タチウオ釣りが各地で盛んですね。
釣りあげたタチウオは暴れると鋭い歯によって危険。
そんなときに、タカ産業の「太刀魚KOバサミ」があると安全にハリを外せます。
実際につかってみた使用感を紹介します。
釣りあげたタチウオの処理について
釣り上げたタチウオの処理って、どうしてますか?
たとえば船釣りの場合。
ハリスをつかんで、「ぶーん、あらよー」ってな具合に船内にとりこむ。
そのあと、グリップ類を利き手じゃないほうにもって、暴れるタチウオつかんだあと針外し。
で、ハサミでエラと延髄をチョッキン。
その後、バケツ内で血抜きして数分たったらクーラーボックスへ。
これがスタンダードかなと。わたしの場合はこうでした。
もしくは、刃物で締めず、一気に潮氷で氷締めという人もいるかと思います。
たまに金属性のメゴチバサミを流用している方もいると思うんですが、大型のタチウオになるとちょっとキツイんじゃないかなと思います。
釣りあげたタチウオはかなりパワフルなのでメゴチバサミだと、まさに「太刀打ちできないん」じゃないかなと。
(うまいこといっちゃった感)
まとめるとタチウオを船内(堤防の場合は足元)に取り入れてからは、以下のSTEPがありますね。
- タチウオをつかむ
- 針を外す
- 締める(血抜き兼)
- クーラーボックスに入れる
このステップを省略できれば、喰いが立っているときにタチウオを集中砲火できるんじゃないかなと。
というわけでお客さん、いいアイテムありますよ。
「太刀魚KOバサミTYPEⅡ」を買ってみた
このアイテム、まえから知ってたんですが、「必要ないかなー」って思っていたんです。
でも、やっぱりタチウオをもっと釣りたい、安全に釣りたいという気持ちが高まって買いました。
兵庫の企業「タカ産業」さんが販売しているアイテムです。
ガンダムMk-IIみたいに旧製品からバージョンアップしたみたいですね。
旧製品と比較して良くなっているのは以下の通りです。
●使い易さそのままに高級感+強度アップ。
●専用形状でがっちりホールド、絞めもOK。
●錆びにくいステンレス製。
●握りやすい大型ハンドル。
出典:http://takasangyo.co.jp/6537/
がっちりつかめそうなフォルム。
ギザギザ。
太刀魚KOバサミTYPEⅡを使ってみた
というわけで早速つかってみました。
釣る→船に取り込む。
暴れるタチウオ。
ふはははは。甘いのだよ。
ガツン!
と、この通り。
タチウオをしっかりつかむことができました。
写真の位置よりもう少し目側をつかんでガツンとすれば、脳味噌界隈を直撃できるのでさらに良いです。
なれてくると一撃でつかんで、ぐっと締めることもできるわけです。
いずれにせよ頭部付近をつかんで、ガツンと挟んでやればほぼ即死します。
タチウオを暴れさせてわちゃわちゃ慌てて、怪我をすることも少なくなるはず。
隣の釣り座の人にも迷惑をかけないで済みます。
サンダルだと、ほんと足の指が切れたりしますからね、触れた瞬間。
頭部あたりを強くつかむと、タチウオの動きも止まる
<従来のタチウオ取り込み>
- タチウオをつかむ
- 針を外す
- 締める
- クーラーボックスに入れる
この従来のながれから、
- タチウオをつかむ&締める
- 針を外す
- クーラーボックスに入れる
というように、1ステップ抜くことができます。
そんなに大した工数でないようにも思えますが、やっぱり数を釣るとこういった細かい点で差が出てくるんですよね。
個人的に夏場は1日船より午前船などに乗ることが多いので、より短い時間で釣果を上げるためにはいい買い物でした。
価格も1,000円前後なので、安いもんです。
ネックは金属部分が大きいのでやや重量感があるということぐらいかなと。
先端のカギ部分でフックをしっかりキープしつつ針が外せる
ちなみに、プライヤーはシマノのアドバンスドプライヤー RH TYPE-F CT-541Pがしっかりタチウオフックをつかめるので便利。
ではでは。
平田(@tsuyoshi_hirata)
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