アマダイの中華粥をつくってみた

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アマダイの中華粥
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みなさんは、勢いよく釣った魚を焼き魚にしたものの食べきれないときがないだろうか。

そんなときは身をほぐしてお茶漬けにするのもいいが、中華粥にするとがらっと料理の国境をぬけることができる。

これは、アマダイの若狭焼き。36センチともなるとかなりボリュームがある。

そんでもって、この日のわたしは案の定食べきれずということにあいなり、半身を冷蔵庫で保存しておいた。

目次

アマダイの中華粥を作る

このアマダイの半身をざっくり刻んでおく。若狭焼きだから鱗があるため包丁が通りづらい。

もうキッチンバサミをつかってもよいかもしれない。

次に、市販の中華だしと少々のみりんを入れた鍋で野菜を煮る。

たまねぎ、とまと、しいたけ、にんじん。

ここに刻んだアマダイを入れる。

オイスターソースで旨みの隙間をうめよう。オイスターソースは存在自体がチートみたいなものなので、入れればなんでもうまくなる。やっつけ料理にはうってつけだ。

あ、そうそう。

乾燥なつめをいれるとほんのり甘みと酸味が加わり、見た目もすこし薬膳っぽくなる。

米はレンチンしたものでよい。

あまり入れすぎると水分を多く吸い込んで、米が膨張して、こんなにつくるはずじゃなかったのに現象に直面すること多い。ここは、スープの量にもよるが茶碗にかるく1膳分ぐらいがいいと思う。

水溶き片栗粉をごく少量入れよう(少しずつ入れて粘りの様子をみる)

片栗粉をいれなくても、コメのでんぷん質でスープにとろみが加わるものの、見た目の良さと口当たりの良さがぐんと増すので、入れたほうがいい。

おー、いい塩梅のようだな。

ここで、五香粉(ウーシャンフェン)と黒胡椒で風味をたそう。

五香粉は中華調味料で、シナモン・八角・クローブ・花椒(中国の山椒)・陳皮(みかんの皮)などをブレンドしたスパイスだ。

これを入れると1発で中華風になるというお手軽なアイテムだ。

たとえばマヨネーズに五香粉を足すと、一気に『中国マヨネーズ』になる。これはスティック野菜や揚げた魚によく合う。

台湾あたりにいっても、この五香風味の食べ物が多い。

さらにしばらく火を入れ、スープを米が吸い込んだと判断したら万能ねぎを散らしてできあがりだ。

仕上げにごま油と中国製の豆ラー油をかけると見栄えも風味もよくなる。

味については、中華スープとオイスターソースを入れた時点でもう勝利が確定している。

スプーンですくって食べると、そこにアマダイの身がほろほろとはいっていて香ばしい。

片栗粉により器に盛ったあともしばらく熱さが継続するのだが、これをふーふー冷ましながら食べると五香粉とごま油が鼻に抜けてじつに旨い。

ああいいなこれ。

魚はなんでもよいと思う。アジの干物でもいいだろう。

見た目同様、消化にも良さそうで身体も温まるので、風邪をひいたときに誰かにつくってあげるのもまたよいだろう。

五香粉も漢方薬みたいなものなので、風邪の回復にもよい影響をもたらすはずだ(たぶん)

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