浅場のテナガエビ釣りは満潮前後・夕まずめがねらい目

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テナガエビ
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6月7月の梅雨時は、テナガエビの繁殖シーズン。

汽水域でテナガエビを釣るときは、潮が重要な役割をもたらしますね。

基本的に潮が動いているときに食いが立つわけですが、干潮になると干上がってしまうようなポイントの場合、満潮前後に釣行する必要があります。

それと重要なのが、光量。

テナガエビは夜行性なので、夜が一番釣れます。ほかに、夕まずめ・濁り・曇天・雨天といった要素が重なると確変モードに突入します。

今回は、満潮+夕まずめという条件の小規模河川でのテナガエビ釣行です。

目次

テナガエビ仕掛けの自作について

テナガエビ仕掛けは市販品もありますが、ポイントの特徴をしっていれば自作したほうがより釣果につながります。

今回の仕掛けと餌はこちら。

ボート釣りのイソメが余っていたので持ち帰って米粒大に切り、針につけます。

仕掛けの詳細はこちら。

述べ竿の穂先側から以下の通り。

自然とオーナー率が高いですね。

ハリは、がまかつの「エビ鈎」もつかったりします。ちなみに、がまかつには「管付エビ」もあって、根がかってハリス切れをした場合には結びやすいので便利。

ほかに、ハリス付きのタナゴ針も便利。

それぞれの仕掛けのメリットは以下の通り。

<たなごウキ小>

写真右:アタリがとりやすい「タナゴウキ」

タナゴウキは丸型の浮きよりややコストが高めなのですが、よりアタリに繊細で、テナガエビがえさと針を引っ張ったときの抵抗もより少ないといえます。

<道糸がナイロン1号>

ここは特にメリットというのはないのですが、ナイロン1号あたりが安価で扱いやすいかと。

<板オモリ>

板オモリをつかうことで、オモリの重量を増減させやすくしています。がんだまや割ビシと比較して、装着場所も変えやすいですし、ハリスや道糸も傷つきません。装着場所は道糸側か、口述のハリス止めにかぶせてしまうのも一つ。

<極小ハリス止め>

これは手返しにつながるアイテム。ハリスを結ばなくてもよくなるので、圧倒的に手返しが上がります。

<手長エビ針3号or金新鮎エサ>

ハリは好みでもあるのですが、しっかりした型がそろっているようであればエビ針系を。稚鮎用の針はスレ針で小型なので、小さ目のサイズが大きい場合や、リリースや活かしておく前提に適しています。

これらの仕掛けの組み合わせで、浮きが水面下にやや沈むようにセッティングします。

すると、テナガエビがハリがかりしてもウキの抵抗が少なくなり違和感を持たれないですし、アタリもわかりやすいのです。

ハリス付きの場合45㎝ぐらいがついてますが、これを10㎝以内にカットしてハリス止めに装着すると当たりもわかりやすくなりますよ。

満潮から下げ潮、夕まずめから入れ食い

今回は神奈川県にある住宅街の川。汽水域です。

川幅15m程度で、岸際は水深30~50㎝。もともと芦原なのですが、刈り取られている状態。刈り残ったエリアにテナガエビが接岸してきているはず。

光の加減でわかりづらいんですが、やや水面下にウキを沈めてアタリを待ちます。

活性が高いときは入れて20秒以内にアタリがでるはず。

と、おもったら5秒でアタリ。

水深が浅いと勝負も早いですね。

ビビビッ!

というテナガエビ独特の引き。ああ、何度味わってもいいなー。

抱卵しているメスでした。リリース。

底が見えるぐらいの水深

続いて2本竿に。

すると、いれて間もなく2本同時にアタリが。

パチンパチン。と、上がってきたのは・・・。

テナガエビのオス

このぐらいのテナガだと食べごろですね。

ほどなくして夜。さらにテナガエビの活性が上がる

そうこうして夜に。

産卵シーズンのテナガエビは日中でも浅場で行動するんですが、夜はさらに多くの個体が集まり水中が賑やかになります。

と、急にウキが引き込まれたぞ。

こういうアタリはエビではないんですよね。

誰か?

・・・

・・・

・・・

貴殿でしたか(ヌマチチブ)。

チチブ類やゴクラクハゼやマハゼの子供の場合、浮きが一気に引き込まれるのがポイントです。あとはエビと違って針が飲まれやすいかなと。

こうしてのべ竿を垂らす釣りもいいですねー。

バチバチっと、レギュラーサイズ。

テナガエビって食味の観点でいうと、大型になると殻が固くなって、苔などもつきやすくなるんですよね。だからこのぐらいがよいかなと。

大型は大型で釣る楽しみの対象なんだろうなと。

暗くなってからLEDランタンをつけるとこの通り。

手前の護岸エリアがきれて、芦原にいたるところに段差があり、その先がポイントです。

だんだん潮が引いていくとこの護岸エリアが干上がるという仕様。

・・・

・・・

・・・

と、置き竿にしておいた竿が水中にもっていかれそうに!

フナ!?

手に竿を取ると、それほど重くないがテナガエビやハゼではない重量感と引き。

芦原に巻かれたのをほぐして釣りあげると・・・。

小型のウナギ。

テナガエビ釣りをしていると30㎝程度のウナギがよく釣れます。このぐらいのサイズは食べてもおいしくないので全部リリース。だいたい針をのまれているので、ハリスをきってリリースするとよいでしょう。

この夜は、さらにもう1尾ウナギが釣れました。

まとめ

ガサガサなどをやりながら、釣果はこの通り。半分は現地で会った青年にもらいました。

テナガエビは、場所・潮・シーズン・光量あたりを考えて釣行すれば多少雑にやっても釣れるので気軽でよいなと。

持ち帰るときは容器にミネラルウォーターをいれて水抜きするのも一つです。

あとは別記事で紹介したいと思うのですが、下処理をすることで食味がだいぶ変わります。

ではでは。

平田(@tsuyoshi_hirata

関連アイテム

▼コスパだと、がまかつの管付エビで仕掛け作りから。ただし細ハリスで仕掛けをつくるのはめんどくさいのでハリス付き仕掛けを買いつつ、現地で針が取れたら管付エビでリペアというのがおすすめです。タナゴウキあたりはほんと便利なのでやってみてほしい。シモリウキをいっぱいつけるよりはシンプルでよいです。あとは、ちょい高めながらも、ハリス付きタナゴ仕掛けも便利。

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