こんにちは!タクミです。
今回は、冬のウェーディングシーバス釣行@多摩川についてお話します。
冬のはじまり!寒さを超えてウェーディングシーバス!
12月になり気温も急激に下がり、冬のはじまりを感じますね。
みなさんは冬のシーバスフィッシングについて、どんなイメージをもっていますか?
だいたい、
- 釣りにくいが、釣れたらサイズが良い
- バチ抜けパターンで、うはうは
- 落ちハゼパターン
というようなものではないでしょうか。
そう、秋に比べ釣りにくくなってしまいますが、「1」のサイズ面は魅力的ですよね!
実は私事なんですが、釣りを再開してから今だランカーサイズを釣っていないんです。
今回、冬のセオリーを信じ、多摩川へナイトゲーム向かいました。
多摩川の気温とウェーディング用防寒装備
前日に比べ急激な冷え込み
いつもの駐車場に車を停め、温度計を確認すると、、、、
4℃
ちょ、冷え込みすぎじゃないですか!?
昨日まで夜も10℃ぐらいあった記憶がありますけど。。。
私の冬ウェーディング防寒装備ですが、以下の通りです。
- DRESSのナイロンウェーダー
- DAIWAのレインジャケット
- ロードバイクの冬用ジャケット
- ロードバイクの冬用タイツ(ネオプレーン生地)
本当はネオプレーン生地ウェーダーが良いのですが、下にネオプレーン生地のタイツを履くことで低水温でも耐えられます。
ロードバイク用のジャケットやタイツは、かなりオススメです。
ということで、車中で着替えを済まし、サウナ後の水風呂に入るような気持ちで入水しました!
実釣開始
まずは11月に実績を出したポイントにエントリー!
下げ潮、干潮時刻まで2時間半。
平日ということもあり、他の釣り人は100m下流に1人いるぐらい。
右から左まで180度探れる状態です。
体感温度は、というと、思ったほど水温は低くなく、刺すような冷たさは感じません。
風もないため、意外な快適さ。
水面を見渡すと前方30mほどに潮目があり、表層をドリフト気味に探ることにしました。
ウエイク系、フローティングミノー、シンペンをひと通り投げましたが反応なし。
そこから、1時間経過。
何匹か見かけたサヨリも沈んでしまったようで、ボトム狙いに切り替えました。
ボトムで良型チヌがヒット!
ボトムを狙うためルアーをバイブレーションに交換。
底スレスレを通すイメージでリトリーブし、すこし浮いたら2秒ストップ。
そして、3投目・・・。
サンドバーの起伏を感じながらリトリーブし、ボトムから浮いた感じがしたためストップすると・・・
・・・
・・・
・・・
ゴン!!
瞬間、冬なので食いが浅いと思い、ひと呼吸おいてフルフッキング!!
下げの流れに乗って走り出し、叩くような引き。
これはシーバスじゃない、チヌだな。
シーバスを狙っていたためチヌと察し、すこし残念な気持ちに。
と、思いながらもこのチヌがなかなかのファイター!
一直線に沖に走り出し、寄せては走りを繰り返す。
5分前後戦ってランディング!!
45㎝のチヌ(ヒットルアー:ナレージ65)
引きの強さは年無サイズぐらいはあった感触。
模様も綺麗で、精悍な顔立ちのいいチヌでした!
ボトム狙いで、意外なゲスト
チヌを釣ったことで、ボトムにベイトがいるのかもしれないと考え、同じアクションをした2投目のこと。
・・・
・・・
・・・
フワッと、一瞬だけラインテンションが抜けたので、ラインスラックを早めに巻き取ると竿先が、
ググン!!
と、フッキング出来ず、完全に巻き合わせに。
先ほどとは違い、頭を左右に振るような引き。
チヌっぽいけど力強さが感じられず、すんなりと寄ってきます。
40㎝前後のマゴチ(ヒットルアー:ナレージ65)
マゴチでした。
冬でも、河口に残っているんですね!
夏のイメージがあったので、久しぶりに会えた気がします!
ボトム狙いでチヌ、マゴチと続いたので、ベイトはカニかエビなのかな。
カニとかエビって冬は何しているのだろう?
冬の釣りをするにあたって、いろいろ調べましたが、あまりカニやエビってトピックとして出て来なかった気がします。
今期中に解決したいです!
連発!きれいなキビレ!
マゴチをリリース。
「あと数投したらルアーチェンジしよう」
そう思いながらキャストし、ボトムを取って巻きはじめた瞬間なんともいえない優しい感触。
ゴン!!(前の2回に比べるとすごく弱々しい)
ちいさなアタリでしたがうまくフッキングすることが出来ました。
当たりと同じく引きも弱め。
自らこちらに寄ってきてくれたため優しくランディング。
30㎝前後のキビレ(ヒットルアー:ナレージ65)
しろがね色のきれいなキビレでした。
冬本番!寒さに負けず釣り場にいきたい
今回はシーバスを狙っていましたが、一種類のルアー、同じようなアクションでチヌ・キビレ・マゴチを釣ることができました。
が、肝心のシーバスが1匹も釣れなかったんですね。
これは、完全に攻め方を間違えたような気がしました。
セオリーはボトム狙いだと思っていましたが、やはり一筋縄ではいかないということですね。
これから冬本番!
カレンダーを睨みながらバチ抜けを予想したり、少しでも水温が高そうなポイントを探したり、やることがたくさんあります。
是非、防寒対策をばっちり決め込んでフィールドにいき冬を楽しもうと思います。
冬のシーバスウェーディングで気をつけたいこと
ウェーディングは楽しいが危険と隣り合わせ
さて、これから冬のシーバスウェーディングにチャレンジする人に安全面でお伝えしたいことがあります。
いつも以上に水難事故に注意する!
低水温の中でウェーディングをしていると、体温が下がります。
すると、なにかあったときにとっさの動きがかなり鈍くなるんですね。
動きが鈍くなると、ゴロタにつまづいた、ぬかるんだ泥にはまってしまった際に転倒するリスクが高くなります。
転倒して流されてしまう場合はすぐに低体温症になってしまいます。
体温が下がらないような装備と、体をほぐす準備運動や、合間合間の休憩は大切です。
また服装(装備)なども、自分にとって動きやすいものがよいですね。
冬でも浅瀬にアカエイはいる!
アカエイは季節に寄らず砂泥底の浅場を好む(多摩川ではシジミやアサリなどを捕食しているのかも)
今回は多摩川で釣りをしたわけですが、ルアーチェンジの際にヘッドライトをつけると、水中にライトの光を反射しているアカエイの目が無数にありました。
浅瀬に来るのは夏だけかと思いましたが、アカエイって冬でも身近にいるのです。
私は安い登山用のステッキを使用し、移動の際は底をツンツンして安全確保しています。
冬でもエイ対策は大切です!
▼【海上保安庁 第三管区】ウェーディングを安全に楽しむために
当日のタックル
ロッド:DAIWA LATEO 96ML・K
リール:DAIWA 23 LEXA LT3000S CHX
ライン・リーダー:PE1号 魚に見えないフロロカーボン 16lb
ルアー:ナレージ65