もうすぐ関東も梅雨入りなわけですが、晴れた日には夏を予感させるものがありますよね。
この日は、友人が遊びにきたので、近くの漁港にシロギス釣りにいきました。
トンネルの向こうは夏だなー。
いつの間にかボウズ頭になっていた友人K。
釣りは興味がないようです。
クサフグがめっちゃ釣れる。
手前もクサフグ。ちょい投げでの沖目もクサフグ。
だったのですが、とあるポイントがシロギスポイントだと気づき、釣りをはじめてやるという友人Kの娘さんがシロギスを連発しました。
堤防で釣れたシロギスの下処理
ブレーンバスター(サバ折です。)をして、血抜きをしたシロギスを冷やして持ち帰ったわけです。
最大20センチといったところでしょうか。
アタマを落として、内臓をきれいに洗い流して、水気をしっかりとる。
オピネルの#8ナイフで、大名おろしをしつつ、尾側を切り離さないようにし、
逆サイドも同様に大名おろし。
そんでもって、骨を断ち切る。
これで高速松葉おろしの完成です。
シロギスやハゼを下処理するときは出刃包丁・アジ出刃よりも、よく切れるナイフやカッターナイフをつかったほうが高速調理ができるのでオススメです。
三枚におろすだけなら、オピネルのフィレナイフ(No.10あたり)がオススメでもあるのですが、アタマを何度もおとしていると、ブレードの薄さできに刃こぼれしやすいということもあり、オピネル炭素鋼ナイフ#8あたりが最適な気がします。カーボンスチールは使用後・使用中も速攻で錆びるので、中二魂をくすぐる暗黒剣化がおすすめですよ。
カッターナイフを使う場合は、中骨をなんどもカットすると切れ味が落ちるので、都度は先を折りながら使っていきましょう。
ややスパイシーなキスフライ
シロギスといえば、揚げるのであれば、天ぷらがもっともポピュラーですね。
塩で食べても、麺つゆでも、釣り物は絶品なのはいうまでもありません。
が、
ビールとの相性で言うと、天ぷらよりは、ややスパイシーめに仕上げたフライがオススメです。
どん。
こちら。
<レシピ>
- シロギスに塩・白コショウ・ガーリックパウダーをまぶす。カレー粉などをつかってもよいです
- 小麦粉をビールでといておく(衣は濃いめがよさげ)
- 植物油+ラードの混合油で短時間調理。
※中身は半レアで、外はカリカリあたりが旨い気がします。下処理にどんなスパイスをつかうかによって、味が変わってきますので、各人、俺流のキスフライをつくればよいと思います。
最後に
シロギスやハゼあたりは、たくさん釣れると嬉しいながらも、帰宅&下処理時に泣くというパターンが全国の釣り人から報告されています。
そんなときも、包丁ではなくナイフをつかって、大名おろしからの松葉おろしにしていけば、比較的時短な調理が可能です。
余ったキスは、松葉おろしにしたまま、ラップにならべて、平らにして冷凍したあと、ジップロックにしまっておけばよいと思います。
「あー、仕事終わったー、キスフライ食いてーなー」
とおもったときもご安心ください。
自然解凍か流水解凍しつつ衣をつけて揚げればよいわけです。ほくほく。
ではでは。