ハイサイ!沖縄のニッシーです!
今日は打ち込み釣りで「ウシノシタ」を釣り上げた話です。
タマン狙いの「打ち込み釣り」のはずだったが…
島根から戻って1発目の釣りは「タマン狙いの打ち込み釣り」でした。
島根の釣りでは味わえない、豪快に竿をぶち曲げる「タマン」とのやり取りを久々に味わいたかったのです。
※「タマンの打ち込み釣り」については、こちらの記事をご覧ください。
タマン(ハマフエフキ)
今回は釣友「まえとー」さんとの釣り。
潮の時間から魚が入ってくる時間を予想し、日没前から2人でポイントに入りました。
ただこの日は風が非常に強く、春先ということもあってまだまだ寒い時期。
アタリがない中で3時間ほど、ゆんたく(おしゃべり)をしながら震えていました(笑)。
「寒いので、そろそろ撤収しますか・・・」
撤収のために打ち込んでいた仕掛けを回収しようとしたのですが、何か「違和感」が・・・。
引きは全くないんですが、仕掛けが重くてリールが巻きづらい。
海草でも引っ掛かったのだと思いました。
ズルズル引きずってくると、微妙に生命反応らしい感触・・・。
念のために軽くフッキング。
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上がってきた魚の正体は…
巨大「ウシノシタ」が釣れた!
上がってきた魚の正体を見て、僕とまえとーさんは大爆笑!
今回釣り上げた魚の正体は…
釣り上げた正体は巨大ウシノシタでした!
しかも、背中への「スレがかり」というミラクル。
全長は40センチジャスト!
まえとーさんも、このサイズを見るのは初めてだったそうです。
巨大「ウシノシタ」を観察する
今回釣り上げた「ウシノシタ」は、沖縄に生息する「カレイ目の魚」です。
市場に並ぶ「ウシノシタ」
図鑑で調べてみたところ、今回釣り上げた個体は「アマミウシノシタ」だと判明しました。
「アマミウシノシタ」
改めて、今回釣り上げた「アマミウシノシタ」を観察してみます。
「アマミウシノシタ」背面
腹側
「アマミウシノシタ」の頭部
「アマミウシノシタ」の頭部腹側
「アマミウシノシタ」の尾
内地で釣れる、一般的な「ヒラメ」
今回は「アマミウシノシタ」の味を確かめるため、持ち帰って食べてみることにしました!
「アマミウシノシタ」のお味とは
持ち帰ってきた「ウシノシタ」を捌いていきます。
「一般的なヒラメ」と違って体表のヌメリが強く、しつこいヌメリを落としてから身を切り分けました。
ヌメリを落としてから、解体!
切り分けた「ウシノシタ」の身
あまりにヌメリが強くて心配だったのですが、切り分けた身は「ヒラメのような白身」で美味しそうです!
盛りつけた「ウシノシタのお刺身」を、釣り仲間と一緒に食べてみることにしました。
アマミウシノシタの刺身
めちゃ美味いっ!!
下処理がやや面倒でしたが、仲間内で美味しく頂きました。
「アマミウシノシタ」出汁の沖縄そばを食べる
お刺身を美味しく味わった後で、まえとーさんに「アマミウシノシタ」ダシの「沖縄そば」を作って頂きました!
「帆掛きそば」店主のまえとーさんには、これまで「GT出汁」「オニダルマオコゼ出汁」「センネンダイ出汁」の沖縄そばを作って頂いています。
アマミウシノシタのアラ
今回は、「ガーラ」と「アマミウシノシタ」のミックスで作って頂きました。
「アマミウシノシタのアラ」から丁寧に旨味ダシを抽出し、まえとーさんブレンドで「特製沖縄そばダシ」が仕上がっていきます。
帆掛きそば 「ガーラ、アマミウシノシタ」のミックス出汁
今回は「白身魚ダシ」と特に相性がいい、アサリたっぷりの「海風そば」で頂きます。
「海風そば」
「アマミウシノシタ」ダシのお味は…
あっさりして飲みやすい、上品なお味のダシでした!
「アサリ、アーサ(アオサ)」との相性も抜群で、今回も大好評だったとのこと!!
それでは、また!
寄稿者
ニッシー
- ブログ【沖縄冒険記】しままや~
- 「沖縄県うるま市の島々」で海のツアーをやっています。(シーカヤック、SUP体験等)
※本記事はニッシーさんの「【沖縄冒険記】しままや~」を再構成したものです。