こんにちは、jomoです。
新型コロナウイルスについてのニュースを見ない日がない状況ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
安倍総理大臣が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の解除を表明しましたね。
これにともない、4月7日に発出された同宣言は、全国で解除されることになりました。
約1か月半。
釣りのベストシーズンを前に、釣り人たちにとっては喜ばしいステップを一段登ったことになります。
今週末は釣りだ!という方も多いかと思います。
しかし、ウイルスが世の中から消えたわけではなく、ワクチンの開発も途上です。
新型コロナウイルスが存在する中で、社会生活を維持する「ウィズコロナ」という考えがにわかに脚光を浴びています。
今回は、我々釣り人がどのようなことに気をつければいいのかを考えてみました。
気付けばもう夏の釣りが始まる時期に(写真は昨年のもの)
間隔を取って釣りをする
政府専門家会議が提言した「新しい生活様式」の実践例を、厚生労働省が公表しています。
全46項目のうち、釣行時に関係がありそうなものを挙げてみます。
①人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける
私が楽しんでいる船釣りを例にとってみます。
混雑気味の釣り船では、隣の釣り人から2mは難しいにしても、1mは間隔を取れているように思えます。
夏休み期間のシロギスやLTアジなどは非常に混み合う場合もあります。
一方、船宿のなかには、新型コロナウイルスの流行拡大を防ぐ目的で、通常より少ない定員を設けているところもあります。
混雑が心配な場合は、このような釣船を利用するのも一案でしょう。
ぼっちな釣り人には何てことないぞ
新型コロナ対策として乗船人数に制限を設けている横浜新山下の打木屋でのLTアジ(昨年)
②会話をする際は、可能な限り真正面を避ける
ぼっち釣行の多い私にはあまり関係ない項目です…。
釣りは海または川に向かって竿を出しているため、面と向かって会話をするシチュエーションは少ないと思います。
が、移動時などには向かい合う形になるかもしれません。
その際は、マスクをするなどの配慮が必要になりそうです。
③家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐ着替える、シャワーを浴びる
手が汚れるのはもちろん、イソメやオキアミの汁がついたりしがちな釣り人は皆、当たり前のようにやっていると思います。
さらに、釣りが終わったときの現場で手だけでも洗うといいな、と思います。
その際に気をつけたいのは、次の項目。
④手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)
船釣りであれば、船着場には水道と石けんが用意されているところも多いです。
真水が豊富に得られず、手洗いが難しい場合は、アルコールジェルなどを用意するとよいでしょう。
再流行したら移動をともなう釣りは我慢
⑤感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える
このまま流行が収束に向かえばいいのですが、再び感染者数が増加する可能性も大いにあります。
その際は本項を思い出し、「流行地域から(流行地域に)釣りに行かない」ようにするとよいでしょう。
ほかの地域の人は釣りに行けているのに…という悔しさがあるのは当然なのですが、自らが感染を拡大するリスクを考え、ぐっとこらえたいところです。
⑥3密(密集・密接・密閉)の回避
船釣りで「3密」というと、船のキャビンが思い当たります。
できるだけキャビンに入らないようにすべきですが、夜間や波が高い日に移動する場合、安全上の観点から船長からキャビンに入るよう指示があります。
このような時は指示に従いましょう。
完全な「3密」になってしまうので、仲間と一緒でも会話は差し控えるようにあらかじめ決めておき、マスクを着用するのが望ましいと思います。
ムリして釣りにいかない
⑦毎朝の体温測定・健康チェック(発熱又は風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養)
ごめんなさい。これまで何度か、「ちょっと風邪気味かな」という状態で船に乗ったことがあります。
釣り船の場合、「当日に客が1人減ってしまうということは船宿に迷惑がかかる」という認識があるため、なかなか断りにくいんですよね…。
せっかくの貴重な週末の楽しみでもありますし。
今後は、船長や同船者に感染を広げないためにも勇気ある決断をしたほうがいいと思います。
キャンセルをする際は、できるだけ早い時点で、確実に船長(又は船宿)に連絡を入れましょう。
電車でも、ぼっちはより安全
電車やバスで釣りに行く人は、これらの交通機関の利用に関する3点も意識したほうがよさそうです。
⑧会話は控えめに
⑨混んでいる時間帯は避けて
⑩徒歩や自転車利用も併用する
私は船宿の最寄り駅まで電車の始発で行くケースが多いのですが、ソロ釣行がメインなので⑧はクリア。
⑨も釣り人が乗っているだけで車内は空いているので問題なさそう。
⑩については個人的には距離的に不可能。
がんばれば自転車等で船着場までいけるような方は、これを機にチャレンジするのもありかと思います。
電車始発勢が着く前に希望の席をとれちゃうかもしれませんしね。
新しい生活様式で釣りを楽しもう
いきなり全項目を守れるかというと、難しいかもしれません。
大切なのはこれらを自らの生活様式として習慣化し、継続することです。
自分と周囲の人を守りつつ、ウィズコロナの釣りを楽しんでいきましょう!
寄稿者
jomo