沖釣りでも、おかっぱりでも各地でヤリイカがたくさん釣れているようですね。
先日、おかっぱりヤリイカを釣ってきたのですが、その時のヤリイカをあれこれ料理をしました。
今回は、イカメシづくりです。
ヤリイカの下ごしらえ
今回釣ったのは7杯。
最大サイズは余裕で50センチを超えています。
でかい。
食べ応えがありそうだ。
市販のイカメシってもっとサイズが小さいので、このヤリイカで作るとどんなものができあがるか楽しみです。
刺身にするときは、背中部分を裂いて、透明な骨部分をとりつつ皮も剥ぐと楽なのですが、今回は背中を裂かず丁寧に頭と内臓をひっぱりだします。その後、骨を引き抜く。
このやり方だと、骨が途中で折れる可能性があるので注意です。あくまでも丁寧に。
新鮮であれば内臓もしっかりしているので、このようにきれいにとれるはず。
生で食べる時はこの精莢を取り除いておかないと、口の中がやられるので注意です。
一回たべたことがあるのですが、舌裏の付け根のところが刺されたようになり、鏡の前でベーっとやってみたら赤ぽちになっていたことがあります。まー取り除くが吉です。
ヤリイカでイカメシをつくる
まずは、もち米を買ってきたわけですが、一番安くてくまモンがつかわれていたので熊本のもち米、ヒヨクモチを買ってみました。
29年産+精米年月日も近いのがよいですね。
このもち米を1時間吸水させておきます。
その後、ヤリイカのゲソ部分とごぼうと生姜を具材として用意。
ここに謎の液体を投入。
・・・
これは、ヤリイカ大根をつくった際の煮汁が旨すぎたので、捨てるのがもったいなく冷蔵保存しておいたものです。
ヤリイカ大根汁ともち米と具材を混ぜてしばらく置いておきます。
内臓とゲソ部分をとったヤリイカにもち米を詰め込みましょう。
内臓をとったあともヤリイカの内部には内臓関連組織がのこっているのでこれを除去したほうが、米を詰め込みやすいと思います。
そんでもって追いヤリイカ大根汁です。
生姜スライスを追加して加熱。
40分ぐらい中火~弱火で炊きます。
・・・
・・・
40分後。
・・・
ほにゃほにゃほにゃ(時間経過の効果音です)
ほう。火がいい感じでとおっておるな。
なんとなくもち米も、「わい、炊けてるでー」
と、いってそうな雰囲気でしたので、ここから煮汁を煮詰めて、イカメシに絡めるという儀式を行います。
強火にして、煮汁の水分を飛ばしつつ、スプーンでイカメシにかけてあげます。
おほほ。おほほほ。湯加減どうですかね?
とか、脳内ではおもっていますが、口にはだしていません。
ヤリイカメシを食べてみる
タレが絡んでイカメシの表面が怪しく照りだしたら、フライパンから取り出し、頭側のつまようじで押さえた個所をカットしてみる。
うまそうやんけ。
もち米のウェット感といい、ヤリイカのソフト感といい、まずいわけがなさそうです。
一口ぱくついてみると、、、、
なんだこれは!うまいぞおい!
ここ半年ぐらいの料理でも最もうまいランキングに入る部類のうまさ。
これはヤバイやつだ。
白髪ねぎをかざりつつ。
あ、そういえば、椎茸も入れて炊きました。
すごい照りだ。
ふぁお!(こりゃうまい)
煮汁に部屋がうつってしまうぐらいの照りですね。
すぱ。
さらに食べる。
ふぁおふぁお!(こりゃうまいうまい)
すぱ。
さらに食べる。
ふぁおぉ!(こりゃうますぎだ)
あっというまに、ピラミッドまで到達しちまったぜ。
エンペラってやつだな。
エンペラ部分にも、しっかりもち米が詰まっているという仕様。
まとめ
ヤリイカのイカメシはほんとうに旨いので、この季節釣りにいったらぜひつくったほうがいいと思います。
もち米さえあればフライパンで簡単にできますしね。
今回はヤリイカ大根の残り汁を使いましたが、
砂糖、しょうゆ、みりん、日本酒あたりを適当にブレンドすればよいと思います。細かいことは気にしない。あ、照りという点では東肥赤酒がオススメです。
ではでは。