みなさんこんにちは、ミッチーです。
6月1日に解禁した東京湾剣崎沖のイサキ釣りにいってきました。
去年初めて剣崎・久里浜沖イサキ釣りにいって、一回目が15匹。
初めて釣って食べたイサキの美味しさに心奪われ、二回目にいったところ2匹…。
嗚呼、イサキを食べたい。
ってことで、待ちに待った6月がやってきたのです!!
イサキ釣りについて
やったことがない人もいると思うので、軽くイサキ釣りについてふれておきますね!
イサキ釣りは場所が肝心です。
剣埼界隈の場合、各船AM5時半に港前に集結して、ポイントへ爆走していったり。
イサキは根上に群れるため、よいポイントに入れなければ釣果はなかなか上がらないのです。
イサキの船を出していても、そのポイント争奪戦が得意不得意な船がありますので、船宿選びは慎重に。
船宿のHPで平均釣果を確認しておくと見えてくるものがあります。
土日は混むので、船が少なくてポイントへ入りやすい平日を選ぶのも一つの手。
剣崎でのイサキ釣りタックルについて
剣崎でのイサキ釣りのタックルなのですが、基本横浜界隈のライトアジ釣りと同じようなライトゲームタックルだと思ってもらって大丈夫です。
ときどき石鯛なども混じるようですが、7:3調子のライトゲームロッドで大丈夫。
イサキのタナは10-30m程度と浅め。手巻きで問題ありません。
船宿によって、イサキ単体ではなくアジ釣りが入る場合は~80m程度のポイントもあります。
ゲストにサバもかかるとなるとお祭りを避けるためにも、リーリングに自信がなければ電動リールがあるとベストです。
イサキが警戒する「澄潮の呪い」
6月最初の土曜日、早速イサキ釣りへ!!!!
わくわく!!!
解禁直後の釣果はなかなかの好スタート感。期待高まる!
アジ、イサキのリレーに乗ったのでまず朝はアジから。
ウィリーの仕掛けを投入、コマセは細かいアミコマセ。
40-50mのタナまで落としてフリフリ。
ちょっと待つ…
ちょっと巻いてまたコマセをフリフリ。
あれ、、こんな感じだったかな…(一年ぶりで忘れた!)
おお、アタリが!!
と、上げたら5本針すべてにカタクチイワシの鯉のぼりですよ。
イワシ、イワシ、小鯖、イワシ!たまにアジ。
それもだんだん釣れなくなったところでウリボウ(イサキの子ども)。
おや、お久しぶりです!
ポイント移動して70-80m。
アジが入れ食い!
仕掛けを落としている途中でふわっと軽くなり、お祭りかと思ったらサバ!
イサキの仕掛けはサバの一撃で崩壊。仕掛けの予備を忘れずに。
ここでアジタイム終了。決戦のイサキポイントへ!!
しかしここでやっと気づく…。
これはもしや…。
ORETSURI界隈でささやかれる「澄潮の呪い」ではないか…?!
連日のいい天気と南風によりこの日は潮が非常に澄んでいたんですね。
しかもこの日の天気は晴れ。
そうなると浅場にいるイサキはもう仕掛けを警戒して食いません!
ダメだこりゃ。
だからさっきのちょっと深場のアジ釣りは入れ食いだったのか…
ってことで、朝のウリボウ一匹で撃沈。
イサキは釣行日のお天気要チェックですね。
雨とか、曇りとか、暗い日がよいですね。それに、潮に濁りが入っていればベスト。
曇天の日にリベンジマッチ
今度はお天気をよーくチェックして、雨の後の曇りの日を選びました。
朝からイサキonlyの船に乗船。
平日でも旬の釣り物なので20名程度お客さんがいました。
この日のイサキ釣り装備は以下の通り。
コマセカゴはレンタルでもOK
- 竿:ダイワ アナリスターライトゲーム82MH-190
- リール:ダイワ レオブリッツ200J
- ライン:PE2号
- 仕掛け①:ダイワ 快適天秤 マルチ Φ1.6-300
- 仕掛け②:サニービシFL60 号or 40号
- 仕掛け③:ヤマシタ(YAMASHITA) ゴムヨリトリ R/RS 1.5mm 30cm QGRRS1530
- 仕掛け④:ウィリー(船宿特製、市販品)
食い込みがいいように竿の調子は7:3がいいですが、クッションゴムをつかっていることもあり、8:2でもはじくことはありませんでした。
コマセカゴは何号を使うか船宿に確認しましょう。サイズはFLサイズ以下が指定になるはずです。
アミコマセを使うので、プラビシで出具合を調整できるものを選びましょう。
写真はサニービシFLサイズです。
下はすべて閉じて、上を1/3位だけあけます。ステン管だとこのあたりの調整がやりづらいわけですね。
コマセの出る量は、「タナの下から上までしゃくってまた下まで落として」を2~3回繰り返せるくらい少なく。
出しすぎは禁物。
イサキがウィリー針を見つける前に、アミエビにいく確率があがるわけです。
それと、毎度コマセを詰めていたら仕掛けが海の中にある時間がその分減りますね。
イサキ釣りはタナが肝なので、指示ダナを超えてコマセをまかないことも注意したいところです。
コマセマダイもそうですが、魚が散って全体の釣果が落ちます。
みんなでタナをキープしましょう。
ってことで、いざリベンジ!!!!!
指示ダナ20-27m。
一投目の1ターン目、しゃくりを微調整。
この日のテーマは「仕掛けとコマセの同調」です。
ウィリーは餌をつけないので、いかに振り出したコマセと仕掛けを同調させて食わせるかがポイントです。
2ターン目23m付近で下に「ぐぐぐっ」と突っ込まれるアタリ!
???
軽く合わせを入れて巻き上げると、25センチくらいのイサキ。
イサキってこんなに引いたっけ。
わーい、船中一匹目をいただきました!
再度同じことを繰り返す。
また23mくらいでアタリ。
早速二匹。ほくほく。
そんなこんなで開始30分。そこそこの型もいいぞ。
その後も20回連続アタリの船中一人確変。
同調パターンがばちっとはまった!
昼過ぎにはこんな感じに。
この日のコマセの振り方は以下の通り。
- 仕掛けを指示ダナの下まで落とす
- 30-60秒待つ(同調その壱)
- 1メートルしゃくって、竿を下げながら1メートル巻く(1メートルの煙幕を作る)
- 30センチくらい軽くしゃくって、コマセがゆらゆら落ちていくのをイメージしながらゆっくり竿先を下げる。テンヤスミイカやったことある方はテンヤをしゃくったあとゆっくり下すような。マニアックすぎる(同調その弐)
- 5-7秒待つ
- タナの上まで3から6を繰り返し、1に戻る
- 2-3ターンでコマセを詰めなおす
※空のコマセカゴを振っていてもしょうがないので、どれくらいコマセがでているか確認してターン数調整する
2の「いきなりしゃくらない」が水中で仕掛けがPEや天秤に絡むのを防ぐのにも効果的ですね。
大体5か次の3の時に「ぐぐぐっ」とアタリます。
当たったら軽く合わせましょう。50センチ程度竿を上に聞き上げるようなイメージ。
剣崎沖のイサキ釣りの釣果を伸ばすために
経験上、剣崎のイサキで釣果を伸ばすためのテクニックは以下の3点です。
- 慣れてきたら多点掛けを意識する
- アタリが減ってきたらパターンを変える
- ウィリーを使う(手返しをよくする)
1の多点がけ。
これは私のやり方ですが、イサキは群れている魚なので、「ぐぐぐっ」とアタリが来ても合わせません。
数秒待ちます。
そのあともっと強い当たりが来るんです。
その時に合わせを入れて巻きます。
まわりのイサキも食うまで待つという感じでしょうか。待ちすぎてもばれるので注意なんですけどね。
2の誘いのパターンについて。
単調で釣れるときもあるわけですが、ウィリーはルアーと同じなので、誘いのパターンを変えることも重要だと思います。
タチウオ釣りみたいに細かくしゃくったり、しゃくり幅を変えたり。
または待ち時間を変えたり。
自分なりに自信があるバリエーションがあるとよいでしょう。
3は ウィリー仕掛けを使うこと。
やはりオキアミやイカタンなど餌をつける必要がないので、手返しが速いんです。
コマセを詰めなおすだけなら慣れると30秒以内で仕掛けを再投入可能。
釣れているときはとにかく手返しが重要なので、これは魅力的。
この日の釣果はイサキ46匹で自己記録を大きく更新。
2番手の方を大きく離して「竿頭」になることができました!
さいごに
剣崎沖のイサキ釣りは、ライトアジ釣りとほぼ同じ釣法です。
なので、指示棚の概念さえ理解すれば、初心者でも簡単にはじめられる釣り物だと思います。
アジ、テンヤスミイカ、コマセマダイなどの経験者の方はその釣り方を織り交ぜると効果的。
皮目に脂がのった梅雨イサキは絶品!
剣崎沖のイサキは本当に脂が乗っていておいしいんです!
ぜひ旬の美味しいイサキを釣って食べてみてください(^ ^)v
ミッチー@mizupooo
うおーー新記録イサキ46!#釣り #イサキ #釣り好きな人と繋がりたい #東京湾 pic.twitter.com/GdxfhhFwvW
— ぽぅ (@mizupooo) June 18, 2021
当日のタックル
- 竿:ダイワ アナリスターライトゲーム82MH-190
- リール:ダイワ レオブリッツ200J
- ライン:PE2号
- 仕掛け①:ダイワ 快適天秤 マルチ Φ1.6-300
- 仕掛け②:サニービシFL60 号or 40号
- 仕掛け③:ヤマシタ(YAMASHITA) ゴムヨリトリ R/RS 1.5mm 30cm QGRRS1530
- 仕掛け④:ウィリー(船宿特製、市販品)伊勢尼4号全長3.5m +船宿仕掛け 伊勢尼4号、全長2.5m
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