式根島巨大魚攻略戦！無限サバを餌に釣る！

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どうも、おかっぱりのベイシャーク釣行記でご好評頂いております、はるかです！

今回、湾内のチビシャークだけでは飽き足らず、7月15~17日に2~3mのサメを求め、離島まで遠征してきました！！

メンバーは自分とけいすけ氏、まつとも氏、のっち氏、Nao氏の5人での遠征。普段ベイシャークを釣っている仲間です。

式根島へ

今回渡った島は伊豆諸島の式根島。写真は竹芝からの船が着く野伏港で新島との海峡に位置し潮通しが非常に良く四季を通して様々な魚が釣れます。

そしてそれを狙って大きなサメもやって来るという訳です(·∀·)ﾆﾔﾆﾔ

今回はこの野伏港で釣りをしました。

14日午後23時、東海汽船のさるびあ丸が出航。東京竹芝桟橋を出てすぐにレインボーブリッジをくぐります。

その後は東京湾、相模湾を一晩かけて航行。

翌朝に伊豆大島、利島、新島を経由し、船は目的地の式根島へ。

港について予約していたレンタカーを受け取ります。今回は宿は取らず車中泊の予定なのです。

その後、島の釣具屋にいき店の人に聞いたところ今年はサメはまだ居ないとのこと…

ちょっとがっかりしつつ、まあ今回のターゲットにはサメだけでなく前回の島遠征でコテンパンにやられた巨大エイも含まれているので(￣▽￣)と、気を取り直して釣り開始！

野伏港で釣りスタート

ルアーを始めたNao氏に早速ヒット！？

上がってきたのはショゴ（カンパチの幼魚）！！

ルアーを追ってくる群れが見えるほど湧いていて、たまらずみんなジグを投げ始める（笑）

そして皆で群れるショゴを釣りまくり、サビキではタカベやスズメダイも沢山釣れて、とりあえず餌の確保は完了。ショゴを餌にするとか、なかなかぶっ飛んでますよね^^;

餌が元気なうちに自分はサメ狙いの泳がせ仕掛けにショゴを背がけにして投入！

今回使用したメインタックルはロックショアの泳がせロッド(知る人ぞ知るスタンディングロック11B！)に、トローリング用のレバードラグ両軸リール。ええ、ガチですw

ハリスはワイヤー#32にカット泳がせ30号の針を付けたキチガイ仕掛けo(`･ω´･+o) ﾄﾞﾔｧ…！

さあサメよ、「かかって来やがれ」

…………

が、その日はいつまで経っても浮きが沈むことは無かったという…

唯一掛かった魚と言えば、ぶっ込みのウツボとまつとも氏のホシザメだけ（苦笑）

夜釣りへ突入！餌のサバは∞状態

やがて日が沈み夜釣りに突入。

本当のバケモノが喰ってくるのはこれからだと、全員気を引き締め、まずは餌釣り。

野伏港は夜になるとサバが無限に釣れるので餌には困りません。

本土では有り得ないほど無双出来るサバに、一同大喜び。画像の釣果は開始20分程度です（笑）

今回はクエにもターゲットを絞っていたので、撒き餌としてサバをバラバラにして足元に大量に放り込みます。

中でも、のっち氏はクエを釣ると意気込み固定仕掛けまで用意した模様…（笑）

写真は、のっち氏の旧小笠原11とセネター9/0。

固定器具の明らかな強度不足が否めませんww　どうなることやら。

そんなこんなで大海の巨魚を夢見て夜釣り本番スタートです＼(^o^)／

早速個々のぶっ込み竿に当たりが出まくるものの、、

上がってくるのはやはりウツボ…

そんな中、のっち氏のクエ竿が大きく曲がる！！

これは本命か！？

が、のっち氏の姿が見当たらない…

堤防の反対側で無限のサバに夢中になってるじゃありませんか！w

しかしクエは根に潜られたらアウト(>_<)

一刻の猶予も許されないと、やむを得ず自分が糸を手繰り必死でリールを巻く！

中々の抵抗を見せつつ上がってきた魚影は、クエじゃないぞ…！

慌てて戻ってきたのっち氏にバトンタッチし取り込みにかかると、、、

サメだ！

タモに入れ上げてみると大きさは1m程度、しかしいつも釣っているベイシャークとは少し違う、シャープな魚体に手突っ込むと指が取れるんじゃないかと思う程鋭い歯、これは…

一同、「これ、ガチなサメじゃね？w」

後で調べたところどうやら「クロトガリザメ」と言う外洋性のサメ。成長すると2m以上になる紛れもないガチサメでした！！

話し合いの結果、これは自分とのっち氏の共同釣果という事に（笑）

本土ではまず出会えないターゲットの登場に、一同はますます気合が入り、サバを丸ごと1匹掛けでぶっ込む（笑）

ついにモンスター現る！？

時刻は23時を回り自分は眠くなったので車に入りちょっと横になりました。

・・・

しばらくするとのっち氏が叫んでいます！

「来た！キタキタキタっ！！！」

何事かと、車窓からのっち氏の方を見ると、なんとあのクエ竿がフルで曲がり、堤防に没していて見えないという状態、、、

…コレハヤバイwww

車から飛び出して、すかさずサポートに入ります！！

暗くて分かりにくいですが、光るガイドと穂先のケミホタルで竿の曲がり具合がお分かりいただけるかと。

なんとこれでも魚が落ち着いているときです！

人の力をどんなにかけても2番ブランクまでしか曲がらなかったあの剛竿が…w

そして魚が突っ込んだとき、手元あたりがミシミシ音を立てています・・・

よく見ると金属の固定器具がぶっ壊れそうになっているではありませんか！

こ、これはヤバいぞ。

もしクエなら糸を出したら根にもぐられて負け、ここで負ける訳にはいかないと、こちらも闘争心MAX！！

セネターのドラグをハンマーでひっぱたき更にロック。

竿を押さえ、竿尻に座り、道糸を手繰り、リールをまく。。

もう必死…（笑）

実に３人がかりで死闘の末ようやく浮いてきた物体に、ライトを照らしてみるとそいつはクエではなかったという…

畳1条はあるであろう巨大エイ！！

やった！本命の一つだ！！

予めフライングギャフは2本用意していたので、それをなるべくダメージの少ない口元に2点掛け、2本のロープを4人で力いっぱい引っ張り上げ堤防に横たわったのは

全長175cm、重量75kg超のマダラエイ！！

その名の通りのマダラ模様に鋭い目付き、アカエイの数倍はある特大の毒棘☠

その姿は圧巻でした…

巨大マダラエイを膝に乗せ勝利の表情を浮かべるのっち氏。

離島まで重たいタックルを担いで来た甲斐があったというものです。

戦いを終え皆クタクタになっているとけいすけ氏の竿にヒット、先ほどに比べるとかなり寂しいですが、上がってきたのは本土でもお馴染みドチザメ(*^^*)

しかし様子がおかしい…

背鰭が無い？

というか、何者かに喰われている！？

クッキリと残る歯型は紛れもない、ヤツだ…

ドチザメを捕食するとは、この海にはどんなバケモノが潜んでいるんでしょうか、、。

夜の戦いを完全に終え、疲れ果てみんな爆睡。

翌日の式根島

目を覚ますと前日とは打って変わって曇り空で風が少々強いが夏としては過ごしやすい陽気。

が、2日目以降は当たりが少なく、泳がせにもぶっ込みにもろくな当たりが無い…

ウツボを背負い投げするNao氏。抜き方の参考にはしないで下さい、竿を折りますwww

2日目の夜へ

結局何も無いまま2日目の夜に突入、今日こそは！と思い、無限鯖を前日以上に放り込む！

しかし食ってくるのはウツボのみ、、大物の「お」の字もありません。

見切ったのっち氏が昨夜違う人が釣っていたアカイカの仕掛けを真似て投入。

そしてなんとアカイカ瞬殺ww

中々良い型。しかも立て続けに3杯も。

釣った魚達を、まつとも氏が調理してくれました。

無限のサバは刺身となめろうにイカは刺身。これがまためちゃくちゃ美味い！！

そして、2日目で相当疲労してたこともあり、自分は車に入り速攻で爆睡（笑）

Nao氏とけいすけ氏だけが起きて真面目に釣りをしていた様子。

これはNao氏が釣り上げたアカハタ、かなりレアな魚らしい。。

シロサメ(？)GETのNao氏。

そんなこんなで前夜のようなドラマは起きないまま、夜が明け帰りの船が10:30に出るのでボチボチ片付けの準備へ、

片付けを終え船に乗り込みました。

サヨウナラ式根島・・・

まとめ

今回のMVPはこちら。

今回は決して離島攻略成功とは言えない釣果でしたが、目的の一つである巨大エイに出会うことが出来たこと、それだけでも自分は充分だと思いました＼(^^)／

これからも皆様のド肝を抜く釣りをお送りしようと考えているのでご期待ください！！

普段の釣りや仕掛けの詳細等はTwitterで紹介しています　→　@ARROWS_1852

はるか

＜のっち氏タックル＞

• ロッド：ダイワ　小笠原11
• リール：ペン　セネター9/0
• 道糸：ナイロン100号

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