アワビみたいな風貌ですね。

まず身の部分に砂を噛んでいるのでこれをおとし、塩水につけて汚れをおとします。清潔な歯ブラシやタワシをつかうとよく落ちますよ。

マツバガイを調理する(白ワイン蒸し)

どうやらネット情報では酒蒸しや煮付けがうまいらしいですが、なんとなく白ワイン蒸しにしたいなと。

オリーブオイルでスライスガーリックを炒め、

マツバガイを投入。

ここにクレイジーソルトと白胡椒と白ワインを投入。フタをして蒸し焼きにします。

2、3分後蓋をとって、身から殻をとっていきます。加熱するとかんたんに殻がとれる仕様であるようで。

盛り付け。

フェンネルをちぎってのせると写真映えしますね。こころなしか高級フランス料理のようにもみえます。

ま、堤防でとったマツバガイなんですけどね。

味は内臓ごと食べると磯の味満点。内臓をとると小型アワビのようで、しっかりしたうまみもあります。

加熱すればするほどかたくなる模様で、蒸すときも最低限にしたほうがよさそう。

▶マツバガイ料理番外編

マツバガイ料理番外編

マツバガイの内臓をとって食べようとしてら、なかからひも状の寄生虫のようなものが。

ぎぃやー。

うわなんだこれ。。。

と、おもったらすべての個体にあり、どうやら腸管か食道なのかもしれません。

ためしにこのひょろひょろだけ食べてみたら、じゃりじゃりしていました。

こういうのが苦手な人は、内臓をとってから食べたほうがよいかもですね。

みるだけで食欲がうせるビジュアルです。。

マツバガイ料理は手軽でオススメ!

釣りをしていると堤防や磯でよく見るマツバガイ。

まーなんというか、ぱっと見うまそうにはみえないし、岩から剥がすのもメンドクサイなでスルーされる+それほど海中にいないので天敵もいなそうなので、結構巨大化していることもしばしばです。

が、

見た目に反して、このマツバガイ、コリコリして味わい深いんですよ。

エスカルゴみたいに、ニンニクとバターと香草でオーブン焼きにしてもよいかも。

煮付けにしてみたりしてもよいですし、乾燥させてつかってもよいですね。

ではでは。

<オススメ・マツバガイ料理>

  • マツバガイの甘辛煮
  • 炊き込みご飯
  • パスタの具にする
  • 塩ゆで
  • 味噌汁の具にする
マツバガイは成長スピードがかなり遅い貝です。一か所でとりすぎてしまうと、そのポイントにはかなり少なくなってしまいます。採取するときは、一家族で食べられる量など配慮しましょう。

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ビクトリノックスのナイフのやすり部分でマツバガイははがせるけども、無理すると折れるかも。でもこのクラシックは1本あると便利です。無難なのが磯の貝はがしなんですが、自治体によっては漁業調整規則で使用が禁止されている可能性があります。

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ABOUTこの記事をかいた人

平田 剛士

ORETSURI編集長。釣り歴30年ぐらい。いつの間にか釣りメディアをはじめていたもので人生不思議だなーと思っている今日この頃。 口癖は「釣りはいいよねー」