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ゴールデンウィークに6回連続でLTアジ釣行をしてみてわかったこと

ゴールデンウィークは世間では10連休。このうち6日間東京湾のLTアジ釣行に通った男がいる。

誰だ。

わたしだ。

どんだけアジ釣りが好きなんだよ。と思う人がいるかもしれないが、そうではないんだ。

純粋にアジ釣りがしたかったかというわけではなく、ORETSURIという釣りメディアを運営して情報発信するだけでなく、釣りを楽しむ人を増やしたいなーと思い連休中に船釣り入門講座を開いていたのだ。

実家に帰ってブラックバス&ライギョ釣りとエリアトラウトでもいこうかなとおもっていたものの、結果的に全6回すべてLTアジ船。令和初日はマゴチ釣り

それにしてもアジばかりで飽きるだろうなーと思っていたが、毎回発見があったので紹介したい。

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ゴールデンウィーク期間中の全体釣果と傾向

  • 4月28日(小潮):参加者6人 アジ50尾程度
  • 4月29日(長潮):参加者6人 アジ80尾程度+ムシガレイ(カレイ)+カサゴ
  • 4月30日(若潮):参加者4人 アジ100尾程度(全長25cm以上の良型が多かった)
  • 5月3日  (中潮):参加者6人 アジ60尾程度+イシモチ+真鯛
  • 5月4日  (大潮):参加者5人 アジ8尾程度+イシモチ+カタクチイワシ
  • 5月6日  (大潮):参加者7人 アジ60尾程度+イシモチ+ヒラメ+ホウボウ+ムシガレイ+カタクチイワシ

合計34人(14人が子供)

釣り船は全6回金沢八景の一之瀬丸さんにお世話になった。

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毎年GWはアジの食いが鈍るが今年は全体的に釣れていた

マアジの口はこのように餌を吸い込みます。の図

まず毎年ゴールデンウィークは連休前に釣れ盛っていたマアジの反応が鈍る傾向にある。

が、2019年はそうでもなく全体的に釣れ続けていた。

ゴールデンウィーク期間にアジが釣れにくくなる理由の仮説としては、2つある。

  • 初夏の産卵シーズンに入るため抱卵や白子が発達し餌を食い渋る個体が増えてくるから
  • 釣り客が多すぎてアジが常に満腹状態

毎回さばいて腹の中を確認していたものの、全体的に抱卵個体は数尾だったので、今年はまだアジが産卵モードではなく釣れているのかもしれない。

もう一つの仮説。ゴールデンウィーク期間は秋のシルバーウィークと合わせて年間でもっとも釣り客が集まるため、連日のコマセ攻撃によりアジが常に満腹状態なのではないかというのがある。

人が毎日松屋や吉牛の牛丼を食べていると嫌気がさすのといっしょで、主要ポイントに居着いているアジもイワシミンチにあきるのかもしれない。

もしこの「イワシミンチに飽きた件について」というのが釣れない理由の場合は、アミエビを使ったり主要ポイント以外でアジを探すという船長の腕が必要なのかもしれない。

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潮とアジの食いの関係

前述の釣果をみてもらうとわかるが、大潮だからといってアジが釣れるというわけではなく、潮が動いていないから釣れないというわけでもない。

連日観察していると、

  • まだその日釣り船が入っていないポイントのアジは活性が高い
  • コマセを撒いているうちにどこからか群れが差してくるとアタリが連発する

というのがわかる。

連休で釣りをしていたポイントは八景沖~本牧・レインボーブリッジ内側であったが、八景沖でもやや沖目の大型がでるポイントは大潮だと40号ビシで底立ちしづらく、PEラインが潮で飛びがちで、タナとりが難しくなる。

初心者の場合、まずタナとりできないしオマツリが同時多発的に連発する。

またおそらく、コマセも仕掛け部分からあっという間に流されていくことが想定されて、つけエサで喰わせる難易度が上がるような気がする。

大潮の釣行日では沖目に行く前に、湾入り口の浅場で一通り練習してからという配慮があった。たしかにいきなり沖にいったら釣りにならなかったのだろう。

大サバがごくまれに混じるが・・・

釣れたマサバ

こちらは過去に釣った中サバ。夏・秋のほうが大サバは狙いやすい

大サバと呼ばれる個体は、様々な要因で年々数を減らしているのか、まだ時期が早いのかわからないがほとんど釣れていなかった。

唯一、5月4日だけ、隣の釣り座の社会人2年目の男性が「手首が痛い」と言いながら貸し竿のチタノスをかりかり巻いてきたら、40cm強のマサバがオマツリしながら上がってきたものの口切れしてバレた。

毎年恒例ながら、ムシガレイが釣れていた

肉厚なムシガレイ。むしろアジよりうれしい一枚

ムシガレイは秋から冬場はアマダイやイトヨリダイが釣れるような水深50~100mでゲストとして釣れるが、5月前後は産卵のため浅場に差してくるのか水深20m前後のラインでちらほら釣れるようになる。

唐揚げやムニエルにするとかなりうまいので釣りたいと思ったが、わたしにはヒットしなかった。6回の釣行中2回釣れていて、1回は一荷で釣れていた。

ムシガレイはイソメを好む傾向にあるので、もし釣りたい人はやや長めにアオイソメをつけて底上2m以内にビシをおいて誘うとよいと思う。

どちらかというと、タナとりが不十分で結果的にビシが底上気味を漂っている初心者のほうが釣れるような気もする。

ムシガレイは本当に残念な魚なのか?ムニエルと唐揚げで検証してみた

2018.05.13

マダイもまれにアジ船で釣れる。釣り座はトモ

使い古したアジ仕掛けのハリス2号だと冷や冷や

アジ釣りで真鯛を釣るのはなかなか難しい。

アミエビでなくイワシミンチでも真鯛は船の近くによってはくるものの、ビシが底上で上下して乱立するエリアは避けて潮下のはじにいる気がする。

ライトビシアジの仕掛けはハリスが2mもしくは1.8mなので、この警戒しながら距離をたもってコマセを食んでいる真鯛を釣るのは難しそうだ。

今回の連休中に真鯛を釣った参加者はトモに座って、潮下にあたる船尾側に仕掛けを流していたので、たまたま食べたのかもしれない。餌はアオイソメ。

アジ船でも、一番潮下の釣り座に入れた場合は、長めのハリスで仕掛けを流してみると赤いやつが釣れることがあるのかもしれない。

5月4日に釣れなかった理由

悲しみのベイブリッジがこちらです

5月4日は唯一ボウズの参加者が出てしまった日だった。

これは以下の条件があった

  • そもそもアジの活性がシブかった
  • まず大潮だったので湾入り口(SUMITOMO近く)で1時間ほどなれる必要があった
  • 八景沖に出たもののアタリがまったく出なかった
  • 僚船の釣況からか、八景からレインボーブリッジ内側まで移動したので往復で1時間ほど移動時間がかかった
  • 最後のポイント(太田屋のアジ船がコンスタントに釣っていた)でアタリがでてきたものの、落雷が見え、降雨の可能性があったので20分ほどしか釣りができなかった

船長が一番つらかったと思う。

沖上がり前に女性スタッフが、常連さんに声掛けしてくれてアジとイシモチを確保してくれたのと、お土産のアジの干物があったので、ホッとした。有難い。

船長が随時アナウンスしてくれると安心

デカイシモチも釣れていた。一瞬大ニベの幼魚かと思った

5月6日も大潮。この日は1艘別船で出船させてくれたものの、釣り初心者にはかなり難しい釣りだった。

わたし以外の7人は当然初心者だったので、底立ちが的確にとれない。すると、ビシが底上から吹きあがり速い潮であっという間に流れしまう。

こうなると、いくら船長がアジの魚影の上に船をつけても、コマセがうまくまけないのでアジが抜けてしまう。また、潮も速いので、この潮にのって魚もかなりの速度で移動していたのかもしれない。

とはいっても、この日はかなり船長が状況と対策アナウンスをしていたので、中盤から後半にアタリが的確にでるようなって、釣れ続いて釣果に恵まれた。

はじめての船釣りの場合、LTアジでは大潮の釣行はさけたほうがいいのかもしれない。そう思った。

初心者に竿を貸すときはフロロの先糸をつけたほうがトラブルレス

足元で黄アジがわんさか泳いでいる幸せ

船宿のレンタルタックルは効率面から基本的に天秤がPEラインで直結されているが、腰のないPEラインは穂先とレベルワインダー(旧型チタノスの構造上の欠陥)に絡んでトラブルが発生しやすい

もし船釣り初心者と釣りにいくときは釣り物によらずフロロカーボンの5号以上の先糸を3mぐらいつけておくと無用なトラブルも減少するだろうなと思った。

未就学児は親と一緒に1本の竿で釣りをしたほうが楽しめるかも

5歳ぐらいだとライトタックルでも巻き上げが一苦労

この船釣り体験では、親子連れの参加が多い。

お子さんがいる親御さんは、何歳から釣り船に乗れるのかとしらべたりするかもしれないが、未就学児でも東京湾の観音崎手前の釣り場は全く問題ないと思う。

一方、小学生未満の子供が一人で一本の竿をもって釣りをするのは難しいという点は覚えておきたい。子供は自分で釣りたいと主張するが、どうしてもレンタルタックルの重めのタックルは腕力が乏しい子供では扱えない。

筆者のライトゲームBB H190とゲンプウというかなり軽めの構成でも、巻き上げるのが大変だったりするので、小学1、2年生ぐらいになるまでは、親と一緒の竿で楽しんだほうがトラブルも少なく楽しめるような気がする。

船宿に連続して通うと顔を覚えてもらえるという話

ヒラメとホウボウをつった参加者も。ヒラメを釣ったのは船釣り初体験の子供ちゃん

これは余談だが、連続して6日、いやマゴチ釣行をいれると7日も同じ船宿に通うと、さすがに顔を覚えてもらえるので、船宿関係者側からにこやかに挨拶してくれたりする。その日や前後の釣況だったり、いろいろとヒントが転がっているので、特定の船宿で釣果を上げるためにはきっと重要なポイントなのだろう。

釣り人と船宿の相性というのはどうしてもあると思うが、特にトラブルがなければ同じ船宿に通ってみるというのは、お互いに良好な関係を築くのに必要なのかもなーと。

それと、営業でもそうだが、長期間でコンスタントに通うよりは、短期間で毎週のように連続釣行したほうが効果があるのかもしれない

まとめ

やっぱりアジはたくさん釣りたいもんですよね

以上が連休中のLTアジ連続釣行での気づき。

毎回いろいろな出会いや発見があって、飽きず楽しめた。正直いってアジ釣りは誰でも釣れるしなー。そんな腕は関係ないだろと思いがちではあったが、さらにアジ釣りの奥深さに気づかされた。

それと、連休中4回船宿でお声をかけていただき、ORETSURIステッカーをプレゼントできた。もし読者のみなさんも出会ったときはお気軽にお声掛けください。ステッカーを差し上げるのでどんどん貼ってね。

ではでは。

平田(@tsuyoshi_hirata

お世話になった船宿

金沢八景・一之瀬丸

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ABOUTこの記事をかいた人

平田 剛士

ORETSURI編集長。釣り歴30年ぐらい。いつの間にか釣りメディアをはじめていたもので人生不思議だなーと思っている今日この頃。 口癖は「釣りはいいよねー」