強風の日にボート釣りにいくとこうなる@京急大津・まるまつ丸

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大津港でボート釣り 船酔い
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ボート釣りが好きだ。ボート釣りが好きな人もだいたい好きだ。

ということで、なかけん氏と日程を合わせて京急大津の海に向かってみた。

なかけん氏とは2度目のボートタッグ。(1度目はこちら

目次

大津港のボート事情

京急大津のボート屋は石田丸・小川丸・まるまつ丸がある。

それぞれ予約システムはなく、前日と当日の風をみながら当日出たとこ勝負でレンタルする模様。

地図をみるとわかるように大津港は北風に弱い。北風が4メートル以上吹くときはボートをだせないかもしれない。(南西の風は6メートル程度でも大丈夫なようだが、状況による模様)

でも安心してほしい、ボートが出ないときは、それぞれの釣り船に乗ればいいのだ。今の季節だったらアジかタチウオに乗るというプランBもある。

うがが。思ったより強風

京急大津でなかけん氏と待ち合わせし、大津港の途中にあるセブンイレブンで朝ごはん&昼ごはんを買う。

これが多くの大津の釣り師が通る道である。

その後、まるまつ丸さんへ。

まるまつ丸のおばさん「うーん、今日は風がねー、海見てみた?」

なかけん氏「ですか。ちょっとポイントいって様子をみてきますね。」

どうやら北風が4メートル程度吹いている模様。

釣具のポイントでアミコマセ&オキアミ(イナダを釣るので大きめのGクリル2L)&イソメを買い戻ってくると、

まるまつ丸のおばさん「うーん、やっぱり今日は風がねー漕げるんならいいけど」

なかけん氏「漕げますよ」

まるまつ丸のおばさん「昨日も一艘転覆しちゃったからー。漕げるんならいいけどー。じゃあ乗る?」

ということで、一応ボート釣りベテランの2名として出船することに。

今回の漕ぎ手は大津マスターというか大津常連のなかけん氏におまかせすることに。

よーし漕ぎ出すぞー

漕ぎ出すぞーとかいってみたものの、実際に漕ぐのはなかけん氏だ。

ボート釣りでは、漕ぎ手と応援兼水先案内人に分かれる。

石田丸から出るボートが一番多い。

この通り、漕ぐ気満々のなかけん氏。自転車が趣味のようで、服装もそっち系だ。おしゃれさんだと思う。

2分後のなかけん氏。あまりの風と波の強さに苦笑いをしている。

思った通りに進まない理由の一つとして、どうやら右側のオールの固定がバカになっているようで、力が逃げてしまうとのこと。

ボート釣り初心者のみなさんも、乗船前にボートの備品チェックをしっかりしたほうがいいぞ。

過去にのったボートにはオールが左右違うものがあったりして、そういったのにあたるとホントにきつい。

港をでて、ドンキ沖側(猿島側)にあるガレ場というポイントにいこうとするも、激波。

うわわ。これは転覆まったなしや。

ということで、東側の馬堀海岸側へ。

しばらくなかけん氏がこいでいると、2つ目の下水溝沖200メートルあたりにあるブイに各ボート屋からでた人たちが集合している模様。

釣り開始

ということで、このポイントで釣りはじめることに。

どうやら大津では、アジを狙うにもサビキがよく使われるようで、なかけん氏はサビキ&コマセ五目でスタンバイ。

わたしはといえば、一つはコマセ五目。

一つは、イソメを投入して底ものを狙うことに。

というのも、このポイントが砂地でアジやサバの回遊が全くない状態であったからだ。

が、アタリゼロ。

あたりに漂うのは、濃厚なミノフスキー粒子というかボウズ粒子である。

ポイント移動。沖へ。

これはダメだ。このままじゃ死ぬ。

波風がややゆるやかになった気がしないでもない、ということで沖へ。

なかけん氏秘密のGoogleマップを参照しつつ、武山出しへ。

北風へ逆らいつつ海苔棚をかいくぐり、ポイント到着。

釣りはじめると、おー底が根だ。おほほほほ。

底がゴツゴツしとるぞ。根というのは、こんなにうれしいものだったのだろうか。

アジという魚はこうした根、それも周囲から隆起した高根という部分に群れる傾向があるようだ。

・・・

む!

カサゴだ。

む。貴殿(ホシササノハベラ)

なかけん氏もカサゴダブル!

お互いの顔にようやく笑顔が灯ったというかなんというか。

おいアジはどこいったアジは?

この根ポイントで釣れるのはカサゴとベラとカサゴとカサゴという具合で、アジがいない責任者を出したまえ!とおもっていたら、

ん?

カサゴ狙いの胴付きイソメ仕掛けにブルブルという反応が!

むむむ。

おお、アジや。

その後も、ぶるる。

あ、貴殿(ウミタナゴ)。

この後も貴殿の代表選手であるウミタナゴとスズメダイが続く。

むむむ。

カサゴと、ミニカサゴ、じゃなくて貴殿(ハオコゼ氏)。

本気になったら大原。ワラサを狙うぞ

ここで一発逆転、ワラサ狙いということで、ちょっとイナダには大きすぎるだろというアジを泳がせることに。

このあたりはいてもイナダレベルで、ワラサはまわってないだろうなーと思いつつも、泳がせには夢がある。

とかなんとか誤魔化しつつ、投入。

むーん。ときおりアジが暴れている気がしないでもない・・・

というのはただの錯覚なのだろう。

釣りをしていると錯覚が多くなる。

と、コマセ竿にメバルが。リリース。

アジが。君はどんどん釣れてくれたまえよ。

若干1名船酔い発動

これだけ海があれてボートが揺れると、船酔いの人が現れるのだが、見事漕ぎ手が船酔いに撃沈。

どうやら酔い止めを飲んでいなかったようだ。

船酔いに強くてもアネロン常備はだいじ。

ここからなかけん氏が0・1人分の稼働となり、釣果も伸びず。

コマセもあんまりアタリないし。

泳がせなんて、もっとアタリないし。

ということで、いつのまにか沖上がり。

このあたりの岸際のスリットには、メバル・カサゴやスズキがつきそうだ。

酔っていても懸命に漕ぐ姿。これが社会人ってやつで。

結果発表

わたしの釣果は、泳がせで消えてったヤツと水汲みバケツから逃亡したヤツを含めて、アジ7匹、カサゴ1匹といったところ。

釣果のアジはなかけん氏のなめろうファンドに投資することに。

なめろうファンドの利率がどんなものかは知らないが、我々は、黄金アジとイナダ・ワラサを求めてリベンジすることを誓ったのだった。

乞うご期待。

※カサゴは、キムチ鍋の具材になりました。

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