どうも平田です。
今回はクレハ「シーガーPE X8」の使用感を紹介します。
クレハについて
シーガーハリスは信頼の塊
クレハ(クレハ合繊株式会社)といえば高品質を追求するメーカーで、「シーガーシリーズ」が特に釣り人の信頼を集めています。
フロロカーボンラインの原料から開発しているとあって、ハリスやショックリーダーのラインナップが中心。
さらに、PEラインも販売しているんですよね。
<クレハのPEライン>
- シーガー PEX8
- シーガー PEX8 ルアーエディション
- シーガー PEX4 ルアーエディション
- シーガー マルティア
- シーガー R18 完全シーバス ステルスグレー
- シーガー R18 完全シーバス フラッシュグリーン
「シーガーPE X8」を購入するにいたったきっかけ
もともと船用PE(マルチカラー)の8本編は、シマノのタナトル8が安価だったのでずっと購入していたんですね。
釣り糸って消耗品で、とりたててトラブルがないと、同じものをずっと買う傾向にある気がします。
そういえば、タナトル8ってリアル釣具店で購入するよりAmazonで購入したほうが数百円安いわけですよ。
年間4回巻き替える人であれば2,000円ぐらい変わるので、チリツモ的に大きいですね。
Amazonプライム商品であれば送料無で翌日届きますしね。
そんなタナトル8がこのところ割高になってきましてね。
では、下のグラフをみてください。
▼タナトル8の値動き(Amazon)
右端、10月末から一気に2,000円台になったんですね。
ずっと1,800~1,900円程度だったのが200円ほど売価が高くなったんです。
たかが200円。されど200円。
800円のラーメンや定食までは気軽に食べるんだけど、1000円になると品質をちょっと考えようになるのと一緒です。
で、代替として船で使用できる8本編のPE1.5号を探していたところ、「シーガーPE X8」に行き当たったのです。
2021-11-26現在、「シーガーPE X8」は1.5号200mで1,712円で購入できます。
むかし使ったことがあるんだけど、特に印象はなかったんですね。「シーガーPE X8」は。
値段もそうですが、メーカーによる位置づけも、以下の通り。
【バリュープライス】コストパフォーマンスを徹底追求。
コスパ徹底追求モデルなわけです。
実釣でシーガーPE X8をつかってみた
ってことでさっそく翌日Amazonから届きました。
最大強力と平均強力を合わせて表記しているのはメーカーとしての誠実さを感じますね。
タナトル8・1.5号最大強力は31.7lb.( 14.4kg)なのですが実際は最大強力なんて出ないのでまー参考値ということで。
原糸はIZANAS。これはタナトル8と一緒です。
ボビンは透明なので糸の残量が見やすい仕様。
線維は8本編とあって、滑らか。
ハリとしなやかさのバランスはよさげです。
下巻をいれて、オシアコンクエストに1.5号を200m巻きました。
今回はテンヤスミイカで使用するため、いつものようにシーガーグランドマックスFX4号を先糸にし、ノットを組んでアロンアルファ「釣名人」で固定。
これでノットがズレたりすっぽ抜けるということはほぼありませんし、ガイド抜けもよくなります。
ソフトに固まるのがいいですねー。
釣行前に「 PEにシュッ!」を吹いておきスタンバイOK。
ちなみにフッ素コートスプレーやシリコンスプレー(無溶剤タイプ)をリーダーを組む前に吹くと、結びづらくなったり結びが抜けやすくなるので注意。
いい朝陽ですね。
シャコがしっかりつけられると釣れる感がある釣りです。
結果は8杯。
肝心の「シーガーPE X8」の使用感は以下の通り。
- トラブル有無:エアノットは0、バックラッシュはかなり軽微なものがすこしでた程度
- 色落ち:それほど気にならず。個人的にはPEラインは色落ちするものと考えているのであまり重視していない
- 飛距離:他の8本編同等、4本編よりは10%程度飛距離が出るような印象
全体的に見て、価格の割にしっかり使えるラインだなーという感想です。
まとめ
マーカー付きの8本編ラインでタナトル8の値段が高止まりしているときは、「シーガーPE X8」も問題なく使用できるということがわかりました。
信頼のクレハなので、あたりまえといえば当たり前ですね。
尚、オシアコンクエスト200HGなどPE2号200mキャパのリールには少なめに下巻してから1.5号を200m巻くことでトラブルも減るはずです。
▼オシアコンクエスト200HGに1.5号を200m巻く場合は、PE2号を50m下巻に巻く必要があるのですが、これを30~35m程度におさえておきます。
▼実際の釣行動画はこちら
平田(@tsuyoshi_hirata)