釣れないとわかっていても、もしかして、いや、もしかしたら、と、魚を釣りにいく人がいるらしいですね。
「かくすればかくなることと知りながらやむに已まれぬ大和魂」
かつて吉田松陰はそういったそうですが、その気持ち、よくわかります。
ということで、今回は釣れない釣りです。
間違っても稚鮎を狙っているデカスズキとか、各地で釣れ盛っているマゴチあたりは釣れないので、そのあたりがOKな方のみ読みすすめていただけたらと思います。
逗子海岸は滅茶浅い
すんでいるのが逗子なもんで、近所に海岸があるんですよね。
これがめちゃ浅くて、100mなげても腰下ぐらいしか水深がありません。
とはいえ、海水浴シーズンがはじまる前と同シーズン終幕後の秋にはおかっぱりで、シロギスとかクロダイの小さいのが釣れたり。イソメで、ちっさいマゴチも釣れたなー。
この日は、海岸でピザを食べたいと思い、それならばちょっとシロギス調査でもやろうと思いよちよち行ってきました。
ドミノピザを食べまくる
まずドミノピザへ。
30分前ぐらいに、ネット注文しておいたピザを受け取ります。
モニターに、すでにピザが焼けて、胃袋に入る5秒前であるということを示す表示がありますね。
こちらをもって海岸へ。
すっかり春の田越川。
相模湾にそそぐ最下流にかかる渚橋から、川面をみると、クサフグあたりがむれています。稚鮎をおってシーバスがという噂なのですが、まー相模川とかに比べたら1000分の1以下の魚影だと思いますよ。
リア充・パーティピーポーあたりも増えてきたなー。
この堰堤の穴に、缶とかゴミを突っ込んで帰ってしまう真正DQN方面の方々は、ほんとこまるんですけどね。
こちら逗子海岸。
BBQなどにはうってつけの季節ですね。
とりあえずレジャーシートを敷き、ドミノピザともども、鎮座。
いろいろ能書きが書いてありますね。
シンプルなドミノデラックスにしてみました。
むかし少年時代東京の野方に住んでいるときに、食べた気がするシンプルな味。
いやはや、いいですね。
夕陽とピザ。
がぶり。
ピザ耳は持ち帰って、はちみつをつけて食べようとおもうので、具のエリアのみたべたわけですが、調子にのってLサイズ6、7枚ぐらい食べた気が。
コーラが実にうまい。
一応釣りをしてみる
あ、すみません、釣りメディアでしたね。こちら一応。
といことで、準備した仕掛けはこちら。
ジェット天秤にアオイソメです。
イソメは、渚橋近くのファミマで500円で買えます。
このあたりで子連れのお父さんが通りかかり、ちょっと話してみると、
「なーんも釣れないですよね」
「ですよねー」
という想定内の問答になりました。
でも、まー竿をだしたいってときはありますもんね。わかります。
そんでもってジーパンの裾をまくって、渚に立ちこむ。
安定の便所サンダルです。
ヒジキか、とおもったら、アカモクでした。
これは、生殖器部分なのかもしれませんね。
ああ、いいロケーションだなー。
100メートル以上は飛んでいると思うのですが、1秒以内で着底です。。。
ずるずる。
ずるずる。
まー当然なのですが、まったく当たりません。
地元の方にきいたところ、もう数百メートル沖だとシロギスはボートで釣れているとのこと。
夕陽にジェット天秤。
というタイトルの漫画があったら、登場人物は根暗系の男子高校生で放課後にいつも渚でちょい投げするんだろうなー。で、投げるたびに学校の嫌なことなどが昇華されていくんだろうなーとか妄想してみます。
やや場所を移動して、沖目に投げる。
海岸の人も夕陽をながめたり黄昏る人ばかりになってきましたね。
ちょっと横に投げてみるか・・・
ビューン。
着底。
ずるずる。
ずるびき。
・・・
いま、ビクンっていったような。
ミディアムヘビーのルアーロッドなので細かいアタリはとりづらいというのはあるんですよね。
も・し・か・し・て
シロギス。
で、巻いてくると。
あ。
なんだか水の抵抗が丸っこいものにあたってあるような・・・
で、現れたのは・・・
貴殿でしたか(クサフグ氏)
まーすこしアタリと引きがあってよかったなと。
海岸からですと、遠浅ということもあり5月中旬、いや6月ぐらいにならないとシロギス(ピンギス)は釣れないんじゃないかなと。
その後、マゴチルアーの練習をしたりという週末でした。
このチャラブレイドいいですね。
金属板がブリブリ振動を起こすというやつで、波動がマゴチとかヒラメに効くんだろうなー。トレーラーにはシャッドテイルや、海老系ワームをつけたり。
ま、どうあがいても、この季節ここにはフグしかいないんですけどね。