こんにちは、jomoです。
中古釣具店のタックルベリーを初めて利用したので、体験談と思ったことをシェアします。店員さんの助けもあり、良さげな竿が買えましたよ!箱が付属しない竿を買うときは、穂先ガードを持参すると安心、ということも書いてきます。
「テンヤスミイカ竿」を買うことに
この冬、テンヤを使ったスミイカ釣りに初挑戦することにしました。ORETSURIの平田さんがここやここでやけに熱っぽく書いている、東京湾の伝統釣法ですね。
以前記事にした通り、私はスッテやエギというルアーでスミイカ釣りを楽しんでいますが、そろそろこの釣りの源流に触れてみようかと思ったわけです。
中ノ瀬などの浅場の場合、スッテ釣法で使っているカワハギ竿でもやれないことはないようなのですが、「道具をそろえるのも楽しみの1つかなー」と思い、テンヤスミイカ専用竿の購入を決めました。
もちろん、スミイカテンヤも買いましたよ。
テンヤスミイカ竿は、揺れる船上でテンヤを安定的にしゃくることができ、かつ太い針でスミイカをフッキング可能な「長くて硬い」マッチョな竿です。その特性からおそらく、他の釣物には不向き。
2万円前後はする新品の竿を買ってしまったあげく「テンヤスミイカ釣りは自分には合わないな」となったら、目も当てられません。物干し竿として使うしかないかな…
ということで、まずは安価な竿で試してみたいと考え、中古品を購入することに決めました。
タックルベリーの「状態ランク」について
タックルベリーでは、商品の状態をランク分けしています。同社の販売サイト「ベリーネット」で中古のテンヤスミイカ竿を検索すると、10品ほど出てきました。私が狙ったスミイカ竿のランクは「B+」。同社ウェブサイトによると、「ブランク、グリップ、リールシート、ガイドラッピング等に目立つ傷が多少あるもの」ということです。
「B+」は中央あたりのランク(出典:ベリーネット)
店員さんに相談すると良し
ベリーネットには商品の写真も掲載されているのですが、微細な傷やスレなどはよく見えません。
そこで実店舗を訪れ、店員さんにその旨を伝えると、在庫のある店舗に問い合わせの電話を入れてくれました。
結果、「B+ではあるが、第1ガイドのつけ根にごくわずかなヒビがあるだけで、使っているうちにガイドが緩むようなものではないと思う」とのこと。
こういっていただけると安心できますよねー。その場で取り寄せをお願いしました。足を運んでよかった!
品質は問題なさそうなので購入!
2日後、商品到着の電話を受け、早速店舗を訪問。店内では実際に竿を手に取り、詳細に確認することができます。第1ガイドのつけ根のひびは、こんなものでした(赤丸部分)。
分かりますかねー?かなり目を凝らさなければ見えません。
ヒビというより、初期の軽い塗装不良のような気が。他のガイドやブランク、リールシートなどには問題はなさそうです。ここら辺は中古品ということもあり、素人ながらもかなり念入りにチェックしました。店員さんもしっかりとつき合ってくれます。
とくに問題もなさそうですので、購入を決めました。お値段税別3,957円+店舗間送料935円。テンヤスミイカ竿は新品を買う場合、TAKAMIYA製「伝衛門丸 舷天 SUMIIKA-SP」がおそらく最も安価で、小売価格は約1万円。
それと比較しても、ずいぶんとお得に専用竿をゲットできたことになります。
これが購入した「夢幻海スミイカ」。おっさんアングラーの郷愁を誘うRYOBI製。
中古竿を買うときは「穂先ガード」があったほうがいいね
今回買った竿に、箱は付属していません。タックルベリーの長細い竿用のビニール袋に入れた状態で、持ち帰ることになります。
この状態で渡されます
ちょうど時刻は退勤ラッシュ。乗るべき電車はすし詰めまではいかずとも、隣の人と肩が触れるかどうか、という状況です。竿を持ったまま乗るのは、他の人に迷惑をかけないよう、そして穂先に負担がかからないよう、とても気を使いました。
テンヤスミイカ竿という太く硬い穂先ですら、かなりのドキドキ感。カワハギなどフィネスを追い求める最新の竿でしたら、なおさら気になると思います。
この時間に持ち帰らざるをえない場合、「穂先ガード」を持参し、装着した状態でビニール袋に入れてもらうとよいと思いました。
こんな感じにした上で包装してもらうと安心だろうなー
なかなかいいぞ、タックルベリー
まだ実戦投入をしていないので何ともいえないのですが、手に取ってみた感じの品質と価格のバランス、そして店員さんの対応には満足。
タックルベリーは購入先の候補に入れていこう、と感じました。
テンヤでスミイカ、釣れますように!
寄稿者
jomo
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