えー、あらゆる釣りにおいてボウズで心が折れてしまっている全国のみなさん、どうもこんにちは。
あなたの同志平田です。
さて、
まさかの将門ってことで、前回スミイカテンヤの釣りでボウズをかましてしまったわけなんですよ。
投稿が見つかりません。自分ごとながらへたかよっておもいました。わたしことあるごとに自分を客観視してみるクセがあるんですが、ボウズをかましたあとも、なんだかうなだれたり、ちょっと笑ってごまかしている自分をみて「こいつ馬路で凹んでるなー」って思ったんですね。
釣りは遊びだから、釣れないときも楽しもうよとかいっておきながら、やっぱり悔しいわけですよ。
本音は。
そして悲しい。
このあたり、釣り船だとみんな釣れてるのに自分だけボウズという状況は結構こたえるもんです。
なんというか、ふりかえれば、営業であれば、全員新規受注できているのに、自分だけできなかったあのときに似ています。
が、
二度とはおなじミスをおかさないぜ、俺の怖さを教えてやるぜってことで、以下の通り次回必勝へチェック項目をつくってみました。
もし、ボウズが続いている人は参考にしてみてください。
ボウズを味わった人向けのスミイカテンヤ釣り道具対策6つ
- スミイカテンヤ専用竿を買う
- リーダーはフロロ4号を1.5mしっかりとっておく
- テンヤは複数色を用意(緑・ピンク・夜光など)
- ケミホタルはつけない
- 枝スは親子サルカンではなく中通しの回転ビーズやサルカンビーズをつかう
- テンヤを装着するスナップサルカンは破損しない程度に目立たないものを使う
スミイカテンヤ専用竿を買う
船宿でお借りしたレンタルロッドはよくみたら、100~150号負荷に対応しているオニカサゴやヤリイカ用の先調子竿だったんですね。それでも安価でお借りできるのは有難いんですが、やっぱり、穂先などの繊細さ等はスミイカテンヤ専用竿と異なるかなと。
気になったのは、両トモで釣っていた方が、「スミイカの触りが、ちょっかいがうんぬん」といっていたことです。これまで、スミイカの釣りは、当たるも八卦当たらぬも八卦みたいなもんで、もうシャクルしかないと思っていたんですが、どうやら穂先が繊細なスミイカ専用ロッドでは着底後にテンヤが動かない程度に穂先できくと、やや乗りというか重さを感じられたりするようなのです。
これがもしわかるのであれば、惰性でしゃくらずそういったスミイカの接近を踏まえながら必勝でしゃくるという考えもあるかなと。
1回目の釣行ではレンタルロッドで3杯+バラシ複数だったのと、前回の釣行でも反対舷の女性は同じレンタルロッドで複数杯釣っていたものの、やっぱり言い訳になりそうな点は潰しておきたいなと。
ということで、マイロッドを買います。
これは評判がよいと、スミイカ竿のなかでは比較的リーズナブルなので、アルファタックルの海人スミイカ240を買おうかなと。
重量もダイワなどの上級機種の160gよりはやや重の205gですが、レンタルロッドよりは軽いはず。
リーダーはフロロ4号を1.5mしっかりとっておく
前回釣りをしているときに気づいたのは、前回のフロロリーダー(PEラインの先糸)の長さが70cmぐらいになっていた点です。
フロロカーボンリーダーが、さぼってしまい前々回の釣行から同じのをつけていて、かつ短くなっていたんですね。これも細かい点ですが、スミイカからするとPEラインがより近いところにあるので異物として警戒されやすいかなと。
実際のところPEラインをどれだけスミイカが認識してさけるかなんてだれにもわからんのですが、やっぱり、「もしかしてリーダー短いかもー」みたいな不安要素をもったまま釣っていると、それが疑心暗鬼を生ずってやつで、脳内でどんどん暗い靄として広がっていくんですよね。
なので、ほかの要素もふくめて、些細なことでも不安要素を無くしたいなと。
テンヤは複数色を用意(2緑・ピンク・夜光など)
常連の方々を見ていると、きまってテンヤの色を変えています。
夜光緑・ノーマル緑・夜光ピンクなどなど。このあたりもスミイカ氏がどれぐらいテンヤの色合いで抱き着くのかは不明ですが、やっぱり釣れている人がいたらその色に変更したいというわけです。
夜光ピンクの人が釣れているときにピンクがないっていうのはつらい。
ケミホタルはつけない
前回、スミイカがテンヤの光によってくるなら、ケミホタルもきくんじゃないかとおもってスナップサルカン上に35サイズをつけてみたんですが、あんまり効果がないようでした。
周りがやってないことで、顕著な効果があればいいんですが、効果が出ないと、これも不安要素になって、それがどんどん濃くなっていくのでつかわないことに。
よくスミイカはシャコの目の光(メノウみたいな色艶)によってくるという話もあるんですが、これはパールホワイト系のビーズをリーダーにつけるというのはありそうな気もしてます。
枝スは親子サルカンではなく中通しの回転ビーズやサルカンビーズをつかう
枝スというのは、スッテをつけるための道具ですが35キロ負荷の親子サルカンをつかっていたんですね。とはいえ、これも目立つと言えば目立つので、より目立ちにくい中通しタイプの回転ビーズやサルカンビーズで組んだほうがよいかなと。
トモでよく釣っていた二人は、一人が親子サルカンで、もう一人はテンヤオンリーだったんですけどね。やっぱり、スミイカにとって負の要素は排除する。これです。
テンヤを装着するスナップサルカンは破損しない程度に目立たないものを使う
テンヤはスナップサルカンをつかって装着するのが基本ですが、アワセ時の負荷で破損しない程度のサイズ(シルバーメッキ)を使っています。が、これもスミイカにとってもしかして異物としてとらえられてしまうかもしれない。
そんなことを考えて破損しないサイズの、黒メッキ系のスナップサルカンか、サルカンなしでやってみるのも一つの手かかなと。
スナップサルカンがないとオマツリ時のほどきが大変ながらも、混み合っているようであればそれをやめたり、オマツリしたら速攻で自分のリーダーの付け根をハサミでカットすればよいかなと。
ボウズを味わった人向けのスミイカテンヤ釣り技術面6つ
- 輪ゴムはきつくしばりすぎない
- シャクリとフォールはスミイカがいる前提でシャコになりきる
- 浅場は丁寧にしゃくる
- フォールもスミイカがいる前提でシャコを意識する
- 広くキャストして探る(特に浅場)
- 深場の場合、テンヤを投入しっぱなしにしない。予備のものとつけかえ蓄光させる(これはもしかして重要かも)
輪ゴムはきつくしばりすぎない
シャコについては、テンヤの上でおさまりがいいようにカマ部分をきって、輪ゴムはきつく縛り過ぎないようにしようと。前回は輪ゴムの太さや長さにばらつきがあったのと、色も白とノーマルがあったのでこのあたりも統一してみようかなと。違和感がでないように黒で統一してみるのもよいかなと。スミイカからみたときに輪ゴムがシャコと一体化しているのがベストだと思うんです。
シャクリとフォールはスミイカがいる前提でシャコになりきる
スミイカのテンヤ釣りはとにかくシャクリの連続なわけですが、これがいつのまにか惰性で続けてしまうことになるわけです。最初は気合をいれていてもだんだん、シャクリにメリハリがなくなってくる。たまにシャクリ幅が大きくなりすぎていたような気もします。シャコってそんなにハネないだろと。
どの流しでも、周りの人が釣れていなくても、そこにスミイカがいる前提で、シャープなシャクリと、海底へシャコが沈んでいくスピードは自然な感じを心がけたいと。
シャクリ幅も、釣れている人に合わせるのは基本ながらも、自分でも、20~50cmまでで変化をつけながらどのシャクリ幅でアタリがでるのをチェックしたいと思ってます。
よく考えると前回は、シャクリのあとのフォールと待ちは比較的しっかり意識できていたとしても、シャクリ幅までは意識して攻められてなかったなと。
浅場は丁寧にしゃくるフォールもスミイカがいる前提でシャコを意識する
これは船長にアドバイスをもらったわけなんですが、最初浅場(35m前後)でガツガツしゃくっていたんですよね。深場(65m)と違ってテンヤもよりダイレクトに動くわけで、竹岡沖などの浅場に来たら、より意識して丁寧に誘う必要があるなと。
広くキャストして探る(特に浅場)
深場でも浅場でもやはりよく釣る人ほど広くキャストしているんですよね。これはもう鉄則で足元だけを狙うよりはカーブフォールさせながら手前にスミイカを連れてきて船下で丁寧に誘って乗せるという攻め方が有効なんだと思うんです。
前回はややバックラッシュしてトラブったので、ブレーキ調整とキャストフォームをしっかりしてより広範囲を探りたいなと。
深場の場合、テンヤを投入しっぱなしにしない。予備のものとローテーションさせ発光させる!
よくスミイカを釣る人は、乗船して移動するまでに4匹分ぐらいのシャコをテンヤに装着してバケツのふちひっかけていたりします。
これは手返しの要素が大きいんだろなと思ったんですが、もう一つありそうなのが、夜光テンヤの蓄光についてです。
特に深場の場合、70mぐらいであれば光も少なくなるわけです。そこでずっと同じテンヤを入れっぱなしにして釣っていると5分程度でヘッド部分の光がなくなるんじゃないかなと。
そんなときに、まきあげて別の蓄光しておいたテンヤに付け替えて投げるという技はじつは重要なんじゃないかなと。
その他の要素4つ
- すこしでも条件がいい日に釣行する(混み具合・潮の動き・風・日照条件)
- ちゃんと寝てから釣行する
- 四隅の釣り座いずれかをキープする
- 秋のシーズンスタートからチャレンジする
すこしでも条件がいい日に釣行する(混み具合・潮の動き・風・日照条件)
これはその日にちょうど良く釣りにいけるかって話なんですが、やっぱり空いている日の方がスミイカの割り当ても多いですし、潮が多少動いていたほうがよいと思うですね(前回は適度に動いていたような気も)
あとは、風がない凪の日で、曇天のほうがスミイカも活動しているかなと。
スミイカは海底付近にいると言われているんですが、どうやら砂をかぶって動かない状態(寝ているのか・・・)いたりすることも多いようなのです。その点、曇天で暗いほうが、活発に動いていそうな気もしてます。
ちゃんと寝てから釣行する。シャクリゾンビにならない!
これは釣り人あるあるなんですが、完徹で釣行したり、なんだかんだで前夜テンションが上がり過ぎて、「1時間しか眠れなかったわー」みたいなことって多いわけです。
前回の釣行ももれなくそうだったんですが、やっぱり7時~15時ぐらいまでの長時間(実釣は7時間程度)に集中力を保つのは困難なんですよね。
これに花粉症の薬とアネロンのラリホー効果が加わっていつの間にか、うすぼんやりの「シャクリゾンビ」と化していたりするわけです。
釣りもやはり心技体が重要なわけで、そのあたりは万全にして前日は21時までに寝る。これですね。
四隅の釣り座いずれかをキープする
これはなかなか困難なのですが、潮の上げ下げでの変化がありながらもやはりキャストして広く探れる四隅はスミイカでは顕著に差が出る点だと思います。
潮下側がとれなくても、その反対側でも思う存分キャストして広く探れるので間に入るよりは有利。
秋のシーズンスタートからチャレンジする
今更二郎な話なんですが、やっぱりスミイカも秋の浅場の方が手返しもよいですし、個体数も多くスレていないと思うんですよね。サイズ的な部分もありながらもやはり秋の浅場シーズンからチャレンジするというのは一つの手です。
これでスミイカ釣れなかったら泣く
以上、ボウズを味わってからいろいろ考えてみたことをまとめてみました。
誰かテンヤで上手な方がいたら一緒に釣行して教えてくださいませませ。
ではでは。