どうも平田です。
船釣りの道糸では安価なシマノのタナトル4か、8をつかっています。
8本編をつかうときは、より飛距離を伸ばしたかったり、潮受けを避けたいときですね。
深場のタチウオ、カワハギ、スミイカなどなど。
そんなタナトル8なんですが、Amazonで買う用にしていあmす。
PEラインはリアル店舗で買うより、断然Amazonで購入したほうが割安のことが多いんですね。
が、在庫がないこともあるというわけです。
もしくは、比較的値段高めのときがあるので、代替品としていろいろ探っていました。
最近では以下のPEラインをつかってみました。
今回は、タナトル8代替品として同じくシマノのピットブル8の使用感を紹介します。
ピットブル8について
ピットブル8は、原糸が「IZANAS」で着色はスーパーブルーとライムグリーンの2種類。
混同しやすいんですが、「ピットブル 8+」という強化版があります。
ピットブル 8+で強化されている点は、以下の通り。
- ヒートシンクコーティング(特殊シリコン樹脂加工):熱伝導率が低く、耐熱性に優れている
- TOUGH CROSS 2の採用:垂直にテンションをかけながら製造されいて、繊維が均一=ほぐれにくい
- カラーリングが異なる。マルチカラーとトレーサブルピンク
価格については、ピットブル8より数百円高価です。
(Amazonでは価格の逆転現象もみられる)
ピットブル8とタナトル8って何が違うの?
ということで、Amazonで注文したタナトル8がこちらです。
スーパーブルーというカラー名ですが、たしかに超ブルーですね!
タナトルと原糸もIZANASと一緒で、直線強度も一緒です。
が、ぱっと触った感で、もしかしてピットブルのほうがハリがあるんじゃないかと思ったんです。
で、念のためシマノに問い合わせてみたら「弊社のピットブル8、タナトル8両製品はカラーマーキングの差のみで、性能の違いはございません。」とご丁寧に回答いただきました。
なーるほど。わたしの錯覚でした。
これ、検索すると一般のユーザーの声が出てくるんですが、一応公式に聞いておきたかった次第です。
ピットブル8の使用感
もともとタナトル8を買おうとしていたんで、ピットブル8も色以外はタナトルと同じとわかれば、安心です。
ハリ・コシ・カラーの落ち具合・強度・ほつれやすさ・耐摩耗性等も一緒ということですからね。
前回、ピットブル12でトラブルが連発したので、さらに固く巻くことに。
PEラインをリールに巻く前に、水にしばらくつけておきます。
こうすると、乾燥させて巻くよりしっかり巻けます。
左のナットは2つはめるのが正しいです
その後、高速リサイクラーでかなり強めのテンションをかけて巻いていく。
はい、巻けました。
オシアコンクエストのゴールドカラーに青。
このとりあわせは、どことなくダイワの15ミリオネア バサラっぽい気もするんですが、これはこれで案外すがすがしくてよいですね。
水につけてから巻くとこのように泡がでます。
コーティング由来なんでしょうか。それとも単に繊維の編みから生まれる発泡なのか。
まーどうでもいいですね。
リーダーは、フロロ4号です。
ここ1番の釣りで、シーガー グランドマックスFXをつかうようになってしばらく経ちました。
グランドマックスFXもAmazonで購入するのが最安値じゃないかなと思ってます。
釣具店で買うと数百円高いんですよね。
個人系の安値で勝負している釣具店だと同じぐらいの価格帯です。
ということで無事準備完了。
さて、実釣です。
といっても、いつも使っているタナトル8と同じなので、使用感はまー一緒でした。
大きな違いは、カラーですね。
スーパーブルーがくせ者です。
もともと、人間的な観点(釣り人視点)から魚に見えにくいかも的な位置づけで販売されている色だと思います。
これが澄潮の東京湾や晴れた空と一体化してかなり見づらい。
自分がテンヤを飛んだところはわかるんですが、隣に座る釣り人からは海や空と一体化して見づらいということがわかりました。
テンヤスミイカやスッテスミイカではキャストをするのが基本。
そういう釣りでは、「他の人から自分のラインが視認されづらい」というのは、クロスキャストされてしまう原因になってしまいます。
これは、キャスティング系のルアー釣りも同じでしょう。
ピットブル12で経験しているんですが、蛍光グリーンなら比較的見やすいので、意図せぬクロスキャスト対策にはそちらをおすすめします。
もともと、水深マーカー付きのラインって、人間にとっても継ぎ目の白色が視認しやすいというメリットもあります。
一方で、その白色はフグなど歯が強い魚に噛み切られて高切れする原因になるともいわれています。
実際テンヤスミイカでもフグによるバイトと思われるシーンで高切れしたことが数度あります。
そのあたりが気になっている人は、単色ラインでもよいのかもしれません。
マルチカラーのPEラインよりやや安価という傾向があるのもメリットです。
さて、釣果は6杯。
西風が強いなか、右舷ミヨシ2番からミヨシ側にキャストするシーンも多かったですが、バックラッシュは0回でした。
これならバレなそうなフッキング
ちなみに、よくAmazonのレビュー等にある色落ち云々については、ごくフツーに色落ちします。
むしろ、PEラインは色をつけているんだから、色落ちするのが当たり前だとおもっているんでまったく気にしません。
まとめ
今回は、シマノのピットブル8の使用感を紹介しました。
まとめると以下の通り。
- ピットブルはタナトルとカラーリング以外は一緒のもの
- ピットブル8+は性能強化版
- ピットブル8のスーパーブルーはクロスキャストされてしまう原因になるので注意
以上、PEラインを買うときの参考にしてもらえればと思います。
ではでは。
平田(@tsuyoshi_hirata)
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