サバ水煮缶が人気だ。
安いくて旨い。からだにもいい。
そんでもって、シンプルでアレンジが効くときた。
もはや無敵の食材。
メディアでもサバ水煮缶をつかったレシピが人気だ。
ORETSURIでもイイダコと合わせてパスタをつくってみたこともある(記事はこちら)
今回はそんなサバ水煮缶のアレンジ料理を紹介する。
高木商店の寒さば水煮をチョイス
ひとくちに、さばの水煮缶といっても国内販売製品だけでもたくさん売られている。
前回はマルハの月花だったんだけども、今回は、
茨城県にある高木商店の『寒さば水煮』をチョイス。
茨城や千葉沖の秋冬のサバの身をチョイスしたという一品。
秋冬は脂ものってすっかりとろサバ状態なんだろうな。
するとどうだ。
テロロロン。
水煮の表面に分厚く浮いた魅惑の脂が食欲を刺激しやがるぜ。
ひと缶には、3キレぎっしり寒さばがつまっている。
う、
うまそうだ。
た、
たべたい。
でも料理につかうしな
・・・
・・・
・・・
モグモグくん。
とりま食べてみたら、あら、うまい。
ものすごい脂と旨み。
昨今の国内のトロ信仰からするとみながすきな味です。
思わずひと缶食べてみたくなったけども、料理コーナーへ。
器は不要。寒サバ水煮アヒージョ
これはあってもなくてもよいんだけども、あるとよいのがドライトマト。
素材にトマト由来の酸味と旨みをくわえることができるアイテムで、カットしてあるのがちょこっと使えて便利。
でもって、寒サバ水煮の上へにんにくスライスorニンニクペースト、ドライトマト、バター。オーホット。
オーホットはわたしの母和子が好む滅茶苦茶からい調味料なので入れすぎは注意。
単なるトースターで加熱。ラベルは燃えなかった模様。自己責任でどうぞ
オーブン等で缶のまま5分ほど加熱。
あぶらがぐつぐついいはじめて、ガーリックに火が通っていればOK
もともとくさみはないながらも、魚介と相性のいいディルをかざる。これは、加熱する前に刻んでいれておくとよりいいかも。
もうちょっとニンニクに熱が入ったほうがいい
このとおり。
寒サバのアヒージョが簡単にできた。皿もいらない。
缶が熱くなるので取り扱いに注意しつつ、カッティングボードや皿あたりにのせて提供するとよいと思う。
こういうのに乗せるとこじゃれていて、缶詰ダイレクトの直球さとのギャップがあっていいと思う。
食べる。
うまい。
もともとサバの旨みがあり、その脂にバターが援軍をしてさらにコクをましつつ一切のくさみをつつみこんでいる。
でもって、ガーリックのパンチ。
そしてディルの香り。
レモンを絞ると、くどさが緩和される。
レモンバターサバとでもいおうか。
このように刻んだディルと一緒に食べると寒サバ水煮がさらに旨い。もとからうまいんだけど。
というわけで風のように完食である。
おい、ちょ待てよ。
その缶さばエキスを君はどうするんだ。
え?
す、すてるけど。
わかってないな。
〆のサバスープを楽しんでみようか
というわけで、あまったサバエキスの活用法を教える。
あれはだいたいの人が排水口に流すと思うんだけども、栄養分がたくさん溶け込んでいる究極のエキスだと思ったほうがいい。
あまったサバエキスに、レモン、コショウ、刻みディル、そしてオーホットをいれる。オーホットはニンニクと唐辛子のペーストなのでチリソース系で代替してもよいと思う。
でもって、湯を注ぐ。
どうだろう。
ほんとうにうまいものは見た目も旨いのだ。
というわけで、飲んでみると。
滋味。
塩っ気が足りないと思った人は、塩を足すといい。ナンプラーをたすと、旨みが増す。
また、コンソメの素をすこし入れるとさらに旨くなる。
寒サバ水煮缶は骨もやわらかくなっているし、エキス成分もしっかりつかうようにしたい。
カレーなどを作る際もエキスをいれるのといれないのとでは、月とすっぽんのちがいがある。
ではでは。
製造・販売元:高木商店
関連アイテム
※高木商店からは『焼き鯖のアヒージョ』というアイテムも販売されている。うまそう。