はいどうもー。釣れない釣りへようこそー。いやーもう、どうぞごゆっくりしていってくださいねー。
はい、そうです。今回も三浦半島西岸でメバリングですよ。
え?
いやーもう安心してください。釣れてないのでー。そんなに肩に力を入れないで、脱力して読んでくださーい。だるだるだるーん。いいですねー、そんな感じでお願いしまーす。
備えあれば患いなし。PEラインを巻き替える
メバリングのラインってみなさん何を使ってるんでしょうかね。
フロロ2~4lb.クラスなのか、PEライン+フロロリーダーなのか。前者だと沈めやすいですし、後者だと、比重からしてなかなか潮になじまないこともありますよね。
個人的には、きづいたときからPEラインにコーティングされているDUELのアーマードFの各シリーズを使っています。もう1年以上巻いたままだったのですが、さすがにコーティング部分に毛羽が目立ってきたので交換することに。
このアーマードFの場合、一見毛羽立ってもコーティング部分だけが毛羽立っているだけでPEの原糸部分は無傷だったりする場合も多いのですが、いかんせん、短くなりすぎたのでまき直しです
購入したのはこちら。アーマードF0.5号。
シリーズのなかでも入門用で、PE原糸の強度が上位アイテムよりやや弱いということもあるのですが安価です。100mで1,000円しないぐらい。
メバリングでいうとPE0.5号はやや太目なのですが、三浦半島西岸は小磯やサーフの沈み根などの釣りが中心になるのでやや太目で。
このクラスだと、フッコサイズのシーバスがきても、余裕で釣りあげることができます。まーほぼ来ないんですけどね。東京湾だと、1月から2月にメバリングをしているとよくほっそりしたマイクロベイトパターンのシーバスが食ってきますが、あーいったのであれば余裕ということです。
とはいえ、抜き上げると高切れ、いやロッドが折れるので、ランディングネットは必須です。
リーダーがちょうどよい位置にない場合は、輪ゴムなどでラインをおさえてしまうやっつけ
レブロス2004H(シャロースプール)にちょうどよく100mまけました。このリールの場合、PE0.6号=100mキャパなのですが、アーマードFのコーティング部分があるので、やや太目なのかもしれません。いずれにせよちょうどよく巻けます。
いざ三浦半島西岸某所の釣り場へ
この日はTwitterで知り合った三浦半島在住の「いにはむ」さんとのメバリングです。
おやおや。でかめのクロダイ氏ですね。
お散歩ですかね。
いやはや。太い。
冬のクロダイは脂肪をため込んでジーニアスの英語辞書ぐらいの分厚さ。
一見、鯉に見えるぐらいの太さがあります。
・・・
三浦半島西岸某所。
逗子から三浦までこういった風景が続きます。海沿いの邸宅やレストラン。ええですな。
ポイント到着後、親子が穴釣りしているのを、にっこり見守りながら「いにはむ」さんと合流。いい人そうで何より。
話にきくと、朝のうちの下げ潮で、「いにはむ」さんはガルプのジグ単でメバルを釣った模様。
MEBA、MEBA、MEBAずっきゅん。
潮止まりで一服、帰ろうと思ったけど下げ始めに入り直してアレコレとガルプで。 pic.twitter.com/d4Ovg0BAGa
— いにはむ (@BgAGUwdFLXgaWx1) 2019年2月23日
ええな。本気でええな。裏山鹿梅ってやつです。
この三浦西岸界隈は、メバルがいるようなところがわんさかながら、魚影自体は東京湾側(三浦半島東岸)の50分の1ぐらいなんじゃないかと勝手に想像してます。
なにしろ、プランクトンの量が相模湾側のほうが圧倒的に少ない。潮色をみてもわかるんですが、三浦も葉山から南あたりはものすごーく透明度が高いです。
プランクトンが少ない→それを食べるベイトが少ない→メバルが少ない
というパターンです。
いかに東京湾が恵まれているかわかります。
一方、伊豆でいえば東岸より西岸の釣り人が少ないのと一緒で、釣り人自体は三浦半島も横浜~横須賀・三浦より、鎌倉~三浦の方が圧倒的に少ないということもあって、釣れると比較的サイズが大きいメバルが狙えるようです。
ようです。
っていってるのは、釣ったことがないわけだからです。はい。
三浦半島のメバリングの場合、明るいうちに釣り場をチェックしておくほうがよいです。
というのも、沈み根や海藻が多いんですよね。
これをちゃんと踏まえないで、夜にやってきて、「よっしゃ、まずは俺の得意なシンペンからキャストしてみよか!チャーシュー・メン!」みたいにぶん投げると、着底して2秒で根がかりです。ぐすん。泣ける。海底のゴミも無駄に増やしてしまう行為です。
そのため、夕まずめより手前に釣り場には到着して、あたりをチェックしましょう。コマセで釣っているひとがいたら何が釣れてるかを聞いてみるとヒントが見えたり。ゴミ拾いなどしながら釣り場の観察ができる人はもう素敵ですね。
やがて、暗くなる。
こういう離れ磯みたいなのがたくさんあります。
・・・うーむ
潮はあげていく状態。
釣れず。からのアタリ!?
うーむ。
こういうスロープ上の地形は足が疲れるんですよね。最初は筋トレと思って姿勢を維持しているけど、すごい疲れる。
ということで座る。
それにしても、北風が強めで5m強ぐらいは吹いてる気がします。
あかんな。こりゃ。例のパターンか。
ボウズパターンか。
挙句、ラインが5mほどバックラッシュ。だめだこりゃ。と、心が折れそうになる。
こういう釣れないときは、リーダーを結ぶのが億劫になるんですよね。
・・・
ま、フロートでいこう。
というわけで、ハヤブサのメバル専用キャスティングフロート「メバルロケット」にリーダー1m強で0.5gぐらいのジグヘッドにグラスミノーSSをつけて遠投。
岸から沖につづいている沈み根(+海藻)の上をゆーっくり巻いてくる。
ゆっくり巻くときは、鼻から腹式呼吸。
すー。
はー。
すー。
はー。
・・・
・・・
・・・
ククン。クククン。
(ぬおキタ!のってないな。これ、このまま巻き続けてみよう)
クククン。
(!一生一度のこのアタリかけてみせますメバル君)
すわ!
す。
・・・
あ。ぬけたわ。
うーむ。
このあと士気5の脱走兵から一気に、士気110の強靭な兵に変化したのですが、その後はありとあらゆる方向を引いても、オモリなしのフックで自然に漂わせても一向にアタリがでず。
その他、下げ潮で小磯をすこしやってみるも、メバルはおらず。
~親からもらったこの命
釣るも釣らぬも己次第
どうせ散りゆく華ならば
釣ってみせますこの命~
南無。
こんな難しめな三浦半島西岸のメバルですので、メバルを釣りたい人は東京湾側がほんとオススメです。
とはいえ、3月中旬になれば、釣れそうな気がしてます。
それとも、比較的イージーな福浦岸壁か横須賀うみかぜ公園か海辺釣り公園にメバリング詣でにいくか。
はたして。
翌日、同じユニクロフリースでスタバに出かけて、ニコニコ気分でコーヒーを飲んでいたら、思いっきりジグヘッド&ワームがくっついておりました次第です。
今後ともよろしくお願いいたします。
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タックル
- ロッド:アングラーズリパブリック ピンウィール旧モデルメバル用7.6チューブラー
- リール:ダイワ レブロス2004H
- ライン:デュエル(DUEL) ARMORED F+ Pro アジ・メバル100M 0.5号
- リーダー:ヤマトヨテグス フロロショックリーダー6ポンド
- その他:メジャークラフトファーストキャストランディングセット、ワニグリップ、ダイワ活かし水汲みバケツ
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