【保存版】船釣りで「オマツリ」を減らす方法12選(対策・NG行為・備え)

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船釣りをやる限り、どうしても起こる他人とのオマツリ。

特に潮が速い状況や混雑時には、あれこれ気を付けていても、ゼロにすることはできません。

今回はそんな「オマツリ」を減らす方法を徹底解説します。

具体的なオマツリ対策や船上でのNG行為を理解して、実釣に備えましょう!

目次

オマツリとは

ORETSURI TABICAの船釣り

オマツリは、自分の釣り糸(仕掛け)と、他人の釣り糸(仕掛け)が交差してしまうことを指します。

これを「クロス」とも呼びます。

自分の釣り糸(仕掛け)が自分の仕掛けに絡むことを「手前マツリ」とも呼びます。

単純なオマツリであればよいのですが、複雑な仕掛けである場合、回復困難になることも。

乗合船でのオマツリは、時として険悪な雰囲気をつくりだしてしまうこともあり、できるかぎり避けたい現象です。

また、いざオマツリが発生してしまった場合は被害を最小限に抑え、できるだけ早く復旧するスキルが求められます。

オマツリ対策11選

南本牧の岸壁で船釣り

オマツリは浅場で潮もゆるければほとんど起きない

では、具体的なオマツリ対策を紹介していきます。

①「オモリ」と「PEライン」の号数指定を厳守する

まず乗合船での基本として、オモリとPEラインの号数指定を守ることが重要です。

同じ号数を守ることで、潮受けが一定になり、オマツリが軽減します。

また、繊細な釣り物の場合、PEラインの上限号数も決まっています。

他に、ライトタックルとノーマルタックルの釣り人が一緒に釣りができる船では、PEラインの号数ごとにオモリ号数が変わります。

②釣法を守る

乗合船では釣り物にあった釣り方を守りましょう。

たとえば、コマセ五目船の胴の間(船の真ん中)で、勝手に泳がせ釣りをし、PEラインが太くてオモリも軽すぎるという状況は最悪です。

天秤+ビシをつかったアジ船で、サビキ釣りをするのもNGです。

昨今は船宿もウェブページ等で仕掛けや釣法を公開していることが多いのでしっかりチェックして釣行しましょう。

わからないことは、自分で勝手に納得せず、あらかじめ電話確認しておくのも重要です。

③仕掛けをシンプルにする

船釣りでは釣れない人ほど、仕掛けを複雑にしがちです。

  • 潮受けするオモリをつける
  • 大きな水中ライトやケミホタルをつける
  • 集寄をつけすぎる
  • チモトの保護パイプ類

オマツリが起きやすい状況下では、相手を責める前に、まず自分の仕掛けや釣り方を確認しましょう。

④サミングして仕掛けを沈下させる

潮が速いとき、特に重要なテクニックが「サミング」です。

船釣りの竿とリール

サミング=スプール(糸巻き)を指でおさえて糸の出を調整する

フリーでスプールを回転させると、道糸がどんどん放出され、潮に流されていってしまいます。

特に上側の潮が速い場合、顕著です。

仕掛けを投入する際はスプールに親指をかるくあて、回転を調整しながら行いましょう。

⑤底立ちをきちんととる

船釣りの基本の一つが底立ち(底取り)です。

底をとることができないと、仕掛けが放置されることになり、潮下の釣り人とオマツリが発生します。

仕掛け投入後、オモリによって底を感じたら放置せず、速やかにラインを張ってタナとりに移りましょう。

砂泥底やオモリが軽い場合、手感度で底立ちを確認しづらいこともあります。

分かりづらい場合は、ラインの放出速度に注目し、一瞬でもラインが止まったら親指でスプールを固定してラインを張ります。

どうしても底立ちが取りづらい場合は、無理せずオモリの号数やルアーのグラム数を重くするのも一つです。

⑥仕掛けを流すタイミングを合わせる

特に深場の釣りでは投入タイミングが重要です。

船長の投入合図をしっかり聞いて、すかさず投入しましょう。

深場のキンメダイ釣りのように、投入順番が決まっていることもあります。

⑦仕掛けを投下する筋をずらす

投入と回収を繰り返していると、潮上側の釣り人のラインが自分の釣り座前に流れていることがあります。

この時、そのラインにかぶせて仕掛けを投入すると高確率でオマツリしてしまいます。

投入する際は「潮上側の釣り人が仕掛けを回収してから」もしくは「ラインの向こう側にすこし下手投げ」して行いましょう。

⑧道糸が斜めになりすぎたら投下し直す

潮速もしくは釣り物によっては道糸が頻繁に斜めになります。

海面に対して道糸の角度が開いてしまうほど、ラインが走っている側の釣り人とオマツリしやすくなります。

釣り座の左右もしくは、船下側にラインが入りすぎたら、一度巻き上げて、再投入しましょう。

再投入することで、いち早く新しいポイントに仕掛けを落とせるため、釣果につながることもしばしば。

⑨キャスティングする際は潮の動きを読む

キャストすることで釣果が伸びる釣り物があります。

その場合、潮の動きを読みましょう。

たとえば、潮や船の動きによって、ラインが船尾側に流れていくとします。

このとき船尾側にキャストすると他の釣り人とオマツリしやすくなります。

この場合は船首側の釣り人のライン位置を見ながら、船首側にキャストするのが正解です。

船長の指示もありますが、投げる場合は周りの状況をみて行いましょう。

⑩道糸が見えない、見づらい場合はキャストしない

釣り慣れている人の中にはキャストする人もいると思います。

特に混雑時ですが、隣の釣り客もキャストしている場合、その道糸が目視できない場合は投げるのを控えましょう。

しばしば、視力や道糸の色落ちの関係でクロスキャストしている人を見かけます。

見えない場合は投げるのを控えるのも一つです。

⑪青物がヒットしたら速やかに巻き上げる

サバ・ブリ(イナダ、ワラサ)、カンパチ、カツオなどは青物と呼ばれます。

これらの魚がヒットした場合、横方向(円を描く)に泳ぎやすく、反対舷をふくめて複数人との深刻なオマツリに発展しがちです。

青物が掛かる可能性が予想できる場合はタックルを強めに設定し、ドラグをあまり使わないで回収するのが基本です。

一方、タイラバのように全員のタックルがあまり強くないシーンもあります。

その場合は、周りに声をかけながら慎重にあげていきましょう。

多くの場合、船長から「全員竿をあげて」というような指示があるはずです。

⑫四隅の釣り座を選ぶ

自分に由来しないオマツリを軽減するためには釣り座を選ぶのも一つです。

特に船の四隅は片方の隣にしか釣り客がいない状況なので、オマツリも軽減します。

竿を出す筋も変えやすいのも魅力的。

オマツリをした後の効果的な対処法

剣崎のイサキ釣り

次に実際にオマツリが発生したときに効果的な対処法を紹介します。

いち早く気づいて回収速度を相手と同じ程度にする

ぼーっと釣りをしているとわかりませんが、オマツリをした瞬間は竿先の変化や手元の変化で感じ取れます。

いきなり仕掛けが重くなるが、魚の引きではない。

もしくは、いきなり仕掛けが軽くなる(サバなどの食いあげもある)、これらはほとんどの場合、オマツリです。

オマツリをいち早く察知し、オマツリ相手を探しだし、同じ速度で仕掛けを回収しましょう。

相手と同じ速度で仕掛けを回収することで、オマツリの程度を最小限におさえることができます。

一番ダメなのが、オマツリをしているときに電動リールなどで最高速で回収するような方法です。やめましょう。

オマツリしている人がいないか大きな声に出して確認(特に反対舷)

釣り慣れると「オマツリした瞬間」はすぐにわかります。

魚の引きとは違う重みですし、人が引っ張る様子もよくわかります。

その場合、トラブルを最小限にするため、声に出してオマツリ相手に知らせましょう。

両隣であれば、「すみません、オマツリしちゃったみたいですね!」。

反対舷であれば、「すみません!誰かオマツリしてませんか?(大声)」が正解です。

大きな船で中乗りスタッフがいる場合は、声が通らないこともあり、船長やスタッフに伝えてもらうのも一つです。

相手もオマツリと早めに気づけば、復旧が速やかに進みます。

特に相手がビギナーの場合は、重要なポイントです。

まず声に出して謝る(お互いに)

オマツリの原因は複合的なので、自分に非がないと思っても、まずは声に出して謝るのがスマートです。

「すみません」
「ごめんなさいね」

などなど、丁寧語で接するとよいでしょう。

相手もスマートな人の場合、謝りの言葉が返ってくるはずです。

釣り人も色々。

挨拶ができないひと、謝れない人、丁寧語で接すると高圧的になってしまう人がいますが、気にしないのが一番です。

乗船時に「今日はよろしくお願いします!」と相手の眼をみて明るめに挨拶をしておきましょう。

いざ、オマツリしたときにも険悪になりづらいのでおすすめです。

仕掛けが「どれぐらいで上がるか」相手に確認する

オマツリしたときに重要なのが、どちらが復旧作業をするかです。

基本的に、海面により近いところに仕掛けがある側が作業を担当するのが一般的です。

まずは自分の巻上げが海面までどれぐらいなのかを相手に知らせましょう。

自分:「こっちはあと50mですね。あと何メートルですか?」
相手:「あ、自分、もう海面なのでこっちでやりますね!」

というような流れです。

このやりとりがないと、お互いに仕掛けを引っ張りあったりしてしまい、二次災害が発生しがちです。

<オマツリの二次災害例>

  • 追加でオマツリするひとが出てくる
  • 竿や仕掛けの破損
  • かかっている魚がバレる

オモリ・ビシを回収して桶等に置く(自分の方が素早く回収できる場合)

自分の方が素早く海面まで回収できる場合は、相手に伝えたうえで、速やかに仕掛けを巻き取ります。

その後、オモリやビシをコマセ桶などに置いて復旧作業を行いましょう。

ラインを出す(相手の方が素早く回収できる場合)

オマツリ相手が素早く海面まで回収できる場合は、相手に伝えたうえで、クラッチを切りラインを出します。

相手の復旧作業確認合図をもって、ラインを速やかに巻き取りましょう。

となりの釣り座の場合などは、積極的に復旧作業を手伝うのも一つです。

ハリスや道糸の絡み具合を確認する

自分でオマツリの復旧作業を行う場合、まず確認したいのはハリスや道糸の絡み具合です。

オマツリの程度が深刻で復旧に時間がかかる場合は、ハリスや道糸(サルカン上)を切って対応するも一つです。

相手側の仕掛けをカットする場合は必ず声掛けしてから行いましょう。

例:「すみません、ちょっと解くの時間がかかりそうなので、切ってもよいですか?」

短時間で復旧できそうな場合は速やかに作業に移りましょう。

オマツリから速やかに復旧するには、いくつかのコツがあります。

<オマツリからの復旧作業を速める動作>

  • 風があるときは風下側に向かって作業する(風上に背を向ける)
  • オモリやビシはぶら下げず、コマセ桶、船べり等に置いて行う
  • サルカン、オモリ、餌、魚を外して作業する
  • 仕掛けをいったんサルカン部分で切る(後程修復可能な場合)
  • 道糸をサルカン手前で切る
  • 無理に引っ張らない(結び目になってしまう)
  • オマツリ解き用のピック(カエシなしの釣り針でもOK)を使う

復旧できたら、声に出して挨拶(お互いに)

オマツリから復旧が完了したら、お互いに声掛けしましょう。

「すみませーん」
「ありがとうございまーす」

などなど。

オマツリはしばしば再度起きます。

気持ちよい釣りのために声掛けは大切です。

オマツリでやってはいけないこと(NG行為)

葉山沖へ移動

声掛けをしない

オマツリで相手に声掛けしないのはトラブルの元です。

初心者のうちはわからないので、思わずやってしまいがちです。ベテランでもイライラしながら黙って解く人もいますが、NGです。

相手に作業を任せる場合は無言で見守らず、一声かけましょう。

自分で作業をする場合も同じです。

特に年齢が上になるほど、相手に対して謝ることができなくなります。

自覚して、一声かける勇気を持ちましょう。

強引に巻き上げる(特に電動リール)

オマツリしている状態で強引に仕掛けを巻き上げるのはご法度です。

特に電動リールで強引に巻き上げると、相手竿破損の原因になります。

同時に自分の竿も折れるかもしれません。

勝手に仕掛けを切る

オマツリした状態で自分が復旧作業をするとき、テンションが高くなったのか、勝手に他人の仕掛けや道糸をスパスパ切る人がいます。

これもご法度です。

仕掛け自体が高額になる釣り物もしばしば。

道糸を切る場合も、仕掛けごと切ってしまう人もいます。

たとえば、コマセ五目釣りのコマセカゴと天秤に仕掛けを合わせると、一回のロストで3,000円ほど。

自分の知らないところで、いきなり3,000円分の仕掛けがカットされ、道糸もたくさんロスト。

やはり相手は不快になるはずです。

人によっては怒って言い合い、殴り合いの喧嘩になってしまうかもしれません。

自分の仕掛けや道糸はまだしも、相手のラインを切る場合は声掛けしたほうがスマートです。

また、明らかにハリス等の仕掛けを切ったほうがよいのに、謎にこだわり、承諾しない人もいます。

オマツリ状況によっては復旧まで20~30分(あるいは復旧できない)程度かかる場合もあるので、復旧困難と判断したら速やかに仕掛けカットをしたほうが無難です。

特に初心者は判断できないのでベテランや船宿スタッフに従うほうがよいでしょう。

解いてもらっている途中でラインを引っ張る

相手がオマツリした仕掛けを解いている最中は、無配慮にラインを引っ張らないようにしましょう。

時折見かけますが、相手とコミュニケーションをとらず、オマツリが解けたと勘違いしてラインを引っ張ってしまう人がいます。

せっかく緩んだ結び目が固く締まってしまったり、相手の手指にハリが刺さってしまうので注意しましょう。

「どうですか?」
「あ、とれました、どうぞー」

この確認があってはじめて、ラインを巻き上げます。

オマツリ(高切れ)への備え

船用小型両軸リール

スペアのリールを持ち込むと安心

オマツリをすると時としておきがちなのがPEラインの高切れです。

切れたラインの量によっては釣りの続行がむずかしくなることも。

船釣りにいくときは、高切れ対策をしておくと安心です。

<高切れ対策>

  • 道糸を水深の2倍以上巻いておく
  • スペアのリールやスプールを用意しておく
  • 替え用のPEラインを持参しておく

まとめ

東京湾トラフグ

今回は船釣りで起きる「オマツリ」を減らす方法を解説しました。

釣り慣れてないひとは、一つ一つの注意事項を意識し、トラブルを軽減しましょう。

ベテラン側は釣り慣れてない人の存在に配慮した釣り方をすることで、より気持ちよい釣りができるはずです。

不特定多数が乗船することで、時として「オマツリ」を原因にする言い争いがおきることもあります。

初心者は当然低姿勢。

ベテランも「俺もむかしそうだったよなー」と、経験に驕らず歩み寄るのが理想です。

お互いにトラブルを軽減して楽しい一日を過ごしましょう。

関連アイテム

▼オマツリ解き用のアイテム。釣り針をバーブレスにしたものや、目打ちも結び目になってしまったオマツリ部分を解くのに効果的。

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