3日目。この日は、元町港で釣りをしてから岡田港へ偵察してみました。
元町港でぶっこみ釣り
あてどなくぶっこみ釣りをして気長に待ってみます。エサは冷凍キビナゴなのですが、キビナゴはほんと身が弱いのでソフトに投げないと一投ごとにただの餌付けになってしまいます。
それにしても、なんもアタリがないなと、リールを巻いてくると、
ウツボ球、またの名をウツボ―ルが釣れていました。。。竿が硬すぎるので、この程度ではアタリもわかりません。。
しかも、ハリスに三つの結び目が。。。ウツボは、針がかりするとデスロールとか言われる回転技を繰り出すのでこのようにハリスに結び目ができてしまったりします。水中でのシーンを想像するとなかなかなもんですね。
その後、アタリはないもののリールを巻き上げてみると、キビナゴぷっつんです。十中八九ウツボの仕業ながらも、もしかして、マハタかも、クエかも、などと幻想をいただいて元町港からは移動することに。
岡田港
レンタカーを前日返却してしまったので、バスで岡田港へ移動。釣り具をもってバス移動すると、女性の運転手さんから、「コマセないですよね?」と聞かれます。もってなかったので無事移動。
客船ターミナルでふるまいアラ汁が。もちろんいただきます。
この赤い身は、キンメダイでは!体にしみる味です。
その脇では、炙りクサヤのサービスが。久しぶりに食べたものの臭豆腐そっくりですね。。。
これが、伊豆大島のゆるキャラあんこ猫だそうです。けっこうシュールですね。
昼飯は島寿司を。寿司酢が多すぎたのかシャリがしゃばしゃばしていたかなと思いながらもお腹がへっていたので旨かったです。島寿司はメダイやブダイの切り身を島醬油に漬け込んだヅケを寿司にしたものです。伊豆七島ではよく出てくる名物。
伊豆大島海洋国際高校の卒業生と在校生&そのご家族とのこと。なんだかいいシーンです。
岡田港で釣り
大型客船が出航したあとに、釣りをはじめてみます。
んー季節柄、魚影が少ないですね。それでも元町港よりは多いようです。この岡田港は基本的に砂底ですが、突端部のみ敷石が入っています。
北の工作員、キタマクラ―。全日本堤防で釣れてうれしくないランキング堂々の1位を毎年飾っている実力者です。。。
飽きた&魚いないんじゃないのという猜疑心が最高潮に高まったため、水中カメラを落とし込んでみます。リコーの防水アクションカメラWG-M1がAmazonで12800円だったので買っておいたのです。後継機も出ているのでお得価格ですね。
このカメラは水中用のレンズカバーをかぶせてしまえばそのまま水中10メートルまで潜れる優れものです。このときとった動画は以下の通り。
まず岡田港堤防先端手前。キタマクラ、タカノハダイ、チョウチョウウオ、ミノカサゴあたりが映っています。ミノカサゴを発見できますか?
次に、岡田港堤防先端角。
ここは潮が速くて、底に敷石が崩れたものが沈んでいるため、あやうく新品のカメラが沈没するところでした。。。
岡田港夕まずめ
岡田港ではメジナの40㎝程度が1匹、30㎝ぐらいのが数匹あがっていたようです。夜になると、伊豆大島全域の堤防ではヤリイカが釣れるようで、エギに鶏肉やキビナゴを巻いて釣っている方がいたようですが、目の前ではヒットが見られず。
え?わたしの釣果ですか?みなまで聞かないでください。バスの最終がはやいので、早々に納竿としましたよ(`・ω・´)
最終日
この日は平日だったので、見ての通り閑散とした元町港です。
猫も余裕で、歩道の真ん中を陣取っております。
出航地の岡田港へバス移動。釣り具をもっていたので、今度は男性のドライバーから再度、
「コマセないよね?荷物はそこおいて。」
と、念押しされます。過去によからぬことがあったのでしょうね。。。
出船まで1時間程度釣りをしてみます、が、釣れず。雨もふってきました。。。
昨夜のヤリイカフィーバーの跡なのでしょう、墨跡がかなりついています。
帰りの船
帰りはこのジェット船で。
島島弁当という、べっこうずしがシンプルで旨いんですよ。山椒をかけたり、レモン生姜が薬味でうまかったり。
今回の遠征まとめ
そろそろ今回のまとめに入ります。
まず、椿祭りの頃合い(低水温期)の伊豆大島の堤防釣りは、以下の魚介類しかほぼ釣れないのだと思います。
<低水温期の伊豆大島の堤防で釣れる魚介類>
キタマクラ、メジナ、ブダイ、ウツボ、ヤリイカ
アジとかイワシとかサバなどまーったくご不在でした。どのぐらい釣れないかというとこのシリーズはVol.4まで書こうとしたものの、もはや書くことがなくなり、Vol.3も強引にひねり出した感があるというところからお察しください。。。
まわりでもまーったく釣れていませんでした。根魚ならと、カサゴなどを狙おうとサンマの切り身を投げた日にはウツボフィーバーです。テトラの穴釣りはしていないので、そこはまだ可能性があるかもしれません。
ということで、このなかでも一般的に釣れてうれしい魚といえば、メジナとかヤリイカあたりなので、このあたりを狙って道具を組んで臨むとよいのではないかと思います。
また青物は、タイミングによっては釣れるようですが、外洋が絡んだ磯場等のほうがよさそうです。
また4月に伊豆大島へ行く予定があるので、またレポートしますね。
ではでは