テンヤタチウオ用「イワシの丸餌(塩締め)」の作り方

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タチウオテンヤ
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タチウオを釣る方法として岸でも船でも人気のテンヤ。

餌が大きいほどアピール力が高く、ドラゴンと呼ばれる大型のタチウオのヒット率もあがるといわれています。

今回は、テンヤタチウオ用に最適な「塩締めイワシ餌」の作り方を紹介します。

岸釣りで釣具店で購入するものは冷凍ものですし、テンヤタチウオ船の場合でも、自分で餌の用意が必要なところも多いです。

特に東京湾で釣りをする場合、まだイワシ餌の仕入れに対応していないこともあります。釣行前に、餌の用意が必要か確認が必要です。

目次

イワシの種類とサイズについて

猛追太刀魚テンヤ

使用するテンヤのサイズにあったイワシの確保が必要。大型はトリミングもできる

テンヤタチウオ用でイワシといえば「マイワシ」で中羽(中型)から大羽(大型)を選びます。小型のマイワシではテンヤとのバランスも悪くなってしまいますし、アピール力が下がります。

<マイワシのサイズ>

  • 大羽(オオバ):20cm以上の個体
  • 中羽(チュウバ・チュウッパ):10~20㎝
  • 小羽(コバ):10㎝程度
  • 平子(ヒラゴ):数センチ

また、ウルメイワシやカタクチイワシなどは、マイワシより崩れやすく、テンヤ餌には適していません。

冷凍品よりは生のものを、加熱用よりは刺身で食べられる鮮度のものを手に入れましょう。

解凍品や加熱用のイワシは塩締めしたとしても身崩れしやすく、ハリ持ちが悪くなってしまいます。

マイワシ(丸ごと)の塩締め方法

こちらはいわゆる「大羽」のマイワシ。青森県産です。

大型で脂ノリがよいのが見て取れますね。

まずは、バットに食塩を敷き、その上にイワシを並べていきましょう。

塩→イワシ→塩→イワシというように敷き詰めていきます。

塩は、釣果に関わるポイントではないので1キロ単位で100円以下で売られているもので問題ありません。

こちらが30尾の大羽イワシをバットに敷き詰めた様子。

全体を敷き詰めたら、さらに塩を上からふっておきましょう。

このまま冷蔵庫にいれて保冷しながら水分を抜いていくのですが、水抜き時間は好みで調整します。

1、2時間程度だと浅めの水抜き、一晩or1日おくとかなり深めの水抜きです。

水抜き量が多いほど、イワシの身がしまりハリ持ちがよくなりますが、尾部分が硬直しやすく、浅締めの個体よりはナチュラルではなくなります。

こちらは約1日冷蔵庫で水抜きしたもの。

かなりドリップ(イワシの体液)が出てますね

このドリップは飽和食塩水でもあるのですが、冷蔵庫にいれておくと腐らず、発酵していき、強烈ニオイになるため、市販の集魚剤同様、各種釣り餌のニオイ付けにつかうこともできます。料理のうまみ付けにも使えますが、血の雑味が入ります。

水分をとった塩締めイワシは、タッパーや冷凍庫用ジップロックで持ち歩くのがオススメです。

とくに大き目のタッパーはイワシの形状が変わらず、実際の釣行時にも使いやすい収納方法です。

容器収納時に水分がさらに出るので、塩を多めに敷き詰めておきましょう。

こうすると、ドリップを塩が吸収してくれ、液漏れも少なく、扱いやすくなります。

イワシ

小型のマイワシは食い込みがよいがアピール度が低い

テンヤタチウオ船における塩締めイワシ必要数と持ち運び方

テンヤタチウオ船で、餌が支給されず、購入もできない場合、餌切れ=釣りが終了という事態にもなりかねません。

そのため、余裕をもった餌の持参が必要です。

冷凍イワシとことなり、生の塩締めイワシはハリ持ちがよく、しゃくりや巻き上げだけでは餌がとれません。一方タチウオのバイトによって着々と数は減っていきます。

  • 1日船(8時間程度)=40尾程度
  • 半日船(4時間)=20尾程度

アタリの出方にもよりますが、これぐらいあれば十分釣りができます。

少なめに持っていく場合は、塩締めのサバ短冊やワーム類を予備餌に持参しておくと、万が一のときに対応できます。

塩締めイワシは、クーラーボックスで保冷しながら持参しましょう。特に気温が高いときには身が緩くなりやすくなります。

クーラーボックスが一つだと、釣れたタチウオを潮氷で締めながら保冷することが難しくなります。

クーラーボックス内に中敷きをつけるか、小型の餌用クーラーを持参するとよいでしょう。折り畳みできるクーラーバッグ&保冷剤も便利です。

余った塩締めイワシの取り扱い

イワシの解凍

冷凍塩締めイワシは冷凍したまま釣り場に持参して海水で解凍する

テンヤタチウオ船などで多めにイワシを持参した場合、タチウオの活性によっては余ってしまうことがあります。

そうした際は持ち帰りタッパーやジップロックのまま冷凍をしてしまいましょう。

冷凍してから、解凍するものは、餌持ちでは生餌より落ちますが、呼び餌として使うことは可能です。

まとめ

今回はテンヤタチウオ用のマイワシ塩締め餌の作り方を紹介しました。

乗合船の場合、船宿で支給される場合もありますが、解凍品である場合はどうしても餌持ちが悪かったりします。

あらかじめ自分好みで締めたイワシ餌があればさらに釣果が伸びるかもしれません。

ぜひ試してみてください。

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