まるまつ海の研究所×ORETSURI
横須賀・大津港まるまつ丸主宰の「まるまつ海の研究所」と、あしたの釣りをもっとワクワクさせるメディア「ORETSURI」の連携企画です。
みなさん、こんにちは!まるまつ海の研究所です。
ハンドメイド手ビシでアジを釣る
ビシアジをやるときに竿を使わないで手釣りで行うこと。それが「手ビシ」。
手ビシでアジが釣れることは以前の記事で経験済みでした。
今回は、2名で出船して「30年選手の手ビシ」と「DIY百均手ビシ」で比較していろいろと検証してみたいと思います。
初号機深場バージョンをセット。
朝一は風速4mの予報でしたが、体感は風速5m以上。。
風がおさまるまでの間に、先月から始まった海苔作業や準備を終えて、11:30頃に出港です。
この日は予定があり、13:00には沖上がりしないといけないため、近場から様子をみてみます。
排水溝口前
まずは排水口前へ。
風もあり、ボートがこの辺りに固まっているのか、はたまた釣れているのか。
近くに常連のお客様が浮かんでいらっしゃったので、近寄って声をかけてみました。
筆者:「釣れてますかー?」
お客様:「もうクーラーいっぱいだよー」
筆者:「マジですか!?じゃあ少し近くでやらせてもらいます!」
お客様:「もう止まったけどね」
むーん、時間もないし、魚信があったということは、運が良ければやる気のあるアジが残っているかもしれないと思いやってみます。
同乗者が使用している30年選手の手ビシは、ハンドル付き。
仕掛けを落とすと、糸巻き部分がベイトリールのようにクルクルとまわり仕掛けを投入できます。
筆者もDIY百均手ビシを、手首で人力クルクルしながら投入。
着底から、1m程度ビシを巻き上げて、フリフリ。
イワシミンチ煙幕の中に仕掛けを馴染ませるイメージで1.5m程度巻き上げ。
・・・
アタリがないので、もう一度ビシを着底させ、同じ要領で繰り返します。
・・・
異常なし!汗
コマセが効いてくるまで様子を見ようと思い、もう一投だけ。
・・・
異常なし!
ここでは準備も含めて10分程度でポイントを見切ります。
時間に限りがあるので根っこだけピンポイントで攻めたくて移動!!
武山出し手前
続いてやってきたのは、武山出しの手前付近。
起伏が少し激しいところで、根だけを攻めてみます。
ここは好反応!
第一投目からピクピクっとアタリがあり、若干の抵抗がありながらあがってきたのは10cmほどの豆アジでした。
その後、同乗者の大きめのアタリがあったものの巻き上げ途中にアンカーロープと絡んでしまい無念のフックアウト。
筆者にも着底後の一連の動作のあと、すぐにアタリが!
慎重に手繰り寄せますが、これが引くこと引くこと。
はい!30cm越えのナイスアジ!!
そこから、1投1匹ペースになり、30分ほどで8匹のナイスアジをゲットしました!
まとめ
今回感じたことは、やはり根の周りにピンポイントで入れれば、短時間でも大アジは釣れるということ。運もありますが。
風や潮の影響でアンカリングは難しいと思いますが、釣果を伸ばすのに一番大切なことですので、ぜひ山立やGPSなどを使ってポイントを決め込んでみてください。
また、手ビシは竿よりダイレクトに手元にアタリが届きます。
ぼーとしていると、目が覚めるくらいびっくりします。
ファイト中は、大アジサイズがかかると、初めは根がかったのか?潮に流されてるから引くのか?と勘違いするほど、重たく激しく引きます。
焦らずゆっくり手繰ってください。
アジ釣りでバラシの多いのが取込時の船べり。
竿と違って手ビシだとストロークが短く、竿を寝かしたり置いたりする動作がないので、バラシは少ない気がします。
この日も冒頭、無念のフックアウト1回だけでその他にバラシはありませんでした!
最後に、DIY百均手ビシですがシブイトと違って水糸には張りがない為か、巻き上げの途中で絡んでしまいました。。
これは改良の予知、または糸だけ考えた方が良さそうですね。
ボートの補助装置を製作中
記事内の写真に写り込んでいましたが、エレキモーターとアウトリガー使ったボートの補助装置を鋭意制作中です!
すでに沖で目撃されている方もいらっしゃると思いますが、11月中頃までにリリースできるように絶賛調整しております。
推進力も向上し、横波の揺れにも強い気がしますので、機会がありましたらぜひレンタルしてみてください^ ^
ビシを置くのにちょうどいいスペースも(笑)
それでは、またお会いしましょう!
▼釣行データ
2020/10/22(Thu)11:30 – 13:00
曇天 風/北4m 波高/0.5m 中潮
書き手
横須賀・大津港まるまつ丸(まるまつ海の研究所)
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